「もういい」の意味は?
まずは、「もういい」の言葉の意味をチェックしていきます。
「もういい」の意味
「もういい」を辞書で調べてみましたが、国語辞典でこのままの言葉では出てきません。「もう」と「いい」に分解して調べました。
「もう」
現に、ある事態に立ち至っているさま。また、ある動作が終わっているさま。もはや。既に。
(小学館『デジタル大辞泉』より)
次は「いい」です。
「いい」
形容詞。「よい」のくだけた言い方。
十分過ぎる。その必要がない。
(小学館『デジタル大辞泉』より)
つまり、「もういい」は「もはやその必要はない」という意味になりますね。
「もういい」の使い方とは?
「もういい」という言葉は、どんな時に使うのでしょう。
「もういいよ、ありがとう」
これは、そこまで「もういい」という感じを前面に押し出さない程度のものになります。少し喧嘩してしまったときに、「もういい」など、気軽に言ってしまう方も多いかもしれませんね。
「もういいや、疲れた」
相手をうんざりさせてしまった時に出る言葉ですね。これを言われるとショックを受けるかもしれませんが、発言した方も呆れてしまっていることが多いです。
「もういい、休め」
この発言は相手に対して、「この件についてはもう関わらなくていい」という強い意志が込められています。ある意味、発言者から線引きをされたことになりますので、この線引きを越えるには相当の努力が必要でしょう。
「もういい」の英語表現とは?
「もういい」を英語で表現すると、どうなるでしょうか?