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2021.09.05

台湾で「乾杯」といったらこうやって飲む!日本との違いとは?【知れば知るほどのめり込んでいく中国語の世界】

 

似ているようで似ていない、知れば知るほどのめり込んでいく中国語の世界。台湾の航空会社でCAとして乗務していた経験のある有田千幸が、中国語を勉強する中で印象に残った言葉をご紹介します。 連載第84回目は「乾杯」編。

Text:
有田 千幸
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台湾では「乾杯」にルールがある?

「Cheers」、「Toast」、「Salute」、国やシーンによって異なる乾杯の掛け声。台湾の乾杯は日本と同じく「乾杯」。基本、グラスをしっかりと合わせます。

ただし、台湾の「乾杯」には日本とは異なる “ある” 意味が。

台湾で「乾杯 (Gān bēi)」は「飲み干す」という意味

実は台湾、そして中華圏の「乾杯」は、基本、「飲み干す」という意味。読んで字のごとく「乾かす+グラス」ということなのです。英語でいちばん近しい言葉は、「Bottoms up」。

話の節目や話題を切り替えたいとき、そしてもはや何でもない話の途中でもグラスをもち上げ「來 乾杯~ (Lái Gān bēi)」。そんなときには、そのときグラスに入っているお酒をすべて飲み干します。飲み終わって少しでもグラスに残っていると「欸 要幹掉啊~ (ちょっと、飲み干さなきゃ〜)」とすかさず注意が飛んできます。

(c) shutterstock.com

とはいえ、中にはお酒がそんなに強くない人もいるので、そのときは予めグラスに少なく注いでもらったり、外国人の私なぞは「この乾杯はジャパニーズスタイルね♡」とさりげなく「意味はわかっているよ」とにおわせながら交わしてみたり (笑)。

お酒の場を気持ちよく過ごせるようになれば、きっと中華圏での世渡りもうまくいくこと、間違いなし!です。

【続】

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official

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