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2021.05.26

エアコンの掃除方法を徹底解説|部位別のお手入れ方法とコツは?

見た目がきれいなエアコンも、内部には意外と汚れがたまっています。汚れを放置しておくとさまざまなトラブルの原因になるため、定期的な掃除が必要です。自分でも簡単にできる掃除方法や、部位別のお手入れのコツを紹介します。

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【目次】
 ・汚れたエアコンを使い続けるとどうなる?
 ・自分で掃除をするメリットとデメリット
 ・掃除の前に準備しておくこと
 ・フィルターの掃除方法
 ・吹き出し口の掃除方法
 ・フィンやファンの掃除はどうする?
 ・エアコン室外機の掃除も必要
 ・エアコンを清潔に保つコツ

汚れたエアコンを使い続けるとどうなる?

エアコンを快適に使うなら、定期的な清掃が欠かせません。汚れたまま使い続けた場合、どのようなことが起こるのでしょうか。

エアコン 掃除

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・カビや雑菌が繁殖する

空気を温めたり冷やしたりするエアコンの内部は、結露が発生しやすい環境です。汚れを放置すると、水分とホコリを栄養とするカビや雑菌が発生します。

エアコンから吐き出される空気にもカビが含まれるため、カビ入りの空気を吸いながら過ごすことになるのです。

エアコンから出る嫌なにおいの主な原因は、内部で繁殖したカビだとされています。カビを体内に吸い込んでしまうと、アレルギーや呼吸器系疾患の原因にもなり得るため、早急な対策が必要です。

・電気代が高くなる

エアコンのフィルターは、ホコリで目詰まりを起こしやすいものです。フィルターが汚れていると空気の循環効率が悪くなり、エアコンの運転効率も下がります。

汚れを放置した状態で、十分な冷暖房効果を得るためには、より多くの電力が必要です。余計な電力を消費することになるため、電力消費量が上がり電気代も高くなってしまいます。

定期的なフィルター掃除を心掛けていれば、電気代を節約することが可能です。フィルターの掃除は自分で簡単にできるため、小まめなお手入れを意識しましょう。

自分で掃除をするメリットとデメリット

エアコンを自分で掃除する場合、メリットもデメリットもあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

エアコン 掃除

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・コストがかからない

エアコンを自分で掃除する最大のメリットは、コストを大幅に抑えられることです。掃除に使う道具は自宅で用意できるものが多く、市販の道具も2000円程度の費用でそろいます。

