【目次】
・下まつげをきれいに塗ろう
・基本的なマスカラの塗り方
・きれいに塗るための小技とは?
・にじまないようにするための対策とは?
・外出先でにじんだときの応急処置
下まつげをきれいに塗ろう
上まつげに比べて少量の下まつげでも、マスカラがきれいに塗れているかどうかで印象が大きく変わります。マスカラの塗り方次第で顔全体の雰囲気も違って見えるので、きれいに塗れるよう意識してみましょう。
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マスカラを塗るメリットとは
マスカラをきれいに塗ると、通常よりも下まつげが長く見えます。そうすると、下まつげが長く見える分だけ顔の下側の面積が小さくなり、「小顔に見える」のです。また、下まつげが伸びたことで目元の縦幅が大きくなるので、クリっとしたお人形のようなアイメイクに仕上げることもでき、目が大きく丸く見えます。ぱっちりした目はとてもキュートな印象です。
下まつげが強調されることで、ベビーフェイスに見える効果も期待できます。顔の重心が下にあると幼さのある顔立ちに見えるので、若見えするメイクができるのです。いつもより少し丁寧に下まつげのマスカラを塗るだけで、グッとキュートで印象的なメイクができます。
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基本的なマスカラの塗り方
メイクの1工程にすぎないマスカラですが、実はきちんとした下準備をすることで、にじみにくく仕上げることができます。ポイントを押さえた塗り方をマスターして、きれいにマスカラを塗りましょう。
用意するもの
マスカラを塗るときに必要なものは、マスカラ・ティッシュ・スクリューブラシ・コーム・綿棒です。マスカラは特別なものを用意する必要はありません。いつも使っているものを準備しましょう。ティッシュはマスカラのブラシについた余分な液を落とすときに使用します。スクリューブラシとコームはどちらもまつげをとかす道具ですが、使い道が異なるので両方必要です。スクリューブラシはマスカラを塗る前のまつげをとかす用として、コームは、マスカラを塗ったあとまつげについたダマを整える用という役割があります。綿棒は肌についてしまったマスカラをオフするとき用に。マスカラを塗るときの必要なアイテムとしてまとめてポーチなどに入れておくと、メイクをするときスムーズに取り出せます。
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きれいに塗るための下準備
マスカラをきれいに仕上げるためには、下準備が欠かせません。下準備として行うのは「皮脂を落とす」ことです。目元に油分が残っていると、マスカラが落ちる原因になってしまいます。スキンケア後に目元の皮脂を拭き取ったら、油分が入っていないフェイスパウダーやアイシャドウを塗りましょう。このひと手間でマスカラが落ちるのを予防できます。
くるんとカールしたまつげをキープするために、ビューラーを使用することも大切です。毛が上がりきらないところがあれば、部分用ビューラーを。目尻や目頭のまつげもきれいにカールさせられます。マスカラ下地はいろいろなタイプがありますが、カールのキープや、マスカラを落ちにくくするために役立つアイテムです。
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1本1本丁寧に塗ろう
下準備が終わったら、早速下まつげにマスカラを塗っていきましょう。このときポイントになるのは「1本ずつ意識して塗る」こと。はじめにマスカラのブラシを縦にして、ブラシの先が下まつげの根本に当たるように。毛先へ向かってブラシを抜いたら、次は目頭・中央・目尻のブロックごとにもう一度塗ります。最後に、ブラシを横に持ち替えて全体的になじませたら完成です。
マスカラをきれいに塗るには、ダマにならないようにすることもポイント。下地を塗る、マスカラを塗る前にブラシの余計な液をティッシュでオフする、マスカラが乾く前にコームでとかす、といったことで予防しましょう。
きれいに塗るための小技とは?
