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【目次】
キッチン用ゴミ箱を選ぶポイント
使いやすいゴミ箱を選ぶには、いくつかのチェックポイントがあります。
子育て世帯に合うキッチン用のゴミ箱を選ぶには、夫婦だけの世帯でゴミ箱を選ぶのと違った目線で選ぶことが必要です。どんなことに注意して選べばよいのか見ていきましょう。
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使い勝手に合わせたサイズ
ゴミが出る量は家庭によって違います。キッチン用のゴミ箱を選ぶ際は、ゴミの量に合ったサイズを選ぶことが大事です。容量が足りないとゴミがこぼれてしまいますが、大きすぎても置き場所に悩まされることになるでしょう。
個人差はありますが「1人が1日に出すゴミの量は約1L」といわれています。週1回ゴミを出す場合、3人家族なら1日に約3Lのゴミが出るとなると、最低で21L前後は入るサイズのゴミ箱が必要になるのです。ゴミ箱からゴミが飛び出ないように少々余裕を持たせて、大きめの容量を選びましょう。
また、ゴミの分別がしやすいように、いくつかのゴミ箱を用意するのも重要です。複数のゴミ箱を置きたくないのであれば、内部が仕切られたタイプを使いましょう。
シンプルなデザインなら掃除しやすい
ゴミ箱は「ゴミを捨てる場所である」という性質上、どうしても汚れがちなアイテムです。衛生維持しやすいように、隅々まで簡単に掃除しやすいデザインを選びましょう。
見た目にこだわったゴミ箱は、おしゃれな一方で、掃除がしにくかったり、機能性に欠けたりする場合があります。例えば、ゴミ箱の角が直角だと見た目がスタイリッシュで隙間にぴったり収まりますが、袋からこぼれ落ちた小さなゴミが隅にたまってしまうことが少なくありません。
ゴミ箱の内部に細かいゴミやホコリなどがたまったとき、取り除きづらいデザインだと、掃除のたびにストレスを感じてしまいます。やや丸みがあるデザインの方が、カーブに沿ってゴミが滑り落ちるので簡単に汚れを取り除くことが可能です。
いたずら防止・消臭対策にはふたあり
小さな子どもは何にでも関心を抱いてしまうため、ゴミ箱にいたずらをすることがあります。いたずら対策として、子どもが簡単にゴミに触れられない構造になっているゴミ箱を選ぶと安心です。
ふた付きタイプのゴミ箱を選ぶと、子どもは中身に触りにくくなります。しかし、ふたを開ければ触れてしまうので、子どもが簡単にふたを開けられないように、ゴミの投入口が「高い位置」にあるタイプを選びましょう。また、パッキンが付いたタイプであれば、より子どもが触りにくいだけでなく、生ゴミの臭いも防げます。
キッチン用ゴミ箱はどこに置く？
使いやすいゴミ箱を選んでも、置き方によっては使いづらくなってしまいます。自宅に合った、使いやすい場所に設置することが大切です。
キッチンのどこにゴミ箱を置くべきか、悩んでいる人におすすめのアイデアを紹介します。
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キッチンの角や隙間を活用
キッチン用のゴミ箱は、角に置いた方が動線の邪魔になりません。通行や作業の邪魔になる位置にゴミ箱を置くと不便です。調理家電を使う際や、収納庫の扉を開くときに邪魔にならない位置に置きましょう。
キッチンの角にほかの家具や家電がすでに置いてある場合、シンクの脇や作業台の下などの「ちょっとした隙間」を見つけて置く方法もおすすめです。冷蔵庫やシンクの間もよいでしょう。
小さな隙間でも、スリムなデザインのゴミ箱なら置けることがあります。幅が20cm程度のコンパクトなゴミ箱を選ぶことで置ける場合もありますが、容量をよく確認してから購入するようにしましょう。
シンク・カップボード下
シンク下やカップボードの下の空間に、ゴミ箱を入れてしまう方法もあります。シンク下にゴミ箱を置けば、空き缶やペットボトルを洗ってすぐに捨てやすく、ゴミ捨ての作業効率がアップすることもポイントです。
高さがあるカップボードやラックなどの収納家具は、下部を収納に使えるように空間がある作りになっていることが多いので、ゴミ箱のサイズが合うならすっぽりと入れてしまいましょう。
ゴミ箱が出っ張らず、ぶつかったり邪魔になったりする心配がありません。空いているスペースにぴったりと合うサイズを選ぶ必要がありますが、見た目がスッキリとすることがメリットです。
システムキッチンなら引き出しに収納も
