カラーの回数を重ねて定着させる
ブリーチはしたくないけれど、しっかりとグレージュカラーを出したいという方は、カラーの回数を重ねることで髪色を育てていくという方法もあるのだそう。
時間やお金はかかりますが、一気に全体をブリーチをするよりも髪の傷みは防ぐことができると言われています。
ハイライトなら白髪を隠せてダメージも少ない
髪全体をブリーチするのは避けたいけれど、できる限りきれいなグレージュカラーを出したいという方は、部分的にブリーチを施す「ハイライト」を入れてから、グレージュのファッションカラーを重ねてみてはいかがでしょうか。
kakimoto arms 新宿 トップカラーリスト 安岡勲さん曰く、ハイライトなら少量の毛束だけをブリーチするため、ダメージは通常のブリーチに比べ少なくできるのだそう。
「全体ではなく細かく毛束を取るため、実は15%ほどしかブリーチしません。また、ブリーチ部分がのびてきたらその毛束だけをリタッチする方法もあります。ダメージがなくはないです が、そこまで傷まないテクニックなんですよ」(安岡さん)
また、ハイライトは〝白髪を隠す〟こともできます。白髪部分▶︎白い、ハイライト部分▶︎明るい、地の部分▶︎暗いと、3つのトーンがミックスされることで表情豊かな髪色になり、全体的に立体感を出すことができるのも嬉しいポイントです。
グレージュ系のハイライトカラーをオン
細くハイライトカラーを入れて白髪ぼかしを。カラーのコントラストでナチュラルな立体感もうまれ、巻き髪も一層華やかに仕上がります。
黒髪からでも大丈夫!おすすめのグレージュカラー
柔らかな質感の【アッシュグレージュ】
落ち着きのある柔らかな質感のアッシュグレージュ。派手にしすぎることに抵抗がある方や、鮮やかなカラーは入れたくないという方に向いているグレージュカラーです。
地毛に近い黒髪は5~6トーンのヘアカラーといわれています。こちらは、その色みよりも少しだけ明るい7トーン。透け感のある暗めカラーなので「重く見えない」と、30代・40代の働くママにも人気を集めています。
やわらかな毛流れのミディアムスタイル。髪をきれいに見せるツヤのある暗めカラーのおかげでラフだけど上品に仕上がります。顔周りを中心に軽くレイヤーを入れることで毛先が動きやすくなり、奥行きが生まれます。はらりと頬にかかる長めの前髪も女性らしさを後押し。
洗練された雰囲気を演出【ダークグレージュ】
ダークめなグレージュのワンカラー。ほんの少しラベンダーカラーを入れるとツヤが出ます。
ニュアンスのあるセンターパートは、それだけで韓国っぽいヘアスタイルに。巻きの取れにくいベース剤をつけ、顔周りは縦にアイロンを入れて外側へすべらせてから毛先は内巻きにするスタイリングがおすすめ。
スモーキーな色味が特徴的な【オリーブグレージュ】
明るめのオリーブグレージュカラー。スモーキーな寒色なので、初夏にぴったりな髪色です。
あえて丸みを出さないストレートなボブに合わせることで、クールな魅力たっぷりに仕上がります。少量のオイルを全体にもみ込むように塗布し、束感を出すスタイリングがおすすめです。
暗めでも透明感抜群の【マロングレージュ】
▲画像提供:@fizelle.miya.k
暗めのトーンでも透明感はほしいという方におすすめのマロングレージュカラー。柔らかくフェミニンな印象に見せてくれるマロンカラーに、グレー・ベージュを加えることで、ダークなトーンの中に透明感をプラス。女性らしい優しさの中にもクールなイメージを取り入れられるグレージュヘアカラーです。
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