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LIFESTYLE女の時間割

2022.01.13

ワーママ・安田美沙子さんが明かす、〝子どもの笑顔を増やす〟ために心がけている3つのこと

2020年のDomani8/9月号「女の時間割。」完全リモート編集号に登場してくれた、安田美沙子さん。そのときのご縁から、安田さんのインスタグラムをベースにライフログを収録した著書『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』(1月13日発売)が制作されました。今回は安田さんの著書をふまえて、コロナ禍でも子どもの笑顔を増やすために心がけていることをお聞きしました。

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笑顔な暮らしのコツその1は、手づくりの発酵調味料

「結婚して家族をもったことをきっかけに、食に対する正しい知識を勉強して食から家族を支えようと、食育インストラクターや健康食コーディネーターの資格を取得しました。雑誌の料理連載で知り合った料理家の真藤舞衣子先生からは、発酵調味料のつくり方やアレンジレシピをたくさん教わりました。今はそれらの知識をもとに毎日の料理を工夫しているのですが、ひとつ決めているのが、調味料のベースは手づくりの発酵調味料にするということです。発酵ものは腸活にもつながりますし、子どもたちも喜んで食べてくれます。

自家製の手づくり味噌は時間のあるときまとめて仕込んで、できあがったものを毎日少しづつ使っています。塩麹やしょうゆ麦麹の場合はつくり方が簡単なので、食べきったら新しくつくってストックをして、なるべく切らさないように心がけているんです。発酵ものを調味料に使うと味が決まりやすいので、料理しながら迷うこともなくなりました。美味しくて体にいい料理をつくっていると、家族が自然に食卓に集まってくれて、家の中の空気もまあるくなります」

©Misako

▲食育もかねて、味噌づくりには必ず息子さんも参加させているのだとか。

コロナ禍での1日1刺激、お弁当もコミュニケーションツールに

「食育で学んだ知識を活かして、お弁当にも工夫をしてみました。息子が苦手な野菜は卵焼きに入れて食べやすくしてみたり、お弁当自体を楽しんでもらおうと、ゆるめのキャラ弁をイメージして息子の顔をおにぎりにしてみたり。つくっている自分も楽しいし、子どもも楽しんでくれているのがうれしくて。スクールから帰ってきたら“今日どうだった?”と聞いて、美味しかったとか、これは食べられなかったなどと会話も弾むので、お弁当もコミュニケーションツールであることをすごく感じました。

コロナ禍ということもあって息子に少しでも刺激をあげたくて、1日1刺激、お弁当箱のフタを開けるたびにちっちゃなサプライズをあげたい気持ちで、栄養面や味はもちろん、変化に富むビジュアルも頑張りました。そのことから息子が食について何か感じたり、学んでくれたらという気持ちもありました。つくったら写真を撮って、「#みさ弁」というハッシュタグをつけて、インスタグラムに毎日アップするのも楽しかったです」


▲どれひとつとしてお弁当の中身が同じ日はないという力作ぞろいの #みさ弁。
※写真は「安田美沙子公式インスタグラム」より。

絵本を読み聞かせると、子どもは“愛されている”ことを実感できる

「ふだん何気なく子どもにしている絵本の読み聞かせも、子どもにとって大切なエッセンスがつまっていることを知って、工夫をするようになりました。(社)JAPAN絵本よみきかせ協会® 代表理事の影山聖子さんの著書によると、子どもは絵本を読み聞かせしてもらうと、自分が愛されている実感をもつことができて、そのことで自己肯定感を感じることができるそうなのです。大人の脳にも良くて、大人の場合は絵本の内容によって自分の生き方を見直すこともできるとのこと。今の時期、絵本を読みながら親も癒されたらと考えて、ふだんボイストレーニングの指導を受けている先生に、絵本の読み方の相談をしたこともありました。

先生によると、私の場合、気持ち高めの優しい声を活かすとよいとのこと。ふだん子どもたちと話すときの地声ではない声のほうが物語の世界に入る切り替えにもなるような気がしていて、読み聞かせ用の声を意識しながら読んでいます。スピードは少しゆっくり。絵本は行間があいているので読むときもそこで区切って、言葉を大切にしながら読みきかせています」

