決断力
「決断力のある人」（30代・鳥取県・子ども1人）
決断は知識、経験、先見の明など様々な観点を加味して考えながら下すことなので、とてもエネルギーが必要になります。悩みながらも大事なときに決断ができる人は頼れる人の印象を与えます。
頼りになる人の特徴では、「助けてくれる」や「聞き上手」、「思いやり」など、周囲をよく見ていて人を大切にしているといった意見が寄せられました。
また、「面倒見がいい」や「責任感」の意見から、頼られたことは良い方向になるように行動に移すことができるといった意見もありました。
そして、「的確なアドバイス」の意見から、ただ人の話を聞くだけでなく意見を聞いたうえで、しっかり考えてアドバイスを伝えることも特徴としてあがりました。コミュニケーションの面できちんと人と向き合うことができる人は頼りになる印象を与えます。
他には、「いつも冷静」や「さっぱりしている」の意見もありました。感情的な人は余裕がないように感じられて相談したり頼ったりすることはしづらいですよね。感情のコントロールができて動じない人は、フラットな目線で話を聞いて意見をくれるのではないでしょうか。
続いて、頼りになる人になるために必要なことについて寄せられた意見を紹介します。
頼りになる人になるには？体験談を聞いてみよう
嘘をつかない
「嘘をつかない。自分から進んで働く」（40代・群馬県・子ども1人）
「約束を守る」（40代・愛知県・子ども3人）
「嘘をついて周りを騙せても、自分は騙せないので、自分に嘘をつかないようにしたい」（40代・東京都・子ども2人）
「素直に生きる」（30代・東京都・子ども3人）
「誠実に行動する」（40代・広島県・子ども2人）
「自分の言葉に責任を持つ。口先だけでなく行動を伴う」（40代・群馬県・子ども3人）
頼りにすることは信頼なくしてできません。嘘をつかないで正直でいることは、最も大切なことかもしれません。
自信を持つ
「自分の意見をはっきりもって伝える努力をする」（30代・神奈川県・子ども2人）
「自分をしっかり持つ」（30代・富山県・子ども2人）
「芯のある人になる」（40代・東京都・子ども1人）
「自分の信念をもつこと」（40代・東京都・子ども2人）
自信がある人は頼りになる印象を与えます。根拠のない自信でなく、自分の意見をもつことや信念があることが重要です。
頼りになる人を見習う
「頼りになる人の観察をして考え方などを真似する」（40代・大阪府・子ども2人）
「憧れている人の真似をする。考え方など自分と違うところを見つけて修正する」（30代・愛知県・子ども1人）
「頼りになる人の考え方を勉強させてもらうために、コミュニケーションや相談をさせてもらう」（30代・愛知県・子ども2人）
頼りになる人が身近にいたら、その人の言動を参考にしてみるのも良い方法です。
努力
「出来るだけ努力をする」（30代・東京都・子ども2人）
「日々精進」（30代・神奈川県・子ども1人）
「目の前のことに精一杯取り組む」（30代・愛知県・子ども2人）
「自分にできることを増やす」（40代・福島県・子ども1人）
真剣に取り組む姿勢や、努力しつづけられることは誠実な印象を与えます。まずは目の前にあることを一生懸命やりきりましょう。
コミュニケーション
「困っていそうな人に対し、自分から声をかける」（30代・岐阜県・子ども3人）
「たくさんの人に会う」（30代・東京都・子ども1人）
「笑顔で話しかける」（30代・青森県・子ども1人）
コミュニケーションをとらないことにはお互いのことがわかりません。頼りにすることも頼られることも対人コミュニケーションの中で起きることなので、より良いサポートがし合えるような関係性は構築しておきましょう。
物事をやりきる
「言い訳をしない」（40代・静岡県・子ども2人）
「他人に頼らず、自分で行動」（40代・広島県・子ども1人）
「有言実行」（30代・富山県・子ども3人）
「責任感を持つ」（40代・栃木県・子ども1人）
言葉ではいかように言えたとしても、行動が伴わないと口だけになってしまいます。責任感をもって物事をやりきることで信頼が生まれ頼れる人の印象を与えます。
