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2023.03.12

「拝領」とは?詳しい意味や類語、ビジネスで使うときの注意点をご紹介

 

相手から何らかの物を受け取る際に「拝領(はいりょう)」という言葉を使います。ではこの「拝領」という敬語は、どのような使われ方をするのでしょうか。本記事では「拝領」の意味や使い方、類語、ビジネスシーンで使う注意点を解説します。

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「拝領」ってどんな意味?

「拝領」は相手から何かを受け取った際に使う敬語であることは、おそらく多くの方がご存じでしょう。ではこの場合、誰にどんな敬意をはらって使うのでしょうか。

風呂敷で包んだ品物を受け取った様子

本章では「拝領」の意味や「拝受」との違いなどを解説します。敬語表現は間違えて使ってしまうことも多いため、正しい意味をしっかりと覚えておきましょう。

■人からものを「受け取ること」

拝領の読み方は「はいりょう」です。「拝領」の意味について、辞書では以下のように解説されています。

[名](スル)目上の人から物をいただくこと。「主君から名刀を拝領する」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

基本的に「拝領」とは、目上の人から何か物をもらう場合に使われる謙譲語です。拝領の「拝」には「つつしんで〇〇する」といった意味があります。そして「領」はそのまま受け取ることを意味する単語です。顧客や上司など、目上の人から何かを受け取った際に「拝領しました」などと言います。

■「拝受」と「拝領」の違いは?

「拝受」も「拝領」と同様に相手から何かを受け取る際に、へりくだって使う敬語表現です。しかし両者の違いは、何を受け取るのかによって異なります。

基本的に「拝受」はただ何かを受け取ることを指しますが、「拝領」には“大切なもの(重要なもの)をいただく”といった意味も含まれています。

そのため相手から受け取るものが、その相手にとって「重要であること」を強調し、さらに敬意を込める場合は「拝領」を使うのが好ましいでしょう。

「拝領」の使い方

ではビジネスシーンで「拝領」を使う場合は、どのような使い方をすべきなのでしょうか。ここでは「拝領」の使い方を例文とともに解説していきます。また「拝領」という言葉を使う際は注意点もあるため、そちらも合わせて説明します。

風呂敷で包んだ品物

敬語表現は使い方を誤ってしまうと、こちらの敬意が相手に伝わらないだけでなく、違和感を与えてしまうこともあります。正しい使い方を知り、綺麗な敬語を話せるようにしてください。

■使い方と例文

「拝領」の使い方としては、以下のような例文を参考にしてください。

・恩師から日頃の御礼と称した時計を拝領した

・(上司に対して)先ほど、取引先から記念品を拝領しました

 

いずれの場合も、恩師や上司といった目上の人から、何かを受け取った場合に使われています。

ここで注目したいのは、もらったものがいずれも「贈り物」としての側面が強いということです。仕事上で必要となる書類や資料を受け取る場合は、通常どおり「ありがとうございます」といった表現で問題ありません。

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