【目次】
・ケーブル収納グッズの選び方
・ケーブル収納グッズの種類
・ボックスタイプのケーブル収納
・巻き取りタイプのケーブル収納
・クリップ・ホルダータイプのケーブル収納
・ケーブル収納のアイデア紹介
ケーブル収納グッズの選び方
ケーブル収納グッズを購入する際は、使用する場所や配線の数、用途などを具体的に決めておきましょう。デザインが気に入ったから、コンパクトだからと自由に選んでしまうと、購入後に「使い勝手が悪かった…」と悩むことになりかねません。ケーブル収納グッズを選ぶ際に、必ずチェックしておきたいポイントを紹介します。
使いやすさで選ぶ
まずは、どのように収納すれば自分にとって「使いやすい」のかを考えてみましょう。
例えば、「掃除がしやすくなるもの」であれば、ホコリがたまるのを防ぐボックスタイプがおすすめです。「長いケーブルをすっきりまとめられるもの」であれば、巻き取りタイプを使うときれいに束ねられます。「場所を移動しても使えるもの」であれば、取り付けが簡単なクリップ・ホルダータイプが便利です。
このほかにもスマホやタブレットが置けるもの、挿し替えがしやすいものなど、さまざまなタイプがあります。購入する前に使用するシーンを想像しながら、使い勝手をチェックしましょう。
配線のしやすさで選ぶ
スムーズに使うためには「配線のしやすさ」も重要です。収納方法のほか、配線穴の数やサイズ、位置を確認しておきましょう。特に、電源タップを収納したい場合は、オンオフの操作が簡単にできるものがおすすめです。電源を入れっ放しにしておくと、熱によって変形したり発火したりする原因にもなりかねません。
使用していないときにも通電している状態では、電気代もかかってしまいます。フタが外しやすいものや手が入る隙間があるものなら、切り替え操作も楽です。
ボックスタイプの場合には、配線穴が左右両方または複数設けられていると、コンセントとの位置を考えずに済みます。ケーブルの本数が多い場合にも役立つでしょう。
用途に合ったサイズで選ぶ
ケーブル収納グッズの「サイズ」も選ぶ際に欠かせないポイントです。
狭いデスクに大きなボックスを置いても、作業の邪魔になってしまいます。逆にコンパクトさを優先してしまうと、収納できる本数が限られます。用途に合ったものを上手に選ぶためには、「何を収納して」「どこで」使いたいのかを具体的にイメージすることが大切です。
例えば、ルーターを一緒に収納したい場合には、床に置く大型のボックスタイプを選びましょう。ルーターは熱を持つので、通気性もチェックしておくと安心です。
デスク上で使いたい場合には、できるだけコンパクトなものを選びましょう。スリムで小型のボックスタイプや、置き場所に困らないクリップ・ホルダータイプもおすすめです。
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ケーブル収納グッズの種類
ケーブル収納グッズには、さまざまな種類があります。大きさや素材などの特徴を押さえて、自分にとって使いやすそうなものを探すヒントにしてみましょう。
ボックスタイプ
「ボックスタイプ」はケーブルやコード、電源タップなどをまとめて収納できるのが特徴です。スマホや小物を置くこともできるので、省スペース効果もあります。
ケーブル収納グッズの中でも主流のタイプなので、ナチュラルな木製からシンプルなモノトーンまで、さまざまなデザインの製品が販売されています。選択肢が豊富にあり、インテリアや好みに合わせて選ぶ楽しさもあるでしょう。
また、電源タップとボックスが一体化しているタイプもあります。ボックスのサイズと電源タップの大きさを考える必要がないので便利です。
巻き取りタイプ
「巻き取りタイプ」は、絡まりがちな長いケーブルをきれいに束ねられるのが特徴です。購入しやすい価格帯の製品が多く、使い方も簡単なので、手軽に試したい人におすすめです。
丸や四角などのデザインが一般的で、中心部分にケーブルをクルクルと巻き付けて使います。製品によってはつまみを回して収納したり、自動で巻き取ったりする機能もあります。
コンパクトにまとまるので、カバンの中に入れて持ち運びたい場合にも重宝するでしょう。
クリップ・ホルダータイプ
ケーブル収納グッズの置き場所に悩む人には、「クリップタイプ」がおすすめです。デスク上にたくさんのケーブルが散乱してしまう場合に、クリップでさっとまとめておくと、すっきり片付いて作業がしやすくなります。
「ホルダータイプ」は、決まった場所にケーブルを固定したい場合に便利です。デスクの上や横などにホルダーを設置しておけば、使いたいケーブルをさっと取り出せます。
オンライン会議が増えている昨今、よく使うイヤホンの収納にも一役買ってくれます。
ボックスタイプのケーブル収納
ボックスタイプはカラーバリエーションが豊富で、実用性とインテリア性を兼ね備えています。ケーブル収納グッズの中から、おすすめのボックスタイプを2点紹介します。
熱がこもりにくい「山崎実業 ケーブルボックス ウェブ L」
7口タイプの電源タップにも対応できるケーブルボックスです。左右と正面に配線穴を設けているので、コンセントの位置に悩まずに済み、自由に置き場所を選べます。
フタの開閉は片手で楽に操作でき、フタを閉めた状態で使えば、充電中のスマホの置き場所にもなるため便利です。
また、配線穴が通気口としての役割も果たしているので、ボックス内にこもりがちな熱をしっかりと逃がしてくれます。
