【目次】
初心者におすすめの売買方法は？
とめちゃん：銘柄選びがわかったところで質問なのですが、先生は、いつどうやって売買しているのですか？
林先生：僕は、基本的には、引けの時間(14時半～15時)に取引しています。今は株と株の講師で生活をしていますが、会社員時代は、引けの時間に廊下などにいってトレードしていました。なので、とめちゃんのようなワーママさんも時間をかけずにできますよ。
とめちゃん：朝の寄り付き(※4)などは見ないのですか？ なぜ引けの時間なのでしょうか？
※4 日本株は9時(寄り付き)～11時半の前場(ぜんば)、12時半～15時の後場(ごば)に取引できる。東証が開いている時間帯をザラバという。
林先生：寄り付きから9時半までの30分間、12時半～13時はいちばん株の売買がさかんで値動きが激しいのです。お昼の時間に決算発表があったり、世界で重要な経済ニュースがあると、前場と後場で、まるで違う動きをしたりします。ですから、株価が落ち着き、その日のローソク足が形成される引けの時間に取引します。
とめちゃん：ちなみに、指値や成り行きなど、注文の仕方はどうしていますか？
林先生：初心者さんは、成り行き注文でOK！ 指値にすると、いくらにしようと悩んでしまうかと思います。さらに、いつ成り行き注文を出していいか迷う場合は、大引け時間(15時)に成り行き注文ができる、“引け成り”で注文しておくといいです。
とめちゃん：私は1円でも安く買いたいし、1円でも高く売りたいと思ってしまいますが…。
林先生：うーん、一番重要なのは、負けないこと、勝つことです。“頭としっぽはくれてやれ”(※5)という相場格言がありますが、1円単位にこだわるよりも、いいタイミングでエントリーすることが最優先です。
※5 株を最安値で買って最高値で売るのが理想だが、それは非現実的な話。お魚は頭と尻尾を除いた真ん中のところが、一番おいしいもの。そこで、不可能なことにエネルギーを注ぐより、一番おいしいところだけを確実に儲けようという教えを表している。
とめちゃん：具体的な売買方法や注意点がわかって、視界がクリアになりました。富めちゃうためにがんばります♪
次回、『初めてのトレードいきなり月〇万円の利益⁉』に続く。
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イラスト／おめがちゃん チャートの引用元／ストックシミュレーション 取材・文／とめちゃん
とめちゃんはこの本に出会い、株式投資に開眼。会社員をしながら、株でお給料以上稼げるようになった林先生が実践している、再現性の高い手法が網羅されています。すでに4刷りのベストセラー投資本！これから株式投資トレードしたい方必読の1冊。
