Q:上司からよく「遅い!」と叱られます
答える人/池原真佐子さん(育キャリカレッジ代表)
A:自分から自分へのご褒美を用意してみよう
行動を起こすのが遅いのは個性かもしれませんが、約束の時間に遅れてしまうのは問題かもしれません。かくいう私も、なぜか会社員時代は、遅刻ギリギリになってしまうことが多かった気がします。でも不思議なことに、起業した後は、それがなくなりました(もちろん、他の会議が長引いた、車が事故に巻き込まれたなどの理由で遅刻してしまうことはありますが)。
振り返って見ると、会社員時代は無意識に「気が乗らないなぁ」と感じている案件に限って、遅刻しそうになっていた気がします。
人の無意識は、侮れないパワーをもっていると思っています。無意識に感じたことは必ず行動にも現れる。もしかしたら、今の仕事をいやいやしている、そんなことはありませんか? だとすれば、少しでも仕事を好きになってみる、仕事のメリットを書き出してみるなど、気持ちを切り替える作業をしてみてください。
また、遅刻しないコツとしておすすめなのは、ご褒美を設定することです。朝が苦手であれば、おいしいスイーツを冷蔵庫に入れておき、早起きしたら食べる!というふうに。私の場合は、会社員時代、会社の最寄り駅のお気に入りカフェで出勤前にコーヒーを飲むようにしました。そうすると、なぜか早く起きてしまうようになっていたんです。おすすめです!
育キャリカレッジ代表
池原真佐子(いけはら まさこ)
(株)MANABICIA/育キャリカレッジ代表。働く女性にメンターをマッチングするビジネスを行う。臨月からのワンオペ育児と会社経営の両立を経て、現在は日本とドイツとの二拠点生活をスタート。2歳男子の母。ワーママオブザイヤー2018受賞。INSEAD(EMCCC)、早稲田大学、早稲田大学院(教育学)卒。Domani2/3月号78ページからのロングインタビューも必見です。
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