「水を差す」の意味や語源とは?
「水を差す」は、邪魔をされたときなどに用いる言葉ですが、どのような意味があるのか知らない人もいるでしょう。正しい意味を知り、うまく活用したいですね。まずは「水を差す」の意味を見ていきましょう。
意味
「水を差す」の意味は、以下の通りです。
1.水を加えて薄くする。「鍋に―・す」
2.仲のいい者どうしや、うまく進行している事などに、わきから邪魔をする。「二人の仲に―・す」『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
特に2番の意味で使われることが多いでしょう。邪魔をしたり、横槍を入れたりして、人や場を混乱させるときなどに用いる「水を差す」。辞書を調べると「水をさす」で表記されます。
語源
「水を差す」の語源が何かは、はっきりとわかっていません。水を加えて薄くすると、お湯の温度は下がり、料理の味は薄くなります。これが転じて「邪魔をする」の意味になったのではないかとする説がありますが、真偽については定かではありません。
使い方を例文でチェック!
ここからは「水を差す」の使い方を見ていきましょう。