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WORK ことわざ

2025.12.25

実は悪い意味も持つ「白羽の矢が立つ」とは? ビジネスでの使い方や例文を解説

リストラ対象者の選定で、自分に白羽の矢が立つとは夢にも思わなかった。

不幸な事態や、予期せぬ悪い出来事の対象として選ばれてしまったという、本来の由来に近い使い方です。

白羽の矢が立ち、彼が部署を異動することになった。

こちらはネガティブな意味で使う場合です。自分は望んでいなかったにも関わらず、選ばれてしまったという経験はありませんか? そんな時にも「白羽の矢が立つ」という表現を使うことができます。

類語や⾔い換え表現をチェック

ここまで「白羽の矢が立つ」の意味や使い方を紹介してきましたが、普段使うには少し堅苦しい表現かもしれませんね。そこで、私たちが普段使っている言葉の中から同じような意味を持つものを紹介します。あわせて覚えておきたいところです。

「白羽の矢が立つ」の類語
  1. 選定
  2. 選抜
  3. 指名
  4. 任命
  5. 貧乏くじ

選定

意味は、多くの中から目的・条件などに合うものを選び定めることです。「学級委員を選定する」というように使います。

選抜

意味は、多数のものの中から基準・目的にあったものを選び出すこと。「試合の出場メンバーが選抜される」というように使います。また「選り抜く」とすると、「よりぬく」や「えりぬく」と読み、同じような意味で使うことができます。

指名

指名とは、名をあげて、その人を指定すること。「指名を受ける」「リーダーを指名する」などと表現しますよね。名前をあげて、「この人がいい」と指定するので、他の人では代えがききません。「総理大臣に指名された」というように使います。

任命

任命とは、ある官職や役目に就くよう命じること。主にビジネスシーンで用いられます。「彼女は若くして支店長に任命された」というように使いますよ。

貧乏くじ

悪い意味の類語も紹介しましょう。「貧乏くじ」とは、一番不利なくじの意味から転じて「最もそんな役回り」を指しますよ。「問題を抱えている部署に異動なんて、とんだ貧乏くじをひいたものだ」というように使います。

面接官
(c) Adobe Stock

「白羽の矢が立つ」の英語表現とは?

多くの中から選ぶという英語表現には、「choose」「select」「single out」などがあります。この中でも特に「白羽の矢が立つ」に近い表現は「select」と「single out」です。例文を交えて確認していきましょう。

“He was specifically selected for the post. ”(彼は、その役職に特別に選ばれました。)

「〜された」のため、受け身の「be動詞+ed」という形をとります。また、「〜に」や「〜のために」は「for」や「as」を用いて表します。

“We select one from these applicants. ”(我々は、この応募者の中から一人を選ぶ。)

「〜の中から」や「〜から」は、「from」や「among」、「from among」などを使います。

“We single him out as captain. ”(彼を主将に選び出す。)

「〜として」の意味を含んでいるものは、「as」で表現します。「〜をするように」は「to do」を使います。

よくある質問

「白羽の矢が立つ」に関して、よくある質問とその回答を紹介していきます。

Q. 「白羽の矢が立つ」の悪い意味はどんな意味ですか?

「白羽の矢が立つ」には良い意味と悪い意味の両方があります。「災いや不運な出来事の対象として選ばれてしまう」という、非常にネガティブな意味合いも持ちます。

Q. 「白羽の矢が立つ」と「白羽の矢を立てる」との違いは?

「白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)」と「白羽の矢を立てる(しらはのやをたてる)」は、主語と動作の主体が異なり、文法上の「自動詞」と「他動詞」の関係にあります。

簡単に言えば、「立つ」のは選ばれた側の現象であり、「立てる」のは選ぶ側の動作です。

Q. 「白羽の矢が立つ」を自分で言うことはできますか?

「白羽の矢が立つ」は自分で言うことができますが、この表現は「他者からの評価や選定の結果」を述べる言葉であるため、謙遜のニュアンスを込めて使うのが一般的です。

最後に

  1. 「白羽の矢が立つ」はビジネスシーンで重要や役・仕事を任された人に使うことが多い
  2. 「白羽の矢が立つ」の類語には選定・選抜・指名・任命・貧乏くじが挙げられる
  3. 「白羽の矢が立つ」を自分に使う場合、謙遜のニュアンスを込めるのが無難

「白羽の矢が立つ」という表現は、多くの中から特別に選ばれることを指し、日常生活やビジネスの場でも幅広く使われる言葉です。しかし、その背景には、ポジティブな意味だけでなくネガティブな意味も含まれていると知っておくことが重要です。

「白羽の矢が立つ」は、ビジネスシーンで重要や役・仕事を任された人に使うことが多く、もしも自分に使う場合は謙遜のニュアンスを込めるのがおすすめです。

正しい使い方を理解し、状況に応じて使い分けることで、コミュニケーションがより深くなるでしょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/

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