本格的な掃除を業者に頼んだ場合の費用相場は、約1万~1万3000円が目安です。お掃除機能付きのエアコンなら、約1万4000~2万3000円まで高くなります。

コスパを重視するなら、できる範囲で自分で掃除するのがおすすめです。ただし、特殊パーツが取り付けてある部分などの掃除は、自分ではできないことも覚えておきましょう。

・落としきれない汚れがある

複雑な構造のエアコンは、自分で掃除できる部分が限られています。内部のカビや雑菌を隅々まで取り除きたい場合は、掃除できる業者へ依頼するのが無難です。

基本的にエアコンは水に弱いため、自分で掃除するときに精密機械をぬらしてしまうと、故障の原因にもなりかねません。業者に依頼すれば故障のリスクもなくなります。

作業に時間がかかることも、自分で掃除するデメリットです。慣れない作業に丸1日かかることもある一方、プロに依頼すれば1~2時間で終わります。

掃除の前に準備しておくこと

エアコンの掃除を始める前には、電源プラグを抜いておく必要があります。壁や床を汚さないための養生も大事です。

エアコン 掃除

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・電源プラグを抜く

エアコンの掃除を行う前には、必ず電源プラグを抜いておきましょう。電源が見当たらない場合は、ブレーカーを落としておく必要があります。

電源プラグが挿さったまま掃除を始めてしまうと、作業中に誤って電源が入ってしまったときに、掃除で使用する水や洗浄液で感電してしまいかねません。

掃除中に電源が入ると、エアコンが動き出す可能性があります。ケガをしたりエアコンが故障したりすることもあります。

エアコンの内側にある応急運転ボタンを押してしまい、強制的に動き出す可能性もあるため、電源プラグは抜いて作業するのが基本です。

・床や壁が汚れないように保護する

エアコンの掃除中は、本体カバーやフィルターに付着したホコリなどの汚れが舞い、床が汚れてしまいます。エアコン下の床に新聞紙やビニールを敷き、養生しておきましょう。

ホコリなどの汚れは広範囲に舞うため、養生する際は新聞紙やビニールを広めに敷くのがポイントです。部屋を清掃する手間を大幅に軽減できます。

壁を汚したくない場合は、エアコン付近の壁にも新聞紙などを貼っておきましょう。エアコンの近くにカーテンがあるなら、汚れが付かないように保護しておくのがおすすめです。

フィルターの掃除方法

フィルターの掃除中はホコリが舞うため、吸い込まないためにマスクを着用しましょう。滑り止め対策として、ゴム手袋や軍手をはめておけば安心です。

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高所で作業することになるため、脚立の使用をおすすめします。脚立がない場合は、安定したイスや台に乗り、他に人がいるなら作業中は支えてもらいましょう。

・掃除機をかけてからフィルターを外す

長い間エアコンの掃除をしていないケースでは、フィルターに大量のホコリが付着しています。吹き出し口付近までホコリが付いていることもあるでしょう。

そのままの状態でフィルターを外すと、空気中に大量のホコリが舞ってしまいます。壁や床が汚れたり、誤ってホコリを吸い込んだりする恐れがあるため、フィルターを外す前にざっと掃除機をかけるのがおすすめです。

フィルターに掃除機をかける際は、掃除機を落としたり自分が落下したりしないよう注意する必要があります。手が届くようなら、掃除機がけは床に立って行うのが安全です。

掃除機をかけ終えたら、フィルターをゆっくりと取り外します。ロックがかかっている場合、無理に外そうとすると壊れる恐れがあるため、ロックを解除してから取り外します。

・フィルターを水洗いする

フィルターには表側から裏側にかけて空気が通るため、汚れも表側に多く付着しています。外した後のフィルターにも、表側から再び掃除機をかけましょう。

掃除機で落としきれなかったフィルターの汚れは、裏側から汚れを押し出すように、シャワーを当てて落とします。高温のお湯をかけると、フィルターが変形してしまう恐れがあるため温度には注意が必要です。

掃除機やシャワーでも落とせない汚れがあるなら、食器用洗剤をぬるま湯で薄め、つけ置きしましょう。古い歯ブラシでこすれば、汚れが落ちやすくなります。汚れを落とした後は、洗剤が残らないように水ですすぎます。

・しっかり乾かしてから取り付ける

水ですすいだ後は、フィルターをしっかりと乾燥させましょう。水分が残ったままの状態では、カビや雑菌が繁殖する原因になります。

ドライヤーや直射日光で乾かすと変形する恐れがあるため、陰干しで乾かすのが基本です。あらかじめタオルで水分を吸っておけば、乾かす時間を短縮できます。

陰干しができない場合は、タオルで挟むように水分を拭き取るのも一つの方法です。タオルをこすり付けてしまうとフィルターを傷める可能性があるため、優しく拭き取りましょう。

・汚れがひどいときは重曹を使う

油汚れやタバコのヤニが付着している場合、掃除機や水洗いだけではきれいに落とせません。汚れがひどいフィルターには、重曹を使った清掃がおすすめです。

弱アルカリ性の重曹には、酸性の油汚れを分解する効果があります。重曹以外にも、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤なら、同様の効果が期待できます。

