【目次】
「笑顔に自信がない…」そんな働くアラフォー女性3人と一緒に美しい笑顔のつくり方を学びます!
今回からいよいよ美人な笑顔のつくり方のレッスン開始! 前回は「顔ヨガ」インストラクター・小島和子先生に表情筋を鍛えるメリットについて教えていただきました(前回の記事はこちら)。今回はいよいよエクササイズにトライ♪
◆ 笑顔レクチャーを受けるのはこの3人
▲ 写真左から/谷口智恵子さん(秘書)、土谷真澄さん(金融機関勤務)、木村めぐみさん(鉄道会社勤務)。3人ともやや表情が硬く、顔の筋肉が凝り固まっている様子。
◆ こんなお悩み、皆さんも当てはまりませんか?
【他人から言われること】
・普通にしているのに「怒ってる? 」と聞かれる
・よく「疲れてる? 」と心配される
・「話す前まで怖い人だと思ってた! 」と性格を勘違いされる
etc…
【自分の顔を見て感じること】
・PC作業が多くしかめっ面になっている。眉間にシワが。
・目が虚ろ
・顔の左右が非対称
・口角が下がっている
・表情が硬い
etc…
トレーニングの前に鏡を使って表情筋のチェック!
まずは手鏡を用意。どこの表情筋を使うと上手に笑えるのか? 鏡を見ながらチェックしてみましょう。また顔のどこに力が入るとぎこちない表情になるのか、自分の顔をとことん研究!
◆ 正面、下、上の順番に鏡を動かして、顔の変化を見てみよう!
小島先生「まずは鏡を正面にもってください。これは見慣れたいつものあなたの表情。次に鏡をそのまま下へ移動してみましょう。表情はどう変化しましたか? 頬が垂れ、まぶたが重たく下がっていませんか? そして最後に鏡を上に移動。今度はたるみもなく、輪郭もすっきりとした理想の顔立ちになりましたよね?
思い出していただきたいのですが、鏡を下向きにしたときの頬やまぶたなどの『たる〜ん』とした表情。あれは10年後の自分の顔と言われています。ショックですよね? でも大丈夫! 顔ヨガを続けると、鏡を上に移動したときのあのスッキリした顔立ちまでリフトアップすることができるんです」
◆ 口角を上げた状態で「アイウエオ、カキクケコ、サシスセソ…」って言えますか?
小島先生「口角を上げ、笑った状態で『アイウエオ、カキクケコ…』と言えない人は、口周りの筋肉が弱く、普段から口角が下がりがちな人です。また、笑った時に小鼻の脇から口角までつながる線は笑いシワなので気にしなくていいのですが、注意しなくてはいけないのが口角を抜けて伸びた『ほうれい線』。これができる人は顔の筋肉を間違って使用している可能性が。顔の筋肉を正しく動かす練習をしましょう」
トレーニングに入る前に顔の緊張をほぐす〝くちゃくちゃぱっ体操〟を!
小島先生「本格的な体操をはじめる前にまずはウォーミングアップ。〝くちゃくちゃぱっ体操〟で顔の緊張をほぐすことからはじめましょう! 」
【〝くちゃくちゃぱっ体操〟はこんな人におすすめ♡】
・「肩の力を抜いて」とよく他人から言われる
・顔がむくみやすい
・表情筋が凝り固まっている
1. 鼻から息を吸う
2. 中心に顔を集めるようなイメージで、お腹から息をすべて吐き出す
3. パーッと大きく口を開き、縮めていた顔の筋肉を一気に拡げる
4. 「フーっ」と息を吐いて力を抜く(顔中の血液の巡りが良くなり、顔が真っ赤に染まったら完璧! )
くちゃくちゃぱっ体操は3回を目安に! 筋肉が固まっている人はそれ以上!
小島先生「体操はこれを3回繰り返します。表情筋が固まっている人は筋肉がほぐれるまで時間がかかるため、3回以上繰り返してみてください。座っていても、立っていても、どちらで体操してもOKです」
簡単なウォーミングアップで、顔のむくみや筋肉の凝りが改善する〝くちゃくちゃぱっ体操〟。 手軽にトライできるので、隙間時間を狙ってやってみてはいかがでしょうか? さて次回は、幸福感漂う丸みのある頬をつくり出すエクササイズにチャレンジ!
小島 和子
ヨガ・顔ヨガインストラクター。BODY STORE 恵比寿店を拠点としヨガ講師を務める他、「人前で話すことが苦手な人」「就職活動中でこれから面接を受ける人」「結婚相談所に通う婚活中の人」などに、笑顔で喋るレッスンもおこなう。
・ブログ「恵比寿の顔ヨガインストラクターのブログ すっぴん力をあげて10歳若返る方法」
・Instagramはこちら
撮影/黒石あみ 取材/望月琴海