「吹聴」とはどういう意味?正しい意味や使い方、類義語、例文をご紹介 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE働く

2021.07.14

「吹聴」とはどういう意味?正しい意味や使い方、類義語、例文をご紹介

「言いふらす」の意味がある「吹聴」。ネガティブな要素が強い表現であるため、使い方を間違えると相手に不快感を与えてしまうおそれもあります。「吹聴」の正しい意味や注意点を知り、正しく使えるようになりましょう。

【目次】
 ・「吹聴」とは?意味と読み方
 ・「吹聴」の使い方
 ・「吹聴」の例文
 ・「吹聴」の類語と言い換え表現5つ
 ・「吹聴」の英語表現
 ・「吹聴」を正しく理解して使いこなそう!

「吹聴」とは?意味と読み方

「吹聴」は、「言いふらす・言い広める」の意味をもつネガティブ要素が強い表現です。漢字の読み方や使われるシーンなどを詳しくご説明しましょう。

吹聴

■意味は「言いふらす・言い広める」

「吹聴」の意味は、自慢話や噂話を「言いふらす・言い広める」です。また、ただ単に言いふらしたり言い広めたりするだけでなく、「事実と異なる話を言う・大げさに言い広める」の意味合いが含まれています。ネガティブな要素が多いため、良い意味で使用されることはありません。

■読み方は「ふいちょう」

「吹聴」の読み方は、「ふいちょう」です。通常は話し言葉で使用される機会は少なく、メールや書籍で使われることが多いです。言葉として発する機会が少ないからか、読み方を知らずに使っている人もいます。「すいちょう」「ふうちょう」などと間違えないように十分に注意しましょう。

■「風潮(ふうちょう)」が派生した言葉

「吹聴」は、「風潮(ふうちょう)」が変化して生まれた言葉です。「風潮」の意味は、「噂・風の便り・風間」の意味に加えて「言い回る」というニュアンスも含まれます。

「言い回る」の意味合いを強めたいときに「風」より「吹」が適していると考えられたことから、新しい言葉として「吹聴」が生まれました。徐々に「吹聴」の言葉が浸透したものの、「風潮(ふうちょう)」が派生して「ふいちょう」という特殊な読み方になったといわれています。

「吹聴」の使い方

「吹聴」を使うときの注意点として、「ネガティブな表現で使用される」「第三者に対して使われる」「吹聴の敬語表現はない」ということが挙げらます。使い方を間違えないためにも、正しい使い方を知っておくことが重要です。それぞれについて詳しくご説明します。

吹聴

■ネガティブな表現として使用される

「吹聴」には「事実とは異なる話を広めたり言いふらしたりする」という意味があるため、基本的にネガティブな表現として使用されています。使用するときには、単に「言い広める」の意味合いだけでなく、ネガティブ要素が強い表現であることを念頭に置いて使いましょう。

■「吹聴」は第三者に対して使われる

「吹聴」は、ネガティブな意味合いが含まれる言葉であるため、使うときは本人がいない場所で使われるのが一般的であり、直接本人に向けて使われることは滅多にありません。「〇〇は吹聴する人だ」などと批判や皮肉を込めて使われます。

■「吹聴」における敬語表現はない

批判的な意味合いが強い「吹聴」には、敬語表現は存在しません。「吹聴される」という表現は敬語表現ではなく単なる受動態です。「吹聴される」を敬語表現と認識し、間違って使用しないように注意しましょう。

「吹聴」の例文

「吹聴」は、一般的に「吹聴する・吹聴される」で使われることが多い言葉です。日常生活で使用される例文をご紹介しましょう。

吹聴

【例文】
・周囲から誤解されるような、真実ではない話を〇〇さんに吹聴された
・〇〇さんは同僚や上司などの悪口を吹聴して、仕事で溜まったストレスを解消している
・〇〇さんは、自分の成果や業績を自慢げに吹聴して回っている
・いつも丁寧な対応を心がけているが、ママ友から「態度が悪い」と吹聴されてしまった
・自分を陥れようとしているのか、〇〇さんにビジネスの失敗を吹聴された

