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2023.11.29

今さら聞けない!【大凡】ってどんな意味?正しい読み方や例文、類義語などをご紹介

 

大凡はだいたいのところ、という意味の言葉です。いくつかの読み方がありますが、もっとも一般的なのは「おおよそ」でしょう。通常はひらがなで表記されますが、漢字で表記されても読めるように覚えておきたい語句です。大凡の使い方、類義語などをご紹介します。

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大凡はだいたいのところという意味の語句

大凡はだいたいのところ、あらましなどの意味の語句です。

大凡の大きさを手で表しているイラスト

【大凡:おおよそ】
だいたいのところ。あらまし。ひととおりであること。
普通。細部にこだわらず概略を判断するさま。
だいたい。大ざっぱに。およそ。
話を切り出すときの言葉。
全体的にみて。一般に。いったい。そもそも。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

大凡は名詞と副詞の二つの用法があり、名詞ではだいたいのところ、あらまし、副詞ではだいたい、およそなどの意味があります。大きなかたまりとして全体を把握して、ディテールにはあまりこだわらない場合に使われることが多いと言えるでしょう。

また、話を始める際のきっかけとして使われることもあるため、使い勝手のいい便利な言葉でもあります。

■大凡の読み方は「おおよそ」

大凡は使われている漢字は簡単なものですが、難読漢字となっており、読み方は意外に難しいので注意が必要です。「おおぼん」「だいぼん」ではありません。正しくは「おおよそ」です。

正しい読み方がそのまま正しい意味を表していると覚えておくといいでしょう。大凡には「たいはん」「たいぼん」という読み方もありますが、一般的ではなく、この読み方をすることはほとんどありません。古文でよく登場する言葉です。

ひらがなで表記されるのが一般的ですが、漢字表記となっていても、さらりと「おおよそ」と読みたいところです。

■凡だけでも同じ意味がある

大凡は「凡」という漢字一文字だけでも同じ意味になり、読み方も一緒です。「凡」と書いて、「おおよそ」と読みます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、辞書でも「大凡/凡」と表記されているのが一般的です。

なお「凡」を「ぼん」と読む場合には意味が変わります。凡(ぼん)はどこにでもあるようなありふれたことという意味です。平凡や凡人の「凡」と覚えておくといいでしょう。

大凡の使い方と例文

大凡は名詞と副詞という二つの用法があり、話の始めのきっかけにも使える言葉なので、ビジネスはもちろんのこと、日常会話の中でもよく登場します。

プレゼンをする女性

【例文】

・今回のプロジェクトの業績が赤字から黒字に転じるまでにかかる時間がどれくらいなのか、大凡でいいので目安をご説明ください。

・先日発売したばかりの新ジャンルの発泡酒は、大凡のところではお客さまからご好評いただいています。

・大凡のスポーツ番組ではCMの時間が長すぎると感じますが、これは致し方のないことなのでしょうね。

大凡の同義語3

大凡という言葉は日常的に使われる言葉なので、共通する意味の類義語がたくさんあります。その中でもよく使われているのは以下の3つです。

チェックリストを確認する男性と女性

・大体
・概ね
・遍く

この3つの言葉も、日常会話ではよく登場します。これらに共通するのは、おおざっぱな表現だということでしょう。たとえば、大体とはどれくらいかを数値で説明することは困難です。感覚的に理解する言葉ということでしょう。それぞれの意味と例文を紹介します。

大凡の同義語
  1. 大体
  2. 概ね
  3. 遍く

大体

大体は「だいたい」と読み、「事柄のあらまし」や「おおよそのこと」などの意味の言葉です。この他にも「物事の要点」「そもそも」などの意味もあります。

【例文】

・次の学会で発表する予定のレポート、大体のところは完成しているのですが、検証作業はまだこれからです。

・先日、係長が突然地方の営業所に左遷された件については、大体の事情は察しています。

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