洞察とは深く観察して本質を見抜くこと!使い方や類語、例文、英語についてご紹介 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLEワーママ

2021.07.15

「洞察」の意味とは? 使い方や類語、例文、英語についてご紹介

「洞察」とは、深く観察した上で物事の本質を見抜くことを指す言葉です。日常の会話などでどのように使うことができるのか、また、洞察と似た意味を持つ類語やそれぞれの言葉を使った例文、英語での表記について見ていきましょう。

Tags:

【目次】
 ・洞察とは観察して本質を見抜くこと
 ・洞察を使ったよくある表現5つを例文でご紹介
 ・洞察の類語5つと例文をご紹介
 ・洞察を英語で表現すると?
 ・洞察を普段の会話でも使っていこう

洞察とは観察して本質を見抜くこと

洞察は、特定の対象物や事例を観察し、その奥にある本質を正しく見抜くことを意味する言葉です。

洞察力

また「洞察力」とは、本質を見通す力や鋭い観察眼を用いて本質を正確に捉える力のこと。「洞察力がある(ない)」「洞察力を持つ」「洞察力に優れる」などと表現されます。なお洞察力のある人とは、表層に表れない真実の状態を鋭い観察眼を通して見抜き、そのものが持つ真の姿や状態を明らかにできる人のことを言います。

洞察を使ったよくある表現5つを例文でご紹介

洞察という言葉は、小説やエッセイなどの文章だけでなく、日常会話でも頻繁に用いられます。洞察を使ったよくある表現について見ていきましょう。

洞察力

1. 洞察が鋭い(鋭い洞察)

洞察だけでも「鋭い観察眼を持って物事の本質を見抜く」と言う意味がありますが、あえて「鋭い」という言葉と組み合わせて、観察眼の鋭さを強調することがあります。例えば、次のように使うことができるでしょう。

・あなたの洞察が鋭いので、この説明の問題点に気付くことができました。
・鋭い洞察で、彼が犯人であることを一瞬で見抜いた。

2. 洞察力

前述した「洞察力」という単語も、よく用いられる言葉です。洞察力は、「ある」や「持っている」という動詞と組み合わせて使用することがあります。

・彼女は優れた洞察力を持っています。(彼女には優れた洞察力があります。彼女の洞察力は優れています。)
・洞察力を持って、問題の本質にアプローチしてください。

3. 面白い洞察

洞察は本質を見抜くことですが、何かの対象に対して深く考えて独自の言葉や想像力で表現することを指すこともあります。例えば「面白い洞察」というときは、洞察した内容が正しいかどうかではなく、着眼点や解釈の仕方が独特だということです。この場合の「面白い」は、面白おかしいの「面白い」ではなく、英語ではinterestingで表現される「興味深い」の意味を持ちます。

・この本を読んでそんな風に感じましたか。それは面白い洞察ですね。
・彼女の論文は、面白い洞察に満ちていた。

4. 洞察に富んだ

物事に対して深く考えている様子を指して、「洞察に富んだ」と表現することも少なくありません。考え深い様子や思慮深い様子なども指すことがあります。

・彼女の洞察に富んだ意見は、大変ためになった。
・彼の洞察に富んだアドバイスを参考にして、文章を練り直した。

5. 洞察を深める

特定の物事に対する意見や分析をより深めることを、「洞察を深める」と表現することもあります。例えば次のように使えるでしょう。

・ボランティア活動を通して、SDGsに対する洞察を深めた。
・洞察を深めていけば、何か新しい見方を発見できるかもしれません。

洞察の類語5つと例文をご紹介

洞察の類語には「明察」「看破」などが挙げられます。ここでは複数ある中でも代表的な5つの類語を紹介します。例文を通して使い方を探っていきましょう。

洞察力

1. 明察

「明察」とははっきりと物事を理解すること、あるいは、はっきりと物事の真相を見抜くことを指します。洞察は理解や思考の「深さ」に注目した言葉ですが、明察は理解した内容や思考した内容が明快であることに注目している点が異なるといえるでしょう。例えば次のように明察を使うことができます。

・会社の実情を明察する。
・彼女は問題点を明察した。

「推察」という言葉の尊敬語表現として「ご明察」ということがあります。例えば次のように使うことができるでしょう。

・さすがです。ご明察の通りです。
・ご明察の通り、こちらの本は偽物のサインが記されています。

2. 看破

「看破」という言葉も、鋭く物事の本質を見抜くことを指すので、洞察とほとんど意味は変わりません。しかし、看破は「破る」という漢字が使われているため、「見抜く」というよりは「見破る」といったほうが近いといえるでしょう。誰かが故意に隠している悪事や、気付きにくい不正などを見抜くときは、洞察よりは看破という表現のほうがふさわしいことがあります。