重曹大さじ1をぬるま湯2lに溶かし、フィルターをつけ置きしましょう。2~3時間程度放置した後、ゴム手袋を着用し歯ブラシでこすれば、汚れが落ちやすくなります。

市販の重曹水をスプレーし、フィルターに浸透させて放置する方法も有効です。重曹には消臭効果もあるため、汚れがそれほどひどくないケースでも活用できます。

吹き出し口の掃除方法

細かい作業になる吹き出し口の掃除は、自作のお掃除棒を使うのがおすすめです。エアコン内部に湿気をためないように、拭き掃除後は乾燥させる必要があります。

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・お掃除棒を作って丁寧に拭き取る

吹き出し口の掃除は、カビやホコリを丁寧に拭き取る作業が基本です。狭い場所を掃除することになるため、作業しやすいようにお掃除棒を自作しましょう。

割りばしにキッチンペーパーを巻き付け、輪ゴムで固定すれば、自作のお掃除棒が完成します。風向きを変えるハネの部分など、手が届きにくい狭い場所も掃除できる便利な道具です。

キッチンペーパーに水を含ませ、届く範囲の汚れを丁寧に拭き取っていきます。お掃除棒の汚れた部分でさらに汚れを広げないよう、こまめに交換するのがポイントです。

ルーバーを手で動かし、角度を変えながら掃除すれば、より丁寧な作業ができます。ルーバーが手で動かない場合は、無理に動かすと故障する恐れがありますので気を付けましょう。

・最後に送風運転で乾燥させる

お掃除棒で吹き出し口をきれいに拭き終えたら、電源プラグを挿し込み、送風運転で吹き出し口を乾燥させます。30分程度風を当てておけば、きれいに乾くでしょう。

フィルターと同様、吹き出し口の場合も水気を残したままにしておくと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

拭き掃除の際に、掃除用洗剤を使用している場合は、乾燥させる前に洗剤を水できれいに拭き取っておくのがポイントです。洗剤が残っていると、においやカビの原因となります。

電源プラグを長時間抜いていた場合、すぐに電源を入れてしまうと、エアコンが故障することがあります。再運転するケースでの注意事項を、取り扱い説明書で確認しましょう。

フィンやファンの掃除はどうする?

エアコン内部には、フィンやファンなどの重要なパーツがあります。クリーナーを使えば自分で掃除することも可能ですが、内部の掃除にはリスクが伴います。

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・クリーナーはあるが故障のリスクも考慮

市販のエアコンクリーナーを使えば、フィンやファンを掃除することは可能です。ただし、クリーナーでの掃除には多くのデメリットがあります。

クリーナーを使った掃除では、作業後に洗浄液を水で洗い流す必要があります。しかし、素人がエアコン内部の洗浄液を洗い流すことはほとんど不可能です。

洗浄液が残るとカビの原因になりやすく、ホコリの目詰まりや水漏れが発生する恐れもあります。エアコン自体の故障を引き起こすことにもなりかねません。

このように、エアコン内部を手軽に掃除できるクリーナーには、さまざまなリスクがあることを考慮する必要があります。多くのメーカーでも、自分で内部洗浄することを推奨していません。

・内部の掃除はプロに頼むのが安心

素人には難しいエアコン内部の掃除は、専門業者に依頼するのが安心です。メーカーや機種を問わず、ほとんどのエアコンを掃除してもらえます。

業者による内部の掃除は、高圧洗浄機などの専用道具を使うのが一般的です。カビやホコリを一掃し、取り外しできるパーツも全て専用洗剤で水洗いしてくれます。

手作業では取り除けない頑固な汚れも徹底洗浄するため、においもほとんどしなくなるでしょう。作業中に故障する心配がないのも魅力です。

・年に一度はエアコンクリーニングも検討

エアコンを清潔に長く使い続けたいなら、最低でも年1回は、業者によるエアコンクリーニングを検討しましょう。

実施するタイミングは、エアコンの使用頻度が高くなる前の春または秋がおすすめです。内部をきれいにしておくことで、シーズン中に不快なにおいに悩まされずに済みます。

自分でもできるフィルターや吹き出し口の掃除は、シーズン中に2週間に1回程度の頻度で行うのが理想です。プロのクリーニングと組み合わせれば、より効率よく快適に使い続けられます。

