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2021.09.14

遊びには集中できるのに、なぜ勉強には集中できない?

遊びに注がれる集中力を、勉強でも活用してもらえると良いなと感じたことがあると思います。子どもの集中力はどのような条件で発揮でき、どのくらい持続可能なのでしょうか。

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子どもの集中力を引き上げるためにできること

ゲームやYouTube、遊びには親も驚くぐらいの集中力をみせる一方、宿題や勉強になると手遊びを始めたり、おしゃべりが止まらなかったりと、集中力の「し」の字も見当たらない…。どうして子どもは勉強となると集中力が続かないのでしょうか。スクールカウンセラーでもあり、臨床心理士・吉田美智子さんに「子どもの集中力」についてお聞きしました。

集中力を継続させたければ、「興味」と「時間」をコントロール

「子どもがのめり込んで集中している姿は親としては嬉しいもの。ですが、それが毎度ゲームやYouTubeなど遊びだけで、勉強やお手伝いになるとその姿はどこへやら。その差は実にシンプルで、【興味があるか】【楽しい・面白いか】【やりたくなるか】の違いにあります。また、子どもの集中していられる時間はさほど長くなく、15〜30分程度と言われています。この2点を親がうまくコントロールできれば、勉強にも集中できるはずです。

例えば、【興味・楽しさ・やりたい】を刺激するため、新しい勉強方法を提案してみたり、新しい文房具を揃えるなど目新しさで注意を引きます。【時間】は『30分やったら休憩』など時間を限定すると意気込む子どもが多いように感じます。集中できていないなと感じたら、これらを助け舟として差し出してみてください。

また、集中できなくて時間だけが過ぎると、親もイライラしますが、子どもにとっても『つまらない』『勉強嫌いだ』『できない自分はダメだ』とマイナスな感情になりがちです。集中して取り組めないようなら無理強いせず、思い切って切り上げる方がQOL(生活の質)と本人の自尊心にとって有益です」

集中力に良い影響を与えるものとは?

「子どもの集中力が高まるなら、親はどんなことでもしてあげたいと感じると思います。しかし集中力を劇的に上げる特効薬は存在しなく、〝生活リズムの管理〟に尽きるのです。朝決まった時間に起き、朝ごはんを食べ、夜更かしせずに決まった睡眠時間を確保するなど、毎日のルーティーンが整うからこそ集中できるという調査結果があるほどです。すごく地味な結果でがっかりしてしまうかもしれませんが、これを機に生活リズムの見直しも検討してみてください」

画像/(C)shutterstock.com

取材・文/福島孝代

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らしく生きる、働く、子育てするを応援中。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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