思いやり
「自分よりも人のことを考えて行動する」（30代・栃木県・子ども1人）
「人のためになれるよう考えながら行動する」（30代・神奈川県・子ども2人）
「相手の気持ちに寄り添う」（30代・京都府・子ども1人）
「人の立場に立って物事を考えるように努力する」（40代・神奈川県・子ども2人）
良かれと思ってしたことが、押しつけのようになったりありがた迷惑に捉えられてしまったりすることもあります。相手の価値観や考え方に寄り添うことが重要です。
自分を高める
「自分を大切にする」（40代・大阪府・子ども2人）
「自分自身を見つめ直し、周りの人のいいところも吸収し続ける」（30代・愛媛県・子ども2人）
「スキルアップをする」（30代・埼玉県・子ども4人）
常に自分を高めるように意識することで、できることが増えて視野が広くもてるようになるのではないでしょうか。
周りを見る
「周りの人のことをよく見る、知る」（30代・千葉県・子ども1人）
「気づいたことは自分で対処できるように周りに目を向けて興味を持つ」（30代・福井県・子ども3人）
「周りをよく見ること。周りが見えてないと、自分本位な行動になりがちだと思う」（30代・北海道・子ども2人）
「細かいところに気づけるように努力する」（30代・熊本県・子ども3人）
周りを見ることで気づくことがあったりできることが見つかったりします。周囲の人や環境のことも考えながら、自分本位の言動にならないようにしましょう。
話しやすい雰囲気
「人の話をしっかり聞いてよく考えること」（40代・東京都・子ども2人）
「相手の話をよく聞く」（40代・埼玉県・子ども2人）
「何でも言いやすい環境を作る」（40代・徳島県・子ども2人）
「他人に分け隔てなく付き合う」（30代・広島県・子ども1人）
真剣に話を聞いてくれたり、発言しやすい環境はコミュニケーションが取りやすいですよね。どのような立場の人に対してもフラットに接する人は頼りにされやすいのではないでしょうか。
経験を積む
「人生経験。何でもやってみる。プラス思考」（30代・長崎県・子ども1人）
「いろんなことに興味を持つ」（30代・京都府・子ども1人）
「人を助けられる余裕を持てるぐらい能力をもって成熟する」（40代・長崎県・子ども3人）
「知識や経験をなるべくたくさん身につける」（30代・神奈川県・子ども2人）
経験が多いことで、対処やアドバイスの選択肢が増えます。触れたことがないジャンルでも、まずは知ることからはじめると視野が広がっていくのではないでしょうか。
余裕をもつ
「おおらかな心の持ち主。先頭に立つことができる」（40代・東京都・子ども3人）
「物事に動じないで、臨機応変に対応できるようになること。失敗を恐れない」（40代・千葉県・子ども2人）
「大きな心の持ち主になる」（40代・大阪府・子ども2人）
自分のことで精一杯だと、人を助けるキャパシティがなくなってしまいます。焦らず一呼吸おいて、冷静に対処できる気持ちでいましょう。
頼りになる人になるには、「嘘をつかない」や「物事をやりきる」など誠実な行動ができることがポイントです。
また、「思いやり」や「周りを見る」「話しやすい雰囲気」など、周囲の人に配慮することで相談などの勇気がいることでも頼りやすい印象を与えます。
他には、「自分を高める」や「経験を積む」など、成長し続けることについての意見もありました。物事は常に変化し続けるものなので、その都度対処するためには自分自身の知見を広げることが重要です。
頼り頼られることでより良い関係性をつくる
お互いに頼りにし合える関係性であれば、ひとりでは大きなエネルギーが必要になることでも協力して達成することができるかもしれません。
目標を達成することでも頼りになる人がいると非常に助けになりますが、安心感があって精神的な面でも良い影響が生まれます。心強さがあることで、前向きな気持ちで日常生活を過ごせるのではないでしょうか。
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