何回やっても下まつげがきれいに塗れない人は、ちょっとした道具をプラスするのがおすすめです。本来メイクに使わない道具が、下まつげをきれいに塗って印象的な目元をつくるのに役立ちます。
スプーンを当てると塗りやすい
きれいに塗るのが難しい下まつげは、肌との距離が近いこともメイクのしにくさの理由です。そういうときは、「スプーン」を下まつげの下に入れてみましょう。使い方はまずスプーンを横にして持ち、すくう方が顔側に向くようにして、まつげの下に配置します。これで準備は完了。スプーンの位置をキープした状態でマスカラを塗るだけです。思い切り塗っても肌につかないので、下まつげにたっぷりマスカラを塗ることができます。まつげが上から下に向かっているように、スプーンのカーブも下に向かって湾曲になっているので、塗りやすくなるという面でもおすすめです。
歯間ブラシが便利
マスカラのブラシをそのまま使うと、下まつげには大きすぎるという人もいます。そんなときに便利なのが「歯間ブラシ」。歯間ブラシはマスカラのブラシに比べて小さく毛が短いので、短い下まつげに塗るのにちょうどいい大きさなのです。歯間ブラシを実際に使うときは、まずブラシ部分を根元から少し曲げておきます。そして、マスカラのブラシで液をまんべんなくつけたら、通常通り下まつげに塗っていきましょう。小さなブラシなので、細かいところまできれいに仕上げられる方法です。
厚紙を下敷きにする
マスカラを塗るときに肌についてしまうのが気になる人は、厚紙を下敷きにして使う方法もあります。名刺くらいのかたさがある紙を用意して、目のカーブに合わせてカットしましょう。あとは下まつげと肌の間に厚紙を入れてマスカラを塗るだけです。厚紙にマスカラがつくので、肌を汚しません。その分たっぷりマスカラをつけられるので、下まつげを強調したぱっちりメイクが叶います。使ったあとはそのまま捨てられるので、お手入れの必要がないのがメリットです。
にじまないようにするための対策とは?
きれいにマスカラが塗れたとしても、時間とともににじんでくることがあります。にじまずきれいな下まつげをキープするためには、何ができるのでしょうか?
下地やトップコートを塗る
まず大切なのは、「下地やトップコートを塗る」ことです。下地はダマを防ぐだけでなく、カールをキープする・にじみにくくするといった役割もあります。トップコートは、上から重ねて塗ることで、さらにマスカラをにじみにくくできるのです。地まつげにマスカラだけ塗っているよりも、きれいな状態を長くキープできます。
フィルムタイプのマスカラを使う
にじむのが気になるからとウォータープルーフのマスカラを使っている人もいます。水や汗には強いウォータープルーフですが、皮脂に弱いものもあるため、それでにじんでいるのかもしれません。そこでおすすめなのが「フィルムタイプ」のマスカラです。皮脂に強く水に弱い性質をもっているため、皮脂が原因のにじみを解消できます。38~40℃くらいのぬるま湯で簡単にオフできるフィルムタイプですが、38℃より低い温度の水でも落ちてしまうものがあります。その場合、涙でもマスカラが落ちる可能性があるので、気付かないうちに落ちていたということがないように注意が必要です。
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外出先でにじんだときの応急処置
仕事の休憩中に鏡を見たら、いつの間にかマスカラがにじんでいた、という人もいるのではないでしょうか。そういったハプニングのときにできる対処法を紹介します。
めん棒でさっとオフ
にじんで目もとについたマスカラは、「綿棒と乳液またはリムーバー」で取り除くことができます。個別に包装されているクレンジング成分を含んだ綿棒も便利です。必要な分だけ持ち歩いておけば突然目もとが汚れてしまったときにすぐ直せるので、化粧ポーチの中に入れておくと、にじんだときに慌てずにすみます。汚れを拭き取ったら、仕上げにフェイスパウダーを。にじみの原因は皮脂や化粧品に含まれる油分であることが多いので、油分を含まないフェイスパウダーでサラサラ肌をつくりましょう。
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