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FASHION ファッションコラム

2019.04.21

意外と知らない喪服のマナー!「葬儀での肌見せ、どこまでOK?」

冠婚葬祭で着用するブラックフォーマル。知っているようで知らないマナーや選びのポイントを、パーソナルスタイリスト霜鳥まき子さんがレクチャー。フォーマルな場で恥をかかないよう、いざという時に備えて、普段から準備しておきましょう。

椅子に座ってスカートからひざが見えるのはNG!

「普段は立って試着すると思いますが、ブラックフォーマルの服を選ぶときは、必ず椅子に座って丈感を確認してください。大体、ひざ下10㎝弱がスカート丈の目安ですが、椅子に座ってひざが見えないことが大切です。また、普段着用するワンピースより丈が長めなので、ショート丈のジャケットを合わせるとバランスが取りやすく、スタイルよく見えますよ」(霜鳥さん) 

お葬式・お通夜で気をつけたい肌見せ感とは⁉

スカート丈だけでなく、フォーマルの場で気をつけたいのが肌見せ感。「首元はパールネックレスが見えるくらいの、適度につまったデザインがよしとされています。露出を抑えつつ上品さを醸し出す、ノーカラーやローブカラーなどを選ぶとよいでしょう。ワンピースのそでは、ひじが見えないような五分そでがベスト。この長さなら、オールシーズン使えて便利です」(霜鳥さん) 。露出の少ないパンツスーツを喪服として使用することはできるのでしょうか? 「パンツは準礼服にあたるので、かっちりとしたお葬式には不向きです。ただし、式後の食事会や回数を重ねた法事などでは着用することができます」(霜鳥さん)


知っているようで知らないことが多いブラックフォーマルのマナー。一度、再確認しておくと、急なアクシデントが起きてもスマートに対応することができます。霜鳥さんのアドバイスを参考に、普段から必要なものをきちんと準備しておきたいですね。

イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子

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教えてくれたのは
世直しスタイリスト

霜鳥まき子

パーソナルスタイリスト。株式会社シモトリパーソナルスタイリングオフィス代表。青山学院大学英米文学科卒業後、日本航空国際線CAとして10年間務める。海外で経験したパーソナルショッパーという職業に感化され、ファッションを通して女性のライフスタイルに寄り添いたいと思うように。その後、パーソナルスタイリストの創始者、政近準子氏に師事。独立後は、1万人を超える女性のパーソナルスタイリングを行ってきた。品格がありながら、生き生きとした大人のスタイリングに定評がある。
シモトリパーソナルスタイリングオフィスHP

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