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【目次】
アトマイザーを使うメリット
アトマイザーを使うメリットは、何よりも香水を手軽に持ち運べることです。瓶のまま携帯すると破損の恐れもあるほか、荷物がかさばります。
アトマイザーを活用すれば出先で付け直すことができ、いつも香りをキープできます。
香水の持ち運びに便利
香水の中には香りの持続時間が短いものも多数あり、香りをキープするためには適度につけ直す必要があります。しかし、香水瓶のまま持ち運ぶと衝撃で割れる恐れがあるほか、鞄の中でほかの装飾品を傷つけてしまう可能性もあり、実用的ではありません。重さもあることからも、持ち運びには不向きです。
アトマイザーを使用すると、かさばる香水瓶を持ち運ぶこともなく、手軽に香水をつけ直せます。また、アトマイザーの多くはコンパクトサイズであるため、荷物を減らせるのも魅力です。
何種類もの香水を使い分けしている場合は、種類に合わせた数のアトマイザーを用意しましょう。
香水アトマイザーの選び方をチェック
アトマイザーを選ぶ際のポイントは、「形状」「素材や遮光性」「容量」「デザイン」です。形状はスプレーとロールオンの2種類が一般的で、つけ方に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、アトマイザーは保存容器ではないため、素材や遮光性に注目することも大切です。容量やデザインと併せて確認し、お気に入りのアイテムを見つけましょう。
「スプレー」か「ロールオン」か
アトマイザーは広範囲に香りをつけられる「スプレータイプ」と、香りを調節しやすい「ロールオンタイプ」の2種類が一般的です。
「スプレータイプ」はミスト状に噴霧するため、香りを偏りなくつけやすいのが特徴です。ただし、周囲に香りが広がりやすいため、つけ直す際は状況を考慮しましょう。香りが強い香水の場合は、コットンやハンカチに香水を噴霧してから肌に当てると、香りを調整しやすくなります。
「ロールオンタイプ」はローラー部分を肌に直接当てて、香水をつけます。コロコロと転がすだけで香りをつけられるため、場所を選ばずつけ直せるでしょう。つける量を調整しやすいため、香りが強くなる心配もありません。カジュアルに使いやすい点が魅力のロールオンタイプですが、肌につけた香水がアトマイザーの中に戻ってしまうため、劣化しやすい点に注意が必要です。
ボトルの素材や遮光性に注目
アトマイザーのボトルの主な素材は、香水が劣化しにくい「ガラス製」と、手軽で持ち運びやすい「プラスチック製」の2種類です。
「ガラス製」は香水が空気に触れにくいため、長期間使用したい人におすすめです。ただし衝撃に弱く割れやすいため、取り扱いに注意しましょう。
一方「プラスチック製」は軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。ガラス製のような破損の心配が少ない点もメリットといえます。ただし、空気に触れやすいため香水が劣化しやすく、長期間の保存には向いていません。
素材だけではなく「遮光性」にも注目すると、香水の劣化を防ぎやすくなります。例えば、「アルミ製」や「遮光瓶」のアトマイザーであれば、日光を遮ることが可能です。蛍光灯の光でも劣化は起こるため、室内で使用する人も遮光性には注目するとよいでしょう。
また、持ち運ぶ際の液漏れが心配な人は、吹き出し口の素材が金属でできたものを選ぶのがおすすめです。変形しづらいため密閉性が高く、液漏れしにくくなります。
使いやすい容量を選ぶ
アトマイザーを選ぶ際は、使いやすい容量が入るアイテムを選びましょう。アトマイザーは香水を手軽に持ち運べるものの、保存力が高いわけではありません。
そのため、アトマイザーを選ぶ際は早めに使い切れるコンパクトサイズを選ぶことが大切です。短期間で使い切ることで、いつも香り豊かな香水を楽しめます。とはいえ、使用頻度に対して明らかに少なすぎると、頻繁に詰め替えなければならず面倒です。一度に大量に使用したい場合は、少し大きめの容量でも問題ありません。
「オード・トワレ」や「オード・パルファム」などよりも濃度の薄い「オーデ・コロン」などの場合、持続時間が短いのでつけ直す頻度が高くなります。この場合、使い切るスピードも早めであることを考慮して容量を選ぶとよいでしょう。
