コーン茶ってどんなお茶?
ノンカフェインのお茶として注目を集める「コーン茶」は、どのようなお茶なのでしょうか。コーン茶の特徴や含まれている栄養素について、詳しく解説します。
焙煎したとうもろこしを煮出したお茶
コーン茶は韓国発のノンカフェインティーで、乾燥させたとうもろこしを焙煎し、お湯で煮出したお茶のことです。日本では「とうきび茶」「とうもろこし茶」とも呼ばれ、韓国料理店や韓国食品を取り扱う店で見かけることがあるでしょう。
とうもろこしがもつ独特の甘みや香ばしさが特徴で、クセがなくすっきりとした飲み口。誰にでも飲みやすく、大人から子どもまで幅広い年齢に人気です。
ホット・アイスどちらでも楽しむことができるので、家庭でも麦茶の代わりとして季節を問わず飲むことができるでしょう。
不足しがちな栄養素が補える
コーン茶は、美容や健康に敏感な人々の間でも人気が高まっています。その理由は、コーン茶に含まれる豊富な栄養素です。
コーン茶には、現代の暮らしにおいて不足しがちな鉄分・ビタミン・カリウム・ナトリウム・食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素には血圧や血糖値を下げる作用があるとされ、貧血や冷え性、便秘などの改善が期待されているのです。
参照:食品成分データベース
ノンカフェインで飲むときを選ばない
コーン茶はカフェインを含まないノンカフェインのお茶なので、妊婦さんも飲むことができます。さらに、カフェインだけでなく、鉄分の吸収を阻害する働きがあるタンニンも含んでいません。
妊娠中は、ホルモンバランスの乱れからくるむくみや便秘、肌荒れなどのマトラブルが気になる人が増えるといわれています。栄養豊富なコーン茶なら、トラブルの改善が期待できるのはさることながら、季節に合わせてホットやアイスでティータイムを楽しむことができるでしょう。
参考:Toono’s Kitchen〜お茶の効能〜 | 東野産婦人科
コーン茶を選ぶポイント
コーン茶を探していると、さまざまな種類のコーン茶が販売されていることに驚くかもしれません。ここからは、コーン茶を選ぶポイントについて解説します。
淹れ方や商品タイプで選ぶ
コーン茶は楽しみ方に合わせて、あらゆる種類の商品が販売されています。まずは「自分のライフスタイルに合っているのはどんなタイプか」を考えてみましょう。
よく見られるのは、「ティーバッグタイプ」と「粒タイプ」です。紅茶などで親しみのあるティーバッグタイプは作る手間がかからず、1杯だけ飲みたいときや、持ち歩きたいときに便利です。
「粒タイプ」のコーン茶は、多くの場合焙煎されたとうもろこしの粒が袋詰めにされています。やかんなどを使って煮出す必要があり少し手間がかかりますが、とうもろこし本来の香ばしさや味わいを深く楽しみたい人におすすめです。
その他に、「ペットボトル」や「水出しタイプ」も。「どんなときに、どれくらい飲みたいか」を考えて選ぶと、生活に取り入れやすくなるでしょう。
とうもろこしの産地を確認
普段あまり海外の食品を口にする機会がない場合、「日本とは違う独特の風味がするかも」と不安に思うかもしれません。そんなときは、とうもろこしの産地を確認してみましょう。国や地域によって食文化や味の好みに違いがあるように、とうもろこしも産地によって味わいに微妙な違いがあります。
国産のとうもろこしは、甘くマイルドな味わいが特徴です。焙煎するとほんのりと香ばしく、はじめてでも馴染みやすい味わいといえるでしょう。
コーン茶本来のおいしさを楽しみたいなら、本場である韓国産がおすすめです。好みのものが見つかるまでは、産地別で飲み比べてみると楽しいかもしれません。
好みが分かれる焙煎度もチェック
コーヒーと同じように、コーン茶は焙煎度の違いでも味わいが変わります。
浅めの焙煎ならほんのり甘い薄味で、あっさりしていて飲みやすく仕上がっています。夏場の水分補給など、たくさん飲みたいときに選ぶとよいでしょう。
反対に、深く焙煎されたコーン茶は、コクのある味わいと豊かな香ばしさが楽しめます。リラックスタイムにゆっくりいただくのなら、しっかり焙煎したものを、香りやほんのりした苦味と共に楽しむのがおすすめです。
商品によっては、深煎りと浅煎りのとうもろこしをブレンドしたものもあります。コーヒーと同じようにお気に入りのものを見つければ、コーン茶をもっと楽しめるでしょう。
実とひげでも味わいが違う
コーン茶と聞くと「黄色い実」の部分を使ったお茶をイメージする人が多いかもしれませんが、「ひげ」の部分もコーン茶の原料です。「実」と「ひげ」では含まれている栄養素に違いがあり、味わいも異なります。
ほんのり甘い実に対して、ひげは独特の苦味や草のような香りが強く感じられます。食物繊維も豊富に含まれているので、便秘解消やダイエットを目的にしているのなら、ひげが多く含まれているものを選ぶとよいかもしれません。
ハーブティーのような香りが強いお茶や苦味が苦手な場合には、実が多く含まれているものを選んだ方が飲みやすいでしょう。
ティーバッグタイプのおすすめコーン茶
ティーバッグタイプのコーン茶なら、いつでも気軽に淹れることができます。持ち運びやプレゼントにもぴったりの、ティーバッグタイプのおすすめコーン茶を紹介します。
がばい農園 「有機栽培 コーン茶 4g×40包」
有機栽培原料100%にこだわるがばい農園のこだわりがつまった、純国産のコーン茶です。栽培から収穫までこだわった有機栽培の原材料は、日本各地の栽培者が真心を込めて生産した、高品質なもののみを使用しています。
第三者機関による残留農薬検査・生菌検査・放射能検査を実施しているため、妊婦さんや小さな子どもも気軽に飲むことができるお茶です。
機械に頼らず、できるだけ人の目と手で作られたお茶は、まさに真心のこもった優しい味。扱いやすいティーバッグなので、はじめてのコーン茶にも最適といえるでしょう。
商品名:がばい農園 「有機栽培 コーン茶 4g×40包」
ユウキ食品 「コーン茶(10gパック×30入)」
10gのティーパックが30包入った、デイリーユースにぴったりのコーン茶です。ティーポットに入れてお湯を注げば、おいしいコーン茶がすぐに楽しめます。
韓国産らしい香ばしさとほんのりした甘みは、ティータイムだけでなく食事のお供にも。韓国料理はもちろん、和食や洋食でも料理の邪魔をすることなく、口の中をすっきりさせてくれるでしょう。
お湯出しだけでなく水出しもできるので、手間をかけることなく季節に合った飲み方が楽しめます。暑い季節には、子どもの水筒に入れるお茶にしてもよいでしょう。
商品名:ユウキ食品 「コーン茶(10gパック×30入)」
山本漢方製薬 「とうもろこしのひげ茶(8g×20包)」
スイートコーンの実とひげを原材料にしたコーン茶です。ティーバッグタイプで、1包で約600〜800ccのお茶が作れます。水出しもできるので、アイスもホットも手間をかけることなく自由自在です。
ほのかな甘みと香ばしさが共存した味わいは、健康や美容のためだけでなくリラックスタイムにもぴったり。購入しやすい価格にもかかわらず、20包入とコスパも抜群によいので、毎日飲むお茶として気軽に愛用できるでしょう。
商品名:山本漢方製薬 「とうもろこしのひげ茶(8g×20包)」