バンギャとは何?意味を紹介
音楽ファンが自分や特定の人々を指して「バンギャ」という言葉を使うことがあります。まずは、バンギャという言葉がどのような意味で使われているのか紹介します。
「バンドギャル」の略語
バンギャとはバンドギャルの略語で、ヴィジュアル系バンドを愛する女性たちを指します。「バンギャル」「ギャ」などと略して呼ばれることも少なくありません。バンド活動をしている女性のことではない点に注意しましょう。
ヴィジュアル系とは、日本のロックバンドを対象に使用される言葉です。ロックバンドの中でも髪形・メイク・衣装などに、派手でハードな要素を取り入れているバンドを指します。
メイクや衣装はもちろん、音楽性や世界観もバンドごと多種多様です。1990年代のバンドブームがきっかけで、注目されるようになったとされています。
言葉が生まれた時期は曖昧
ヴィジュアル系バンドファンの女性たちを「バンギャ」と呼ぶようになった詳細な時期は不明です。
いつ生まれた言葉なのかも詳しくは分かっていませんが、一般的には1990年代の音楽シーンで活躍した、ヴィジュアル系バンドの熱心なファンが現れた時期からだという説もあります。
さまざまなジャンルのバンドがある中で、なぜヴィジュアル系バンドの女性ファンだけを指すのかも、はっきりしていません。
バンギャの主な活動
ヴィジュアル系バンドのファンと聞いて、「その界隈特有の独特な活動をしているのだろうか? 」と疑問に感じる人もいるかもしれません。
バンギャは、どのような活動をしているとされるのでしょうか。
ライブに参戦
バンギャの主な活動内容は、ライブを観ることです。ライブに参加することを「参戦」と呼びます。
例えば「今年は全てのライブに参戦したい」「地元ライブに参戦できなかったのが悔しい」などの使い方が一般的です。
ロックバンドに限らず、さまざまなアーティストが全国ツアーをしています。新曲やアルバムのプロモーションなどで、日本各地を回るケースは珍しくありません。熱心なファンは地元で行われるライブだけでなく、全国の会場に遠征することもあり、より多くのライブに参戦することを目指している人もいます。