デビュー戦も安心!聞いて・見て・試して親子で納得のラン活2022
我らが昭和世代は迷いようがなくてむしろよかったな…と思ってしまうほど、様々な色やデザインで溢れる令和のランドセル。まだ年長さんの実感すらない時期から小学生を想像するなんて、ちょっと気持ちが追い付かないところもありますよね。まずは焦らず、実物を手に取ってプロのお話を伺うところから始めると良いのではないでしょうか。
本日はランドセルだけでなく見学会にも一家で大満足の黒川鞄さんをご紹介します。
今回お邪魔した銀座のショールーム。シックな入口から漂う伝統の落ち着いた雰囲気。人数を絞った予約制なのでこのような状況でも安心して伺えます。(内覧会は日本各地で行われているそうです。東京以外の方もぜひHPチェックしてみてくださいね)
圧巻なのは壁一面のランドセル!クラシックな黒と赤がずらりと並びますが、実は皮や質感、ステッチが少しずつ異なるひとつひとつ別のランドセルなんです。明らかに上質とわかる皮の光加減に、母ウットリ・・・。黒と赤、永遠のスタンダートであることに納得の美しさです。
老舗というと何となく「黒と赤しかないのでは?」と勝手に想像していましたが子供が好みそうな色もたくさんありました。次女(この春から年長:ラン活当事者)は一周見回して早速カラフルな色に瞬殺。やっぱり子供(特に女の子!)は見た目の鮮やかさ重視。娘たちが「あれも可愛い!」「これも可愛い!」と見て回るうちに母は一つ一つじっくり吟味タイム。
子どもの体のことを考えられた設計に安心!
我が家は長女が現役小学生(新小3)なので日々の生活を踏まえたポイントをいくつか。
まず親の着目ポイントとしては何といっても品質。皮の上質さだけでなく子供の持ちやすさ、機能性を考慮した作りは安心感があります。子供の背中に隙間なく馴染む「はばたく」シリーズは本当にピッタリ。
比較のため置かれていた一般のランドセルを試着したところ「こうやって、引っ張って歩いてる子いる~」と現役らしい実演&コメント。子供をおんぶするときの原理と一緒で、ピタッとくっついてると背負えるけど離れていると後ろに引っ張られて重くなる、アレです。
▲こちらは黒川鞄さんの『はばたく』ランドセル。
▲こちらは従来の”はばたかない”ランドセル。横から見ると違いがよく分かりますね。
ちなみに、小1でも中身がぎっしり詰まったランドセルは本当に重い!帰り道に「持って~」と渡されたとき(おもっ!!)と心の声が漏れそうになりました。小さな体で日々通学する後ろ姿を見ると、少しでも持ちやすく、体へのダメージを減らしてあげたいですよね。
他にも荷物かけが両方についていることや容量がたっぷり設計されていることなどは、ランチョンマットや上履き袋、体操着、図工の作品等々、なんでも引っかけたり突っ込んだりして通学する小学生の習性をよく理解されていらっしゃいます。
店員さんは「小学生あるある」や他社ランドセルの特徴などもよくご存じで、ちょっとした質問にも丁寧に答えてくださいました。「ランドセル愛」、いやそれを通した一人ひとりの成長を見守る「子供愛」を感じ、これぞ老舗スピリット!と密かに感動。「6年間サポート」は単純な修理保証でなく何かあった時の相談役を得るような心強さを感じます。
子供心も親心もつかんでくれるカラーリングが豊富!
さてもう一つよく聞くのは色問題。
ママ(特に女の子ママ)たちの心配事といえば、子供がパステル、蛍光カラー、フリフリなど派手なスタイルを選んで6年生になって飽きてしまったらどうしようというお悩み。あるあるです。そしてなんとかもう少し落ち着いた色に誘導したい母と見た目重視の娘のバトル…勃発。笑
次女も、鮮やかで明るいパステル紫のとりこに・・・
ただ頭ごなしに「こっちにしなさい!」と言っても自我が芽生えた5~6歳の攻略は難しいものですが、黒川鞄さんにはいろんな色、そして同じ色にも皮のバリエーションやステッチのアクセントがあり、王道カラーでも違った味わいが楽しめます。
一言に「赤」ではなく朱色味を赤の味わいの違い、質感の違い、ステッチの違いなどを一つずつ一緒に見比べることができ、全体の色自体でなく組み合わせでずいぶん印象が変わることを5歳の次女も理解してくれました。「これはどう?」「あっちも違って見えるけど何が違うのかな。」など、声掛けを工夫しながらお互いの納得する点を見つけ出せるのもよいですね。
(そしてすかさず店員さんからの「似合う~!!!」というナイス・アシストで、娘の満足感も急上昇↑↑笑)
ステッチの色でずいぶん雰囲気が変わりますね! ほかにもこんなカラーが。
夢溢れる小学生の希望をいっぱい詰め込んで相棒となってくれるランドセル。選ぶ時間から楽しんで納得いくラン活としたいですね。
Domanist
金子ゆり
2児(共に女児)の母。通信会社勤務。サンバを踊るほどにブラジルをこよなく愛し、ポルトガル語の教員免許をもつ。仕事の責任も増え、長女は小学生になり、時間に追われる毎日だが、〝笑顔だけは忘れずに〟をモットーに奮闘中!
IG:https://www.instagram.com/yurifonebrasil/
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