また、空中に噴霧し、下をくぐって香りをつけたい場合も多くの香水が必要になります。自分の使う香水の種類や、つけなおす頻度や量に合わせて、短期間で使い切れるサイズを選ぶのがポイントです。
好みのデザインで決める
アトマイザーは種類が豊富なため、好きなデザインで選ぶのもおすすめです。お気に入りのデザインを選べば、持ち運ぶ楽しさも生まれます。複数の香水を持っている場合は、香りに合わせてデザインを選ぶのもよいでしょう。
使用するシーンに合わせるのも、一つの方法です。例えば、職場に持っていく際はシンプルで目立ちすぎないデザインを、プライベートでは華やかなデザインにすると気分を変えながら楽しめます。
アトマイザーの詰め替え方法
アトマイザーの詰め替え方法は、商品により異なりさまざまです。直接補充できるものや、詰め替えに必要なアイテムを利用するものもあります。
詰め替え用のアイテムがアトマイザーに付属している場合もありますが、ない場合は自分で用意する必要があります。購入する際は、詰め替え方法や、付属品の有無も併せて確認しましょう。
ろうとやジョウゴで入れる
ろうとやジョウゴとは、傘を逆さまにしたような形をしており、細くなっている部分をアトマイザーに挿して使用します。
香水瓶のスプレー部分を外し、直接注いで移し替えることも可能ですし、香水瓶のスプレー部分が外せない場合は、ろうとやジョウゴの注ぎ口にスプレーすることで移し替えが可能です。
ろうとやジョウゴは口が広いため、香水をスプレーしやすく無駄なく詰め替えられるのがメリットです。スプレーで移し替える際には、香水の成分が揮発しやすい点に注意しましょう。
スポイトやシリマーがあると便利
スプレータイプのキャップ部分が外せる場合や、スプレーキャップが付いておらず滴下して使用する香水には、スポイトやシリマーを使って詰め替えると便利です。スポイトとは、丸くなった部分を押すと香水を吸い上げることができるアイテムです。
シリマーは注射器のような形をしており、スポイト同様に香水を吸い上げられます。特に、滴下ボトルは口が狭く、スポイトやシリマーを活用することで、スムーズな移し替えが可能です。
詰め替え専用ノズルがある場合も
スプレーキャップが外れる場合は、市販されている詰め替え専用ノズルを使用するとスムーズに移し替えられます。詰め替え専用ノズルは先端が細いため、口が狭くてもこぼすことなく移せるでしょう。
ただし、詰め替える際に専用ノズルがきちんと装着されていないと、ノズルと本体の隙間からこぼれる可能性があるため注意が必要です。移し替える前にしっかりと装着できているかを確認しましょう。
直接補充できるタイプが便利
詰め替え作業を楽に行いたい人におすすめなのが、直接補充できるタイプです。アトマイザーにある注入口に直接香水の瓶をセットして、そのまま補充できます。ろうとやジョウゴなどのアイテムを準備する必要もなく、お手入れの手間も省けるでしょう。
ただし、香水の形状によっては直接補充できない場合があるため、事前に対応しているかどうかを確認しておく必要があります。
シンプルでおすすめのスプレー式アトマイザー
香水のアトマイザーの中でも定番なスプレー式は、シンプルで使いやすいアイテムも豊富です。プッシュするだけで香りが広がるため、広範囲に香りを付けたい人におすすめです。
ここでは、スプレー式のおすすめアトマイザーを紹介します。
TRAVALO「クラシック アトマイザー」
TRAVALOのクラシック アトマイザーは、外装はアルミ製、インナーボトルはプラスチック製でできており、軽量で持ち運びしやすいのがポイントです。
スプレーヘッドは香りが強くなりすぎることを防ぐために、適量をミスト状に噴霧できる設計になっています。残量が確認できる「インジケーターウィンドウ」が付いており、詰め替えるタイミングを見逃しません。
香水瓶のスプレーキャップを外し、ノズルを出せる場合にのみ、アトマイザーへ直接の補充ができます。空気に触れずに移し替えられるため香水が劣化しにくく、気密性が高いのも魅力です。あらかじめ持っている香水瓶の仕様を確認しておくと安心でしょう。
商品名:TRAVALO クラシック アトマイザー
ジャックマルクス「オーバル シェイプ」
ジャックマルクスのオーバル シェイプは、手になじみやすい曲線が特徴です。詰め替えが簡単に行える設計になっており、香水瓶のキャップを外してノズルに取り付け、上下に振るだけで簡単に詰め替えられます。