「吹聴」の類語と言い換え表現5つ

「吹聴」の類語と言い換え表現には、「喧伝(けんでん)」「流布(るふ)」「吐露(とろ)」「告白(こくはく)」「暴露(ばくろ)」があります。それぞれの正しい意味や使い方、例文を見ていきましょう。

吹聴

1. 喧伝(けんでん)

「喧伝」は、「世間に言いはやし伝える」という意味です。「言い広める」意味がある「吹聴」とは少し異なり、「喧伝」には「話題にして冷やかす」の意味合いが含まれます。また、「喧伝」は世間や街中など対象が広いため、クラスや会社など限られた狭い場所では使われません。

【例文】
・〇〇は、広く喧伝された逸話を披露した
・昨年起こった事件は、新聞やSNSなどメディアを通して広く喧伝された
・〇〇の不祥事は国内外問わず大々的に喧伝される事態に陥った
・残念ながら、真実とは異なる間違った内容が広く喧伝されてしまった

2. 流布(るふ)

「流れる布」と書く「流布」は、「世間一般に広く伝わる」という意味があります。噂話や迷信、都市伝説などあらゆる情報が、新聞やテレビなど何らかの媒体を経て世間に広められることです。ただし、PRなどで意図的に情報を広める行為にも「流布」が使われます。

【例文】
・〇〇という都市伝説が流布している
・企業の機密情報が流布されないように、この種類の扱いには十分に注意しなければいけない
・〇〇はPRの一環で商品のメッセージを流布した

3. 吐露(とろ)

「吐露」には、「真実を包み隠さず話す」という意味があります。「吹聴」は噂話などを大げさに言いふらす意味がありますが、「吐露」は「今まで隠していた真実を話す」という使い方です。「吹聴」とはニュアンスが異なるので、意味を混同しないように注意しましょう。

【例文】
・これまで我慢し続けた辛い経験を吐露した
・吐露する相手を十分に選ばなければ、今後大変なことになるだろう
・以前彼に吐露した話が社内で広まってしまった
・いつも快活な〇〇が業務の辛さを吐露した

4. 告白(こくはく)

「告白」は、「隠し事や胸に秘めた想いを打ち明ける」という意味です。「吹聴」にも、隠し事を打ち明ける意味合いが含まれますが、「悪いこと」のニュアンスが強いため「告白」の意味合いとは少し異なります。間違って使用すると相手に誤解される可能性があるため、混同しないように注意しましょう。

【例文】
・これまで言えなかった気持ちを〇〇に告白した
・真実を話すべきか迷ったが、同僚にこれまで経緯をすべて告白した
・赤裸々な告白に社内にいた全員が驚愕した

5. 暴露(ばくろ)

「暴露」には、「真実を明るみにする」という意味があります。「吹聴」のように言いふらしたり言い広めたりするのではなく、真実を打ち明ける行為自体を指す言葉です。暴露する対象は、秘密や悪事などネガティブな内容が使われます。

【例文】
・昨年報道された、〇〇社の業務改ざん事件が元社員によって暴露された
・上司からパワハラ行為を受けたと暴露した
・〇〇は会社の不正を見逃せず、社員の前で真実をすべて暴露してしまった

「吹聴」の英語表現

「吹聴」を英語で表現する場合、「brag about」「show off」などを使います。「brag about」は「吹聴」に近い口語表現で、日常会話でも悪い意味として使われています。一方、「show off」は「見せびらかす」という意味で、ネガティブなニュアンスが含まれているのが特徴です。

吹聴

【例文】
・My boss always brags about her academic background in office.(上司はいつも会社で自分の学歴を吹聴している)
・They really like to brag about a rumour.(彼らは噂話を吹聴するのが好きだ)
・He shows off his accomplishments boastfully.(彼は自分の業績を自慢気に吹聴する)

「吹聴」を正しく理解して使いこなそう!

「吹聴」には、「言いふらす・言い広める」という意味があります。日常会話でもよく使用されますが、否定的な意味合いが強いため間違って使うと誤解を生むこともあるため注意が必要です。意味や使い方をしっかり理解して正しく使いましょう。

こちらの記事もたくさん読まれています

【腹黒い人】との付き合い方&うまく回避するコツ(まとめ)
【自信過剰な人】の付き合い方とは|態度や話し方に特徴がある?

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事