【目次】
目の表情でその人の印象が決まるってホント!?
これまで顔ヨガインストラクター・小島和子先生に、印象の良い表情をつくるための表情筋を鍛えるトレーニングを教えていただきましたが、ラストは「目」に注目。「目は口ほどにものを言う」とはいいますが、まさにそれは事実で、目の表情で相手に与える印象もかなり違うのだとか。顔ヨガインストラクター・小島和子先生に話を伺いました!
◆ 何気ない目の表情が相手に誤解を生むことも!?
小島先生「頬を少し上げると下まぶたもつられて閉じてしまう…そんな人はいませんか? これはしたたかな印象を相手に与えてしまうことがあります。
また加齢とともにまぶたが重たくなり、目が開けづらい…と、やや顎を上げ見下ろしたようなポーズで書類や他人を見る癖がある方も態度が大きく見えてしまいます。やっている本人は一切そんなつもりはなかったとしても、他人が受け取る印象は異なることも。そこで今回は目の周りに付いた筋肉『眼輪筋』を鍛え、好感のある目元のつくり方を教えます! 」
眼輪筋を鍛えるワンツーステップ♪
1. 目をぐっと大きく見開き3秒間キープ
小島先生「目を見開くときは瞼を上に持ち上げようとするのではなく、眼球を前に突き出すイメージで力を入れます」
2. 目の力を緩めてリラックス
小島先生「1と2を交互に数回繰り返すことで、眼輪筋が鍛えられ、目力がアップします」
額に力が入ってしまう人は〝おでこロック〟で回避!
小島先生「眼輪筋より額の筋肉の方が圧倒的に面積が広いため、瞼を大きく開けようとすると、同時に額も上がっていたりしませんか? 額の筋肉を使って目を開ける癖がついてしまうと、いつも驚いたような表情に見えてしまいます。また美容面では額にシワが入りやすくなってしまうというリスクも…。額が上がりやすい人は〝おでこロック〟でおでこを軽く抑え、目を開けるときに額もつられて上がらないようにしましょう」
目の大きさに左右差がある人は片目を隠してトレーニング!
小島先生「目の大きさは左右で違う人も多いと思います。効き目の方が大きいですし、噛み癖によっても大きさは変わるんです。目の大きさが明らかに非対称で気になる人は、大きい方の目を片手で隠し、先ほどのトレーニングを実践してみてください」
筋肉の動かし方を覚えるまでは鏡をよく見てレッスンを!
小島先生「筋肉を使っている場所や正しい目の開け方の感覚を覚えるまで、鏡の前で練習を。また鏡を見るときは自分の目線から逸らさないようにしましょう。これを続けることで、他人の目を見て話すのが苦手だった人も自然と相手の目を見て話せるようになります」
これまで小島先生に顔ヨガをレクチャーしていただきましたが、顔ヨガは、見た目の印象だけでなく、内面も前向きになれるエクササイズであることがわかりました。アラフォー世代は上司と後輩の間に立つ、難しいポジションに立たされていますが、これまで学んだエクササイズで、信頼できる上司・部下として、より仕事が円滑に進められるとよいものです。
エクササイズは今回で最終回ですが、次回は実際にこのレッスンを受けたDomanistの3人がエクササイズを続け、どう変化したのか、効果を検証していきたいと思います!
【これまでのLessonはこちら】
・「顔ヨガを続けるメリットって?」
・【Pre Lesson】顔の緊張をほぐす〝くちゃくちゃぱっ体操〟
・【Lesson1】頰の筋肉を鍛える!幸福感のある「まあるいほっぺ♡ 」のつくり方
・【Lesson2】口元の筋肉の凝りをほぐして笑顔美人に! 舌を使った表情筋のエクササイズ
小島和子
ヨガ・顔ヨガインストラクター。BODY STORE 恵比寿店を拠点としヨガ講師を務める他、「人前で話すことが苦手な人」「就職活動中でこれから面接を受ける人」「結婚相談所に通う婚活中の人」などに、笑顔で喋るレッスンもおこなう。
・ブログ「恵比寿の顔ヨガインストラクターのブログ すっぴん力をあげて10歳若返る方法」
・Instagramはこちら
撮影/黒石あみ 取材/望月琴海