専用のレザーポーチが付属しており、鞄やポーチに入れて持ち運ぶ際も安心です。アトマイザーの上部には、スワロフスキーエレメントが付いているため、華やかさもプラスされています。
カラーは、ターコイズ・ブラック・ホワイト・クローム・マジェンタの5種類から選択できるため、お気に入りを見つけられるでしょう。高い機能性とデザイン性を兼ね備えたアトマイザーを探している人におすすめです。
商品名:ジャックマルクス オーバル シェイプ
ヒロミチアトマイザー「パースメタルアトマイザー」
ヒロミチアトマイザーのパースメタルアトマイザーは、軽量なアルミ素材のケースに入ったガラス製のアトマイザーです。
どんな香水でも移し替えできるように、ジョウゴと専用ノズルが付属しているのも魅力です。香水瓶のキャップが外せない仕様の場合にも、付属のジョウゴとノズルで移し替えができます。
小さな鞄やポーチにも納まるコンパクトサイズなので、手軽に持ち運べます。アトマイザーの底には残量が確認できる「丸窓」が付いており、詰め替え時期が分かりやすくなっています。
商品名:ヒロミチアトマイザー パースメタルアトマイザー
ロールオンタイプのおすすめアトマイザー
コロコロと転がすだけで香りをつけられるロールオンタイプのアトマイザーは、ピンポイントに香りをつけたい人におすすめです。周囲に香りが広がりにくいため、いつでもつけ直せるでしょう。
ここでは、ロールタイプのおすすめアトマイザーを紹介します。
坪田パール「スティックローラー ゴールド」
すっきりと細身のデザインで、鞄やポーチの大きさを選ぶことなく持ち運びやすいのが特徴です。ろうとが付属しているため、簡単に香水を詰め替えられます。
シンプルなデザインのため、使うシーンを選ばないのもおすすめポイントです。場所を気にせずつけ直したい人や、ピンポイントに香水をつけたい人におすすめのアトマイザーです。
商品名:坪田パール スティックローラー ゴールド
ヤマダアトマイザー「コロプチ パフュームローラー 5702」
ヤマダアトマイザーの「コロプチ パフュームローラー」は、容量が4mlと使い切りやすいサイズです。コンパクトなので、鞄やポーチにも収納しやすいでしょう。
ガラス製で、香水が劣化しにくいのもうれしいポイントです。詰め替えに使用できるアイテムが付属しているため、手軽に香水を移し替えられます。
商品名:ヤマダアトマイザー コロプチ パフュームローラー 5702
KESYOO「ロールオンボトル 10ml」
ガラス製のアトマイザーが3本セットで、複数の香水を使い分けたい人におすすめです。強い防食性を持った素材でできており、通気性が少なく香水の劣化を抑えられます。
中身が透けて見えるため、残量が把握しやすく詰め替え時期を見逃さないのもポイントです。先端のボールはスチール製で、肌に優しく使用できます。
詰め替え用のアイテムは付属していないので、持っている香水瓶の形状に合わせたものを別途用意しましょう。
商品名:KESYOO ロールオンボトル 10ml
個性的なデザインのアトマイザー
アトマイザーの中には個性的なデザインも豊富にあります。機能性だけではなく、見た目にもこだわりたい人は形やカラーを重視して選ぶのもよいでしょう。周囲の人と被りにくいデザインのおすすめアトマイザーを紹介します。
ヒロミチアトマイザー「バルブアトマイザーLストレート 大根百合 手書き」
スプレー付きの香水瓶です。丸い部分をプッシュすると香水が噴霧され、広範囲に香りをつけられます。
香水を詰め替える際に便利なジョウゴとノズルが付属しているため、香水の瓶に合わせて使い分けることが可能です。ただし、横に倒すと中身がこぼれる可能性があるほか、持ち運びには適していません。デスクや玄関先で、インテリアを兼ねて楽しむなどがおすすめです。
商品名:ヒロミチアトマイザー バルブアトマイザーLストレート 大根百合 手書き
TOMMYFIELD「香水入れ アトマイザー」
TOMMYFIELDのアトマイザーは、おしゃれでかわいいハート形が特徴です。自分で使用するのはもちろん、プレゼントに選んでも喜ばれるでしょう。
小さいので持ち運びしやすく、ポーチやポケットに入れることもできます。アルミ製で、持ち運んでもアトマイザーが潰れる心配もありません。
6色セットになっているため、色ごとに香水を使い分けることも可能です。詰め替え用のアイテムは付属しないので、別途用意が必要です。
商品名:TOMMYFIELD 香水入れ アトマイザー