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LIFESTYLE 雑学

2018.05.23

お風呂博士に教えてもらった眠りの前のひと工夫

フリーエディターの南ゆかりです。睡眠負債が話題になっている今日この頃、「お風呂に入って以降はスマホは見ない!」と決め、睡眠の質を向上しようとトライ中! でも、交感神経が活発な体質なのか?なかなか眠りに入れない!さて、どうしましょう。

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南 ゆかり
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夜だけのスマホ断ち。眠れないときは再読本が役に立つ!

以前、鍼灸師の先生(女性)に取材したとき、スマホ画面のブルーライトにはエスプレッソ2杯分の覚醒作用があると教えてくれました。その先生は、寝る3時間前にはスマホやパソコンはもちろん、テレビも見ないのが習慣だとか(その効果なのかわからないけど、瞳と肌ツヤがとっても美しかった)。

3時間は無理としても、私が今やっているのは、「お風呂の後はスマホを見ない」というチャレンジ。もちろん、メールもLINEも気になります。でも、お風呂という精神のスイッチオフの儀式の後、そのまま眠りへ…、という流れができたときは、本当に朝の目覚めがいい♪

一方で、ある大学教授は「スマホのブルーライトは微量なので、それ自体が寝つきを悪くするわけではない。むしろ、ネットニュースやLINEの内容が睡眠の質を下げる」と話していました。

ニュースに「えー!」ってなったり、LINEやメールを「見なきゃよかった」と思ったり、「返事しなくちゃ」と気になったり。最悪なのはゲームでエキサイトしたり。リラックスとは相反する交感神経を優位にさせるきっかけが、スマホにはたくさんあるということなのです。

スマホをベッドから遠ざけたとして、でもすぐには寝付けない…。そんなときの対策のひとつとして、お風呂博士で知られるバスクリンの石川泰弘さんは、こう教えてくれました。

「一度読んだことのある本を読み返す」

新しいストーリーにワクワクして目がさえてしまうものより、話がわかっていて安心感のある本が、安眠につながるのだそうです。私のベッドサイドに今ある再読本は、『真夜中のパン屋さん』(大沼紀子)シリーズ。夜の都会の「孤独だけど幸せ」みたいな心地よさが、眠りを誘ってくれます。よかったら、みなさんもお試しを。
 

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。Cancam、Oggiでもインタビュー、コラムなど連載中。眠れない夜は、アーモンドミルクにココアとはちみつを溶かして飲んでます。

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