安田さんのお子さんがお気に入りの4冊

『あかずきんちゃん』(グリム原作 文・絵/いもとようこ 金の星社)読み聞かせる絵本は、わくわくしたりほっとしたりと、なるべく感情の動きがあるものを選ぶようにしています。
『どうぞのいす』(作/香山美子 絵/柿本幸造 ひさかたチャイルド)誰も見返りを求めずにいすや食べ物を譲り合ってみんなが幸せになる、すごくいい内情です。読み聞かせているうちに、2歳の息子がざっくりと私の読み方の“完コピ”をしたという、思い出の一冊です。
『きょうのおべんとう なんだろうな』(作/岸田衿子作 絵/山脇百合子 福音館書店)お弁当の中身をクイズ形式で考えるようになっています。お弁当を好きになってもらいたくて。
『日本昔話アニメ絵本シリーズ-(12) うらしまたろう』(脚色・構成/水端せり 絵/中島ゆう子 永岡書店)気づけば、日本の昔話を教える機会が減っているような気がします。シリーズの中から、なにかの折りに1冊づつ集めています。

時間がなくても、ゆる楽しくできることを続けていく

「私自身の2020年は、事務所を独立して、次男を出産して、初めてのコロナ禍に遭遇してと、とても考えることの多いめまぐるしい1年でした。そんな中でも、毎日の生活の食生活や着ること、走ることやワークアウトなどの自分でできるセルフケアを継続して、それらをインスタグラムで発信してきました。『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』には、そうした状況の中で感じてきたことや、自分なりに追求したことがつまっています。40代を前に改めて振り返ってみた、自分の軸のようなものにも触れています。朝と夜のルーティンや美容で気をつけていることなども紹介しています。最近は“すごく手が届かない人ではなく、身近にいそうな感じがする”と言われることが増えてきました(笑)。でもそのとおりで、本の中にもすぐに手が届いて簡単にできることばかりがつまっているので、ぜひ気軽に見ていただけたらうれしいです」(安田さん)


〜 編集裏話 〜

今回の書籍は、コロナ禍にあってこれまでとは異なる頑張り方を模索していた安田さんのインスタグラムの発信から、美、食、走ること、着ること、家族についてのアーカイブをピックアップして、新規取材とともにまとめたものになりました。内容も、写真も、衣装も、お料理も、すべて安田さんと相談しながらつくりあげていきました。圧巻なのは、安田さんが最初にセレクトしてくださった、掲載候補画像の数でした。

「作業でいちばん大変だったのは、写真のセレクト作業でしょうか。料理だけで300枚前後、トータルで1000枚以上になったかと思います。Web上の共有BOXというシステムがあることを初めて知って、PC作業をするようになって、容量が足りなくなったので買い替えたりと、いろいろと勉強になりました。この経験をまた次に活かせたらと思っています」(安田さん)

プロフィール

安田美沙子

やすだ・みさこ/1982年、北海道札幌市生まれ、京都府宇治市育ち。20歳で「ミスマガジン2002」においてミスヤングマガジンに選ばれてデビュー。2004年からTBS『アッコにおまかせ!』の準レギュラーに。29歳でNHK連続テレビ小説『カーネーション』に女優として出演を果たし、同年の「名古屋ウィメンズマラソン2012」では3時間44分56秒を記録してサブ4を達成。31歳でファッションデザイナーの夫と結婚、35歳で長男出産、2020年2月に次男を出産。結婚後、家族のために食育インストラクターや健康食コーディネーターの資格を取得して、食育活動を始める。2018年に日本を代表する料理人が集う食活動団体「ChefooDo」会員に。2019年5月に職人による和のプロダクトを扱うブランド『FOUR O FIVE』を設立。2020年11月に公式YouTubeチャンネル「安田美沙子です。」を開設。2021年9月にはランニングアドバイザー資格を取得。趣味は、多忙な日常のライフログをライカで撮ること。
YouTubeチャンネル:安田美沙子です。
インスタグラム:@yasuda_misako

 


▲『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし』著/安田美沙子 1540円(税込)小学館

撮影/黒石あみ(小学館) ヘア&メイク/NANA 構成/谷畑まゆみ

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