エアコン室外機の掃除も必要

室外機の掃除では、動作の邪魔になる汚れを除去する作業が基本となります。室外機周辺の整理や掃除も大事です。

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・外側の汚れを掃除

最初に室外機の外側をきれいにしていきます。ほうきである程度の汚れを落としたら、雑巾で表面を拭いていきましょう。

吹き出し口には特に汚れがたまりやすいため、古い歯ブラシなどを使って細かい部分の汚れを取り除きます。落とした汚れは、掃除機で吸い取れば効率的です。

室外機は屋外での使用を想定して作られているため、掃除に水を使っても問題ありません。頑固な汚れは、上から水をかけた後に雑巾で拭き取ればきれいになります。

・フィンの掃除

室外機の背面や側面には、熱交換を行うパーツである、金属製のフィンが付いています。フィンは目詰まりを起こしやすいため、しっかりと掃除しておくのがポイントです。

古い歯ブラシで隙間の汚れを取り除くことで、フィンの動作効率が上がります。フィンはアルミでできており、強い力を加えると変形する恐れがあるため注意が必要です。

隙間の汚れは、掃除機を使うと効率よく取り除けます。掃除機がフィンに当たり、曲がってしまわないように気を付けましょう。

・水抜き穴の掃除

室外機の底には、結露した水分を外へ排出するための水抜き穴があります。そこに汚れがたまると、内部の電子部分がショートすることもあるため、きれいに掃除しておきましょう。

古い歯ブラシや割りばしなどを使えば、汚れをきれいに取り除けます。水抜き穴は暖房使用時のみ使うため、暖房を使う前の秋頃に掃除するのがおすすめです。

熱交換器で発生した水分を逃がすためのドレンホースにも、汚れがたまっていることがあります。室外機の底に付いているため、水抜き穴と一緒に掃除すれば効率的です。

・周辺の整理と掃除

室外機の掃除が終わったら、最後に周辺の整理と掃除をしておくことも大切です。室外機の周囲に物が置いてあると、空気の通りが悪くなるため、無駄な電力を消費しやすくなります。

室外機の周囲には、できるだけ物を置かないようにするのがポイントです。棚付きの室外機カバーを設置すれば、上部のスペースを有効活用できます。

夏の直射日光や冬の積雪にも注意が必要です。いずれも室外機の運転効率が悪くなる原因となるため、節電が気になる場合は日よけや防雪の工夫を凝らす必要があります。

エアコンを清潔に保つコツ

定期的な掃除をすることで、エアコンを清潔に長く使い続けることができます。冷房・除湿後の送風運転により、エアコン内部の湿気を抑えられることもポイントです。

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・定期的に掃除をする

エアコンの使用頻度が高い時期は、汚れがたまりやすくなります。シーズン前に一度掃除を行うだけでは、すぐに汚れがたまってしまい、カビやにおいが発生してしまいます。

特に汚れがたまりやすいフィルターは、最低でも1カ月に1回の掃除を意識することが大切です。2週間ごとに掃除できれば、お手入れの手間もより軽減できます。

エアコンを定期的に掃除することで、消費電力を抑えられるのもポイントです。余計な電気代を節約するためにも、こまめなお手入れを心掛けましょう。

・使用後に送風運転をする

冷房と除湿で運転した後は、エアコン内部に湿気がたまりやすくなります。カビの発生を抑えるために、冷房・除湿運転後は、20~30分間送風運転するのがおすすめです。

送風モードが搭載されていない場合は、設定温度を31℃(最高温度)にした冷房に切り替えて運転すれば、送風と同じ作用で内部を乾燥させられます。ただし、室内がそれ以上の気温の場合はただの冷房になる可能性があるため、室温には気を付けましょう。

エアコンを使用しない時期も、1カ月に1回は送風運転することで、カビの繁殖を抑えられます。暖房時は内部に水がたまらないため、送風運転する必要はありません。

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