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2021.07.30

「スチームアイロン」の上手な使い方とは? おすすめシーンや注意点も紹介

 

スチームアイロンは、便利で手軽に使えるアイロンです。スチームを活用することで、シワ伸ばしや折り目作りなどのお手入れはもちろん、アイロンがけできない素材にも対応できます。スチームアイロンの機能や効果、基本的な使い方、注意点などを紹介します。

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スチームアイロンってどんなもの?

アイロンには、「スチームアイロン」と「ドライアイロン」「スチーマー」の3種類があります。中でもスチームアイロンは、手軽に使えてラインアップも豊富です。

衣類に合わせて適切な使い分けをするためにも、スチームアイロンの基本的な機能や、ほかのアイロンとの違いを把握しておきましょう。

スチームアイロン 使い方 とは 特徴

(C)Shutterstock.com

蒸気で衣類のシワを伸ばす

「スチームアイロン」は、蒸気が発生するスチーム機能を持つアイロンです。かけ面から出る蒸気を活用して、シワを伸ばしたり折り目を作ったりなどのお手入れができます。

なかなか取れない強いシワにもアプローチでき、ニットやウールなども高温の蒸気でふくらませて、シワを伸ばすことが可能です。

一方で「ドライアイロン」は、熱と圧力で衣類のシワを伸ばすアイロンです。使いこなすにはコツが必要になりますが、高温でしっかり水分を飛ばすため、パリッとした仕上がりになります。

ドライアイロンとの使い分け

「ドライアイロン」は霧吹きを使ったアイロンがけや、生乾きの衣類にアイロンをかけるときに向いています。綿・麻・絹などの天然素材や、ポリエステルなどの合成繊維に使用すると、ハリのある美しい仕上がりになるでしょう。

「スチームアイロン」は、ドライアイロンには不向きなウール素材や、薄手の綿製品に向いています。ちょっとしたシワ取りのほか、スカートのプリーツを作りたいとき、セーターの形を整えたいときにも最適です。

衣類の素材や用途に応じて、ドライアイロンとスチームアイロンを適切に使い分けするのがよいでしょう。

スチーマーとの違いとは?

スチームアイロンと似た機能を持つ商品が「衣類スチーマー」です。蒸気を使ってシワを伸ばしますが、使い方は異なります。

スチームアイロンはドライアイロンと同様に、アイロン台を使って衣類をプレスします。しかし、衣類スチーマーは衣類をハンガーに掛けた状態で、蒸気を当てて使用するものです。アイロン台を必要としないので、出掛ける前の短時間でも手軽に使用でき、ハンガーの跡や畳みシワが付いた衣類をサッとお手入れできます。

ただし、細かい部分のお手入れや強いシワを伸ばすには、スチーマーだけだと難しいことも。アイロン台を使って、シワに直接アイロンと蒸気が当てられるスチームアイロンなら、幅広いお手入れが可能です。

スチームアイロンの種類と効果  

スチームアイロンには、さまざまな種類の商品があります。商品によって異なる機能や効果を知り、自分の使い方に合うものを選びましょう。

スチームアイロン 使い方 種類 コードレス 抗菌 脱臭

(C)Shutterstock.com

コード付きとコードレスの2種類

スチームアイロンには、「コード付き」と「コードレス」の2タイプがあります。

コード付きタイプはコンセントにつなぎながら使うため、蒸気のパワーが強く、一定温度を保てることが魅力です。

しかし、コードがアイロン掛けの邪魔になってしまうことがあります。また、コンセントが必要になるので、使用する場所を限定されることも難点です。

コードレスタイプは、コードに邪魔されずスムーズにアイロン掛けができ、使う場所も限定されません。

しかし、充電がなくなるとパワーが落ちたり、温度が下がったりするため、持続力に欠けるのがデメリットです。大量の衣類や大きなものには不向きで、素材やシワの強さによっては、納得のいく仕上がりにならないこともあるでしょう。

消臭や除菌などの効果も

スチームアイロンを使うことで、除菌・消臭・防虫対策にもつながります。衣類に染み付いてしまった汗や食べ物などの臭いは、洗濯でもなかなか落とせないもの。また、除菌や防虫も通常の洗濯だけでは難しいでしょう。

スチームアイロンから出ている高温の蒸気には、菌や虫を死滅させることに加え、臭いを取り除くことも期待できます。蒸気の細かい粒子に、臭いの成分を吸着させ、水分が蒸発するときに飛ばしてくれるのです。薬品を使わないので肌荒れがなく、子どもの衣類の除菌・消臭にも役立ちます。

スチームアイロンを使うおすすめシーン

蒸気のパワーでさまざまな効果を得られるスチームアイロンですが、実際にはどのようなシーンで使うとよいのでしょうか。

スチームアイロンを使う、おすすめのシーンを見ていきましょう。

スチームアイロン 使い方 シーン シャツ  しわ 折り目

(C)Shutterstock.com

襟やズボンなどの折り目を作る

スチームアイロンは、シワを伸ばしながら折り目を作ることが可能です。例えば、スカートのプリーツ・ズボンの折り目・シャツの襟などの折り目をしっかり作り、身だしなみを整えたい場合に適しています。

まず、衣類全体にスチームをかけて、蒸気を浸透させましょう。細かなシワを伸ばしたら、折り目にアイロンをかけます。ズボンであれば、裾から胴回りに向かってかけるのがよいでしょう。

なお、衣類の素材によってはテカリの発生を防ぐために当て布が必要です。事前に素材を確認し、必要であれば当て布をしながらアイロン掛けをしましょう。

ワイシャツ、Tシャツのシワを伸ばす

ワイシャツやTシャツなど、シワをしっかり伸ばしたい衣類には、蒸気とプレスの力を使ってシワを伸ばしていくのが効果的です。

まず、スチームアイロンを衣類から少し離して、蒸気を噴射します。衣類全体に蒸気をしっかり含ませることが大切です。

丁寧にアイロン掛けをしながら、頑固なシワがある箇所をぐっと押さえるように力を入れます。何度も強い力で押したり、長時間アイロンを当てたりすると、衣類に負担がかかるので避けましょう。シワのひどい箇所やきれいに整えたい箇所だけに絞って、確実にシワを伸ばすことがポイントです。

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