調理器具や食器をしまう場所が豊富なシステムキッチンを利用しているなら、ゴミ箱を収納するスペースとして引き出しの中を使用する方法があります。ゴミを捨てる際に、引き出してからゴミ箱のふたを開ける手間が加わることになりますが、本体を隠してしまうことでキッチン内がスッキリと片付き、生活感を消せるところが魅力です。
「臭い」も閉じ込めやすくなり、一石二鳥です。子どもの目から隠すこともできるので、いたずらの防止にも役立つでしょう。キッチンの引き出しを開けるいたずらを防ぐには、引き出しに後付けできるタイプのチャイルドロックを利用すれば簡単に開けられなくなります。
ゴミ箱のおすすめ12選｜置き場所別に使いやすいアイテムを紹介｜Domani
隙間にぴったり【スリム型ゴミ箱】
コンパクトなキッチンでは、大きなゴミ箱を置くスペースを確保できないことがあります。幅が狭い場所に置くなら、スリムなタイプを選びましょう。ちょっとした隙間にも置きやすい商品を紹介します。
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東谷「ダストボックス2D」
幅21×奥行37×高さ80cmのスリムなゴミ箱です。縦の空間を生かせる縦長のデザインで、約20Lのゴミを捨てられる容量を備えています。
上段と下段に分かれていて、ゴミの分別に役立つ設計です。上段は、フラップ扉となっていて、引き出してゴミを捨てた後は手を放すだけで扉が閉まるので手順を減らせます。下段はペダルを踏んで開けられ、いちいち腰をかがめなくてもゴミを捨てられるところが便利です。
内部にレジ袋をかけられる溝があり、使いやすい工夫がされています。ポリプロピレン製で約3kgと軽量なので、移動や掃除をしたいときも楽に動かせるでしょう。
商品名：東谷 ダストボックス2D
ライクイット「シールズ25 密閉ダストボックス」
幅33.7×奥行17×高さ62.5cmと、省スペースにも置きやすいサイズ感のゴミ箱です。壁面に設置しやすいように、厚みを減らしたスリムなデザインとなっています。
本体・袋止め・ふたの三つのパーツから構成され、クリップホイールを利用しゴミ袋をキッチリと止められる構造です。ゴミ袋からゴミがこぼれて落ちてしまう心配がありません。
シリコンパッキン付きで、しっかりと密閉でき臭いが漏れにくくなっています。左右に持ち手が付いていて、掃除やゴミ捨ての際に持ち運びやすいところもポイントです。
商品名：ライクイット シールズ25 密閉ダストボックス
山崎実業「スリムゴミ箱」
「好きな高さ」にカットでき、キッチン内の空スペースに合わせて使えるゴミ箱です。材質はポリプロピレン製でハサミを使って簡単に切ることができ、シンク下やシステムキッチンの収納スペースにぴったりと収められます。
ゴミ袋をセットし、ふたを乗せるだけのシンプルなデザインです。ふたは片手で簡単に開閉でき、スムーズにゴミ捨てができます。
サイズは幅19×奥行40×高さ54cmで、最大で45Lまでのゴミ袋をセットすることが可能です。薄い素材で作られており、長期間使用しないときは折り畳んでコンパクトにしまっておけます。
商品名：山崎実業 スリムゴミ箱
ふたの開け閉めが楽ちん【ペダル型ゴミ箱】
ふたの開け閉めが大変だと、ゴミを捨てる度にストレスを感じてしまいます。ペダルを踏んで開くタイプを選べば、両手が塞がっているときも簡単にゴミを捨てられて便利です。手を使わずにふたを開けられる、ペダル型のゴミ箱をチェックしましょう。
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Umbra「ブリムカン」
ステンレス製のペダルで、汚れても掃除がしやすく清潔さを保てます。ペダルを放せば、ふたがゆっくりと自動で閉まる構造です。
内側にバッグリングが内蔵され、外側からゴミ袋が見えないデザインになっています。ゴミ袋の着脱をするときはふたを開けた状態でロックでき、片手でふたを押さえながら作業をしなくて済むところが便利です。
約50Lの大容量で、45Lのゴミ袋に対応しているのでゴミの量が多い家庭でも安心して使用できます。マットな質感で、インテリアになじみやすいところも魅力です。
商品名：Umbra ブリムカン
simplehuman「レクタンギュラーステップダストボックス」
踏みやすいワイドサイズのペダルが付けられたゴミ箱です。ペダルのどの部分を踏んでもスムーズに開閉ができるように作られています。クッション性もあり、力加減を考えずに踏める作りです。