・彼は隠れている不正を看破し、厳しく責任者を追及した。
・この文章の矛盾点を彼女は看破した。

3. 識別

「識別」は、物事の性質を見分けることを指す言葉です。洞察のように深い思考を必要とせず、単純に違いを見て区別するような状況で用いられることがあります。

・箱の中に入っていた50羽のヒヨコを、雌雄を識別して、別の箱に分けた。
・信号を正しく識別して、事故の無いように運転してください。

4. 見識

「見識」も、洞察と同じく物事を深く探って本質をとらえること、あるいはその能力を指します。「洞察する」とは言いますが「見識する」とは言わないため、洞察よりは洞察力に近い表現といえるでしょう。

・彼女は見識を備えた人物だ。
・彼の見識は、いつもながら素晴らしかった。

見識は、気位(きぐらい)の意味で使用することもあります。気位の意味で使用する場合は、「見識が高い」あるいは「見識の高さ」と表現することが一般的です。

・うちの叔母は見識が高い。
・彼女の見識の高さは、少し嫌みな程度だ。

5. 達見

「達見」は見識と近く、物事を深く探って本質をとらえること、あるいはその能力を指します。また、深い思考力だけでなく、先を見通す能力の意味で使われることも少なくありません。例えば次のように表現するときは、将来を見通す能力があることを表現しています。

・彼の優れた達見により、災害の備えは雨が降る前に終わっていた。

また、「達見の士(たっけんのし)」という言葉もあります。「士」とは単に男子を指すこともありますが、学問を身につけた尊敬に値する人物や、道徳的に見習うべき人物などの意味があるので、見識があり、なおかつ頭がよく優れた倫理観を持つ人物を指して使うことができるでしょう。

・彼はまさに達見の士といえるだろう。

洞察を英語で表現すると?

名詞の「洞察」は英語で「insight」ですが、動詞の「洞察する」は「pierce」と表現されます。このように「洞察」は名詞で使うか動詞で使うかによって、訳する英語が変わります。品詞別の洞察の英語表現を見ていきましょう。

洞察力

■洞察(名詞)=insight

洞察を名詞で使うときは、「insight」という単語がニュアンスは近いです。

・Her depth of insight is great.
(彼女の洞察の深さは素晴らしい。)
・He facilitated the development of insight, and he terminated the conflict.
(彼は洞察を深め、そして争いを終わらせた。)

将来的な物事を見通す意味を含めて洞察という言葉を使用するならば、「vision」で表現することもできます。

・Please tell me your vision for a series of unfortunate events.
(一連の不幸な事件について、あなたの洞察を教えてください。)
・What is your vision for this incident?
(この事件に対するあなたの洞察は何ですか?)

insightを形容詞にすると「insightful」になり、「洞察力のある」や「洞察に満ちた」と訳することができます。

・He wrote an insightful paper.
(彼は洞察に満ちた論文を執筆した。)
・Have you read her essay in Today`s newspaper? It was an insightful essay.
(今日の新聞に載っていた彼女のエッセイを読みましたか。洞察に満ちたエッセイでしたよ。)

洞察力は「an ability to be insightful」と表現できます。

・She has an ability to be insightful.
(彼女には洞察力がある。)
・Do not you have an ability to be insightful, do you?
(あなたには洞察力がないんですかね?)

また、「insightfulness」というひとつの単語でも洞察力を示します。

・Your insightfulness has improved a lot.
(あなたの洞察力はとてもよくなってきています。)
・Certainly the insightfulness is important, but the honesty is more important.
(確かに洞察力は重要です。しかし正直さはもっと重要です。)

■洞察する(動詞)=pierce

洞察するという動詞で表現する際には、「pierce」という単語を使うこともできます。例えば次のように使うことができるでしょう。

・She pierced through to her father’s intentions.
(彼女は父親の意図を洞察した。)
・Taro pierced deep into the heart of the story.
(タローはその物語の真髄まで洞察した。)

洞察するという英単語は、pierce以外にも多数あります。例えばシンプルに「see through」と表現しても、「洞察する」や「見通す」「見抜く」などの意味となるでしょう。

・Can you see through her mind?
(あなたに彼女の心の動きを洞察することはできますか?)
・Ken wrote a great paper by using the result that she had seen through the data.
(ケンは彼女がデータを洞察して得た結果を用いて、優れた論文を執筆した。)

insight」を使って洞察するという動詞を表現することもできます。この場合は、haveやget、gainなどの動詞を組み合わせてください。

・Kumiko gained a deep insight into SDGs.
(クミコはSDGsに対する深い洞察を得た。)
・Momotaro did not have a detailed insight into Onigashima Island, so all the creatures in the island died out.
(桃太郎は鬼ヶ島について詳細には洞察しなかったので、島の生き物たちは死に絶えてしまった。)

洞察を普段の会話でも使っていこう

洞察という言葉は、日常でも使える言葉です。しかし、いつも深く考えて本質を見抜くことを「洞察」や「洞察する」と表現していると、語彙が少ない人と思われかねません。明察や看破などの洞察の意味に似た類語や類語表現も覚えて、会話に使っていきましょう。

こちらの記事もたくさん読まれています

「策士」の正しい意味とは?策士と呼ばれる人の特徴や注意すべき点を解説
100人アンケート!「勘が鋭い人」に見られる特徴は?専門家に聞いた「勘が鋭い人」になるためには?

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事