マスカラ下地、トップコートを塗る
マスカラによるパンダ目を防ぐには、マスカラ下地やトップコートの併用も効果的です。
マスカラを塗る前に下地を塗っておくと、アイラッシュカーラーで上向きにしたまつ毛が下がるのを防いでくれます。マスカラを塗り終わったら、さらに仕上げとしてトップコートを塗りましょう。トップコートはマスカラをコーティングし、カールキープやにじみ防止の役割を果たします。
また、ウォータープルーフ処方のマスカラを選んでおくと、水分への対策もできます。水分・油分両方の面でパンダ目対策になりおすすめです。
まぶたの種類別の目元メイク
まぶたの形ごとに、目元メイクのコツやポイントを紹介します。普段のメイクに簡単に取り入れられる方法なので、パンダ目に悩まされることなくメイクを楽しみましょう。
一重
一重まぶたの人は、上まぶたの皮膚が厚めになっています。上下のまぶたが触れやすい傾向にあるので、アイライナーには落ちにくいリキッドタイプを使うとよいでしょう。
アイライナーはまつ毛の隙間を埋めるように引くことが多いものですが、一重まぶたの人には上まぶたのキワ部分のみにスッと引きましょう。
また、一重の人だからこそ試せるのが、アイライナーを太めに引くメイクです。二重のように、まばたきのときに目元の皮膚と皮膚がこすれるリスクが低いため、太めライナーで目力アップが狙えます。
奥二重、二重
奥二重・二重の人は、目尻側からアイライナーを引いていきましょう。目頭は、二重部分の皮膚が重なっていて、ヨレやすくなってしまうからです。
アイライナーを、まつ毛の間を埋めるように細く引いていきます。目頭側のまぶたが重なっている部分は、メイクが崩れやすいので避けます。
また、奥二重や二重の人はアイシャドウによるパンダ目にも注意しましょう。二重の間にアイシャドウがたまらないように、アイシャドウベースを塗っておくのがおすすめです。
パンダ目になったときの直し方
予防対策をしっかりしていても、パンダ目になってしまうことがあります。そんなときに役立つ直し方を紹介します。直す方法を知っておけば、外出先でももう焦りません。
綿棒でやさしく拭き取る
パンダ目になってしまったら、まずは乳液かクリームなどを付けた綿棒で、汚れ部分をやさしく拭き取りましょう。メイク汚れは油分で落とすことができます。
手順は以下の通りです。
1. 綿棒に乳液かクリームを付ける
2. 綿棒の先で汚れを絡め取るように優しく直していく
3. 汚れを落としたら、ティッシュなどで目元に残っている乳液などを拭き取る
綿棒に付けるのは、リキッドファンデーションでもOKです。なお、目元に乳液などが残ったまま上からメイクをすると、再び崩れる原因となるため、必ず拭き取りましょう。
いざというときの目元レスキュー用に、乳液やクリームなどをメイクポーチに入れて、普段から少量持ち歩いておくのがおすすめです。
コンシーラーで整える
乳液などでメイク汚れを落としたら、コンシーラーをのせていきます。綿棒で汚れをオフしたときに、ファンデーションや下地も一緒に落ちてしまっているためです。
ワンステップで肌を整えられるコンシーラーがあると便利でしょう。保湿成分が配合された商品だと、目元の乾燥対策にもなってくれるのでおすすめです。ただし、コンシーラーを塗るときには、厚塗りしないように注意が必要です。パンダ目になりやすくなり、せっかくのお直しが逆効果となってしまいます。
手元にパウダーがあれば、コンシーラーの上から軽くのせて仕上げておくとバッチリです。
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