15万回踏んでも耐えられる耐久性に優れた設計で、ペダル部分が壊れて使えなくなる心配がありません。ステンレススチールに抗菌性に優れたナノシルバークリアコートが施され、衛生的に使えます。
ゴミ袋が隠れるようにライナーリムが太くデザインされ、スッキリとして見えるところもポイントです。
ゴミ箱の本体に予備のゴミ袋を収納でき、新しいゴミ袋をスムーズにセットできます。45Lの容量を備えているので、ゴミが多い家庭でも安心です。
商品名：simplehuman レクタンギュラーステップダストボックス
ケユカ「ダストボックス」
内側にポリプロピレン製のボックスを内蔵し、ボックスごと取り出してお手入れやゴミ捨てができるペダル式のゴミ箱です。ふたが静かに閉まる設計で、ゴミを捨てるたびにバタバタとうるさくありません。マットなブラックの塗装で、高級感を演出しています。
幅35×奥行29.6×高さ62.7cmと、キッチンの隅に置きやすい大きさです。30Lの容量を備えており、大きすぎず小さすぎないサイズのキッチン用ゴミ箱を求めている人におすすめです。
商品名：ケユカ ダストボックス
臭いを漏らさない【消臭・防臭特化型ゴミ箱】
ゴミ箱の周囲に嫌な臭いが漂っていると不潔な印象になり、どんなにすてきな部屋も台無しに。消臭機能や防臭に特化したゴミ箱を選ぶと、清潔感を演出できます。臭いを外に漏らしにくい構造のゴミ箱を見ていきましょう。
ホームテイスト 「横開きステンレス自動開閉ゴミ箱」
嫌な臭いが漏れにくい、横開きのゴミ箱です。縦に開くタイプだと空気が上部に動き、臭いが漏れやすい傾向にありますが、横開きなら空気の動きが少ないため、臭いの広がりを抑えることに期待できます。
ふたの上で手をかざすだけで「センサー」が反応し、自動で開閉する仕組みで便利です。手動開閉との切り替えも可能で、好みに合わせて使用できます。
側面には、耐久性に優れたステンレススチールを使用し、汚れをサッと拭き取れるところも魅力です。
商品名：ホームテイスト 横開きステンレス自動開閉ゴミ箱
リス「HOME&HOME開けても防臭ペール」
中ふたとパッキンが付いて、臭いが漏れにくい構造のゴミ箱です。ふたを開けたときに、嫌な臭いが気になりにくい設計となっています。約20Lの容量があり、幅18.6x奥行38.8x高さ47.5cmとスリムなデザインで、ちょっとした隙間に入れて使いやすい大きさです。
同じゴミ箱を横に連結して使うこともでき、分別にも役立ちます。キッチンだけでなく、洗面所やトイレなどで使うゴミ箱としてもおすすめです。
商品名：リス HOME&HOME開けても防臭ペール
EKO JAPAN「エックスキューブステップビン」
防臭にこだわり、臭いの漏れを防ぐように「二重ふた」を使用しています。フレーム付きのふたで隙間を埋め、その上からぴったりふたが閉じる構造です。
ゴミ箱の表面に、雑菌を抑えるナノ抗菌コーティングを施し、インナーボックスに使われているプラスチックも抗菌処理がされています。ふたの内側には、防臭剤を入れるポケットを設け、臭いを抑える工夫がされていることもポイントです。
20Lの容量を備えたインナーボックスが二つ入る設計になっていて、ゴミの分別がしやすくなっています。余計な装飾のないシンプルなデザインで、キッチンの雰囲気を乱しません。
商品名：EKO JAPAN エックスキューブステップビン
子どものいたずらを防ぐ【技ありゴミ箱】
子どもがゴミ箱を倒してしまったり、ゴミを取り出したりすると衛生面が心配です。子どものいたずらを防ぎやすいゴミ箱を紹介します。
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インテリアのゲキカグ「ダストボックス タイアー」
縦に重ねて、ゴミ箱の上部のデッドスペースも有効活用できる「5段式」のゴミ箱です。子どもが小さいうちは、手が届かない上の段だけをゴミ箱として使用すれば、いたずらされません。ゴミ箱一つあたりの容量は約21Lで、合計約105Lものゴミをためておける大容量です。ゴミを1カ所にまとめられ、家のあちこちに散らばらずに済みます。
袋止めも付いていて、ゴミ袋がずれにくく外側からゴミ袋が見えません。ふたがやや斜め上を向くようにゴミ箱をセットでき、奥の方へスムーズにゴミが流れていく構造です。
ゴミの種類別に細かく分類したり、空いている部分はゴミ袋や洗剤などをストックするスペースに使用したりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
商品名：インテリアのゲキカグ ダストボックス タイアー
リス「SOLOW」
