洋服に付いたニオイやシミケアをアドバイス!!“第2弾”
前回はシミのとりあえずの応急処置でやってはいけないことをご紹介しましたが、今回はプロによる正しいシミ抜き法をご紹介します。シミ抜きをする時いつも同じという方が多いですよね?前回の記事でシミには種類があるとお伝えしましたが、シミ抜きでもシミの種類によって方法が異なるんです!
家庭で水洗いできる衣類は、シミ部分に前処理してから洗濯を!
まずは衣類の洗濯表示を確認し、家庭で洗えるか、酸素系漂白剤が使用できるかチェックしましょう。家庭でお洗濯できる場合は、シミ部分の前処理がポイント。食べ物のシミには液体酸素系漂白剤の原液を直接塗って繊維に浸み込ませてから普段通り洗いましょう。
すぐには洗えない衣類は、プロ技の本格的なシミ抜きを!
1. シミ汚れを取るタオルを用意し、その上にシミがついている面を下に向けて置きます。
2. シミの裏から叩く
水溶性のシミ→かたく折りたたんだハンカチに水で薄めた洗剤液(100ccの水に、おしゃれ着用洗剤2mlを溶かしたもの)をつけて、シミの裏側を周囲から内側に向けて叩きます。タオルの位置をずらし、シミが落ちるまで繰り返します。汚れが落ちたら、別のハンカチに水をつけて、叩いて、洗剤液を落としましょう。輪ジミを防ぐため、水をつけたハンカチで、シミの周りをぼかします。
※洗剤液は目立たない部分につけて叩き、色落ちやシミにならないか確認してから行いましょう。
油溶性のシミ→ハンカチにベンジンや消毒用のアルコールなどの溶剤をつけて叩きます。落ちなかった場合は、水溶性のシミ手順を試しましょう。
3. 自然乾燥
シミ抜きした衣類は、必ず自然乾燥させます。アイロンやドライヤーなどで熱をかけるとシミの成分が残っていた場合に、変質して落ちにくくなるので注意しましょう。
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プロ技シミ抜きすごい…。今回も、水溶性のシミと油溶性のシミで方法を分けることが大切みたいです。間違ったシミ抜き法で大切な洋服の汚れが取れないのは悲しすぎる。だからこそ、今、正しいシミ抜き法をマスターしてみてください♡次回は、“飲み会”の後のイヤなニオイ問題解決法をご紹介します。
情報提供:アクロン