3色のカラーバリエーションとシンプルなデザインは、どんなインテリアにもマッチするでしょう。
商品名:山崎実業 ケーブルボックス ウェブ L
スタンド機能も備える「サンワダイレクト ケーブルボックス」
正面の扉を開ければ、電源タップを簡単に操作できるケーブルボックスです。
5口タイプの電源タップがぴったり収まり、ごちゃごちゃしがちなケーブルもすっきりまとめられます。
底部にゴム製の滑り止めを施しているので、デスクや床に置いても傷が付く心配はありません。背面のスリットがケーブルと熱を逃がし、壁にぴったり付けて設置することも可能です。
天板は分割仕様なので、水平のまま使えば小物置き場に、段違いに組み替えればスマホやタブレットを立て掛けられます。
インテリアになじみやすい木目調デザインは、ライトブラウンとダークブラウンの2色展開です。
商品名:サンワダイレクト ケーブルボックス
巻き取りタイプのケーブル収納
巻き取りタイプは、デザイン性の高い製品が多く、デスク周りに置くだけでおしゃれな雰囲気を演出してくれます。
おすすめの巻き取りタイプのケーブル収納グッズを2点紹介します。
グッドデザイン賞を受賞「クレバーライン ケーブルタートル」
2002年グッドデザイン賞や、ニューヨーク近代美術館「MOMA」のパーマネントコレクションなど、さまざまな賞を獲得しているオランダ製のケーブル収納グッズです。
コンパクトサイズながら、最長1mのケーブルを収納できます。コロンと手のひらに収まるサイズ感なので、持ち運びにも便利です。
使用方法はとても簡単で、合成ゴム製の本体を上下に持ち上げるようにして伸ばし、ケーブルを巻き付けるだけです。自分用はもちろん、プレゼントとしても喜ばれるでしょう。サイズはS・M・Lの3サイズ展開です。
商品名:クレバーライン ケーブルタートル
インテリアになじむ木製「アプロス ウッドコードリール」
ウォールナットやビーチの無垢材が使用されている、日本製のケーブル収納グッズです。マカロンのようなかわいらしさがあり、美しい木目がインテリアにもよくなじみます。
直径90・高さ34mmの薄型で、ケーブルの太さによっては1m以上の長さでも収納可能です。中心部分のネジには、サビにくく強度のある真鍮(しんちゅう)を採用し、ケーブルをしっかり支えてくれます。
天然木のため、木の色や木目の風合いが1点ずつ異なることも魅力です。
商品名:アプロス ウッドコードリール
クリップ・ホルダータイプのケーブル収納
クリップ・ホルダータイプは、使う場所を選ばないコンパクトさやスマートさが魅力です。デザインよりも利便性を重視したい人は、ぜひ取り入れてみましょう。
クリップタイプ、ホルダータイプのケーブル収納グッズをそれぞれ紹介します。
コンパクトですっきり整える「マビーカ ケーブルクリップ」
伸びのよいシリコン素材に、マグネットが内蔵されているケーブルクリップです。付け外しが簡単で、ケーブルに傷を付けることなくすっきりまとめてくれます。
5色セットなので、パソコンのケーブル用やイヤホン用など、収納するケーブルによって色分けするのもおすすめです。鮮やかなキャンディーカラーは、デスクの上やカバンの中でもすぐに見つけられます。
ケーブル収納だけでなく、本のしおりや食品袋止め、マネークリップ、キーリングなど、マルチに活躍してくれるアイテムです。
商品名:マビーカ ケーブルクリップ
スマートに整理整頓「Anker Magnetic Cable Holder」
台座と5個のクリップがセットになった、マグネット式のケーブルホルダーです。
それぞれのパーツにマグネットが内蔵されており、セットした台座にケーブルを挟んだクリップを近づけるだけで、きれいに整頓できます。
磁力でしっかり固定するため、ケーブルが散乱したり、デスク裏に落下したりすることがありません。ケーブルを使う際はクリップごと取り外せることも魅力です。
また、台座裏には粘着シートがあり、マグネットが付かない木製やガラス製の場所にも設置できます。粘着力が弱くなった場合は水で洗い流し、自然乾燥させると再利用が可能です。
商品名:Anker Magnetic Cable Holder
ケーブル収納のアイデア紹介
市販のグッズを使わずに、おしゃれにケーブルを収納するアイデアもあります。オリジナリティを重視する人やDIYが好きな人は、ぜひ試してみましょう。
おしゃれなパネルで隠す
ごちゃごちゃした配線は、どうしても生活感が出てしまいます。しかし、おしゃれなパネルさえあれば、急な来客があってもさっと隠すことが可能です。
例えば、パネルの裏側にネジを付けて、電源タップを引っ掛ければ簡単に配線ステーションが作れます。表側には好きな柄の布を貼ったり、デコレーションをしたりすればOKです。
もしくは電源タップの前に、お気に入りのポスターや写真などを入れた額縁を立て掛けて隠すだけでもよいでしょう。
お気に入りのボックスでDIY
フタ付きのボックスを応用する方法もあります。ボックスの左右に、ケーブルを通す穴や切り込みを開けられれば、どんなボックスでも使用可能です。
100円ショップで見つけたペーパーボックスを使っても、家にある空き箱に布やテープを貼ってデコレーションしてもかわいく仕上げられます。
DIYが好きな人であれば、意外と手軽に試せるのではないでしょうか。
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