ふたが「観音開き」になっていて、子どもが手を突っ込んでゴミを取り出せない構造になっています。サイズは幅22×奥行42.5×高さ48cmで、ふたを開けたときの高さは58cmです。ゴミ箱の上部に「10cm以上の隙間」がある場所なら、快適に使用できます。上部の空間を広く確保できない棚の下などでも、使いやすいデザインです。
ふた・本体・ペダルの全てが白一色で、清潔感があります。同じデザインのブラックもあるので、キッチンの雰囲気に合わせて選びましょう。
商品名：リス SOLOW
シンプルだけどおしゃれ【デザイン特化型ゴミ箱】
お手入れがしやすいシンプルな形状でありながら、おしゃれな雰囲気を持ちあわせたタイプのゴミ箱もあります。インテリアにこだわりたい人におすすめの商品を見ていきましょう。
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ライクイット「カフェスタイル フロントオープン」
シンプルな形状で使いやすいだけでなく、英字のプリントがワンポイントになっており、インテリア性が高いゴミ箱です。
フロントオープンタイプで、狭い場所にフィットさせて使いたいときに活躍してくれます。カウンターの下などにはめ込んで使用できるので、ゴミ箱を置くことを諦めていた場所でも使えるでしょう。
本体の向きを変えてふたを付け替えればプリントがない面を表に向けて置くことも可能で、臨機応変に使用できます。
商品名：ライクイット カフェスタイル フロントオープン
ダルトン「Plastic trash can」
外国の道端に置いてありそうな、シンプルでカジュアルなゴミ箱です。明るすぎないグリーンカラーで程よく存在を主張しつつ、インテリアになじみやすいデザインとなっています。
高さ46.5×奥行56×高さ94cmと大きく、120Lと大容量でたくさんのゴミが入る設計です。キッチン用だけでなく、庭や勝手口などに置く用途にもおすすめです。
ゴミ箱の下部にキャスターが付属しているので、押しながらゴミ捨て場に移動させることもできて便利です。
商品名：ダルトン Plastic trash can
渡辺金属工業「オバケツM45」
キッチンのワンポイントになってくれる、腐食しにくく強度に優れたトタン製のゴミ箱です。本体やパーツは厳選された日本製のものを使用し、さびの原因になる溶接をせず、職人が圧着して仕上げるこだわりの品です。
屋外でも、水を入れて使用することも可能な作りです。バケツ型なのでゴミ箱としてだけでなく、アイデア次第でさまざまな使い方ができ、植木鉢カバーやストッカーとしても出番があります。
ふたの内側にフックが付属し、本体に引っ掛けられるところも使いやすいポイントです。
商品名：渡辺金属工業 オバケツM45
キッチンのゴミ箱をきれいに使うには
ゴミの臭いや汚れを減らすには、清潔な状態で使用することを心掛けましょう。きれいに使う方法が分かっていれば、お手入れが楽になります。
ゴミ箱をきれいに使用するポイントをチェックしましょう。
ゴミは水気をなくしてから捨てる
キッチンのゴミ箱には、生ゴミや食品のカスなどを捨てることがほとんどです。生ゴミを捨てる際は水気をよく切って、新聞紙やチラシなどで包み、ポリ袋に密閉した状態で捨てましょう。
食べ残しから染み出した水分やゴミ箱内の酸素がゴミの腐敗を早め、不潔な臭いや汚れの原因になります。「水気がない状態」で捨てた方が、嫌な臭いや汚れが発生しにくくなるのです。
生ゴミだけでなく、缶やペットボトルの内部に水気が残っていても不衛生になるので、こちらも水気をよく切った状態で捨てるようにしましょう。
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ゴミ箱も定期的にお手入れを
ゴミ箱が汚れた状態だと、汚れの部分に雑菌やカビが繁殖して、より不潔な状態になってしまいます。ゴミ箱をきれいに使用するために、定期的にお手入れをして汚れをため込まないようにしましょう。
内部のケースと外側のケースが分かれている場合は、内部のケースを取り出して「中性洗剤をつけたスポンジ」でよく洗います。外側のホコリやゴミを取り除いた後、水で薄めた中性洗剤を含ませた布巾で拭き掃除しましょう。汚れが落ちたら、洗剤の成分を残さないように、水拭きと乾拭きで仕上げます。
商品によってお手入れ方法が異なるので、取り扱い説明書をよく読んでから掃除をすることが大事です。
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