ONもOFFも! ノート術の達人。センジュヒューマンデザインワークス代表取締役 大嶋祥誉さんの偏愛文房具
“いつも3種類のノートを持ち歩いています!”
1. 叶えたいことを言葉に『願望を書く〝夢ノート〟』
「書いたことすら忘れてしまっても、知らぬ間に夢が叶っていることに驚きます。〝書く〟ことが行動の第一歩なんだと実感」スクレ・ラデュレ by マークスのノートブック
2. これがなくっちゃ! 『頼れる相棒、〝仕事ノート〟』
「機能、色、触り心地…すべてがパーフェクト! シルバーの背もツボ。絶対に廃盤にしないでほしい…!」コクヨのキャンパスノート(ドット入り罫線)
3. TO DOをどんどん書き込む『日々の〝振り返りノート〟』
「ゴールドの表紙でやる気をUP」ロルバーンのポケット付メモ A5
4. お気に入りは色違いで『サラサラ書けるペン』
「取材時は、相手と内容に合わせてペンの種類や色を替えます。気になった言葉は蛍光ペンで勢いよく囲み、ノートに臨場感を」右から、三菱鉛筆のベリー楽ノック、パイロットのドクターグリップ ピュアホワイト、パイロットのハイテックC コレト(×3)、無印良品のポリプロピレンノック式蛍光ペン(×3)、ウォーターマンのカレン ボールペン、ゼブラのサラサ
5. 色の効果を活用『カラーで使い分ける付箋』
「どんどん進めたい案件は〝青信号〟の水色、急ぎの用件は〝アラート意識〟の黄色など、色に意味を込めています」スリーエムのポスト・イット(R)
6. 〝本物感〟に心躍る『お気に入りペンケース』
「内張りがスエード素材なのも高級感が」ルイ・ヴィトンのペンケース
思考を言葉にしていく上で、スムーズに書けるノートとペンは、とても大事な存在
「〝書くこと〞で、思考を言葉と行動に変えていくので、考えが紙に降りてくる感覚を邪魔しない、ノンストレスな書き心地を大切にしています。たとえばノート。無地や罫線のノートは図を描きにくく、方眼ノートは縦線に書く勢いを止められてしまう。だから、ドット入り罫線ノートが私にとっては最適。ペンは、なめらかすぎず、少し圧があるくらいが〝書いている〞感覚が強くて好きですね。また、五感を刺激して創造性を上げる見た目も大事。キャンパスノートの〝オレンジ色の表紙〞はまさにそれ! 快適に〝書く〞ことで、仕事の質も人生の質も上がります」
《文房具LIFEをのぞき見》
「過去の仕事を見返すため、仕事ノートは使い終わった後も保存。このノートを50冊は使ってきました」
このキャンパスノートがない生活は、想像もできない!
おおしまさちよ
外資系コンサル会社勤務を経て独立。エグゼクティブコーチや人材戦略コンサルとして活躍。著書に『図解でわかる! マッキンゼー流 仕事がはかどるノート術』(宝島社)など。
Domani2018年6月号『今こそ大好きな「文房具」の話をしよう』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/西原秀岳(TENT) 構成/旧井菜月