顔周りはスッキリ、が鉄則!毛先散らしのハーフおだんご
誌面でのコーディネートはもちろん、自身の着こなしも「おしゃれ!」と人気のスタイリスト・亀さん。ワーママの憧れ的存在ですが、そんな亀さんにも「ボリュームとハリが気になる頑固な髪質。なので、フェミニンなゆるふわアレンジはできないから、最初からトライしないんです(笑)」という意外な弱点(!?)があったんです。
でも、少し手を加えるだけで全然違って見えるのが、ヘアアレンジのいいところ。なので、亀さんの悩める髪質でも狙いどおりに見えるこなれアレンジを解説していきます!
「バタバタする撮影の日は、髪がじゃまにならないようにするのが一番のポイント」と亀さん。顔周りに髪が落ちてくると、作業中のときはどうしても気になりますよね。何度も髪をかき上げるくらいなら、思い切ってオールバックのハーフアップにしちゃいましょう。ハチ(頭の横でいちばん出っ張っている部分)上でなく、耳の付け根のラインでアップにしているから、ボワッとさが軽減。表面をタイトにしている分、ハーフアップのおだんごはラフに崩してボリュームを出すとほどよいバランス。
▲表面はピタッとタイトにまとめつつ、おだんごは無造作なボリュームを出すのがポイント!
【Process 1】耳の付け根より上の髪をタイトなハーフアップおだんごに
ストレートのベースから作り始める。全体にしっかりオイルをなじませて、髪の広がりを抑制。フロントをオールバックにしながら、耳の付け根のラインより上の髪を高い位置でまとめる。おしゃれに見えるゴムで、毛先を引き抜かない輪結びにする。
【Process 2】おだんごはキレイにしすぎないこと!ラフ感を意識して作る
輪結びにするとき、毛先は少し長めに残しておくのがコツ。その毛先を、散らしながら結び目の上に巻きつけて、ほどけないようにピンでしっかり留める。ピンは、外から内に向けて挿すのが正解。お団子はキレイに留めず、不格好だったり毛先が乱れているくらいが、ラフに見えてGOOD。指で部分的に髪をつまみ出し、軽く崩すのがおすすめ。
【Process 3】毛先を少しだけ外ハネにすれば、グンとあか抜ける!
そのままでももちろんいいのですが、毛先にほんのりニュアンスを足すと気が利いて見える。32mmのアイロンを使い、毛先をワンカールの外ハネに。巻いたら時間をおかず、アイロンをスルーさせてなんとなくクセづく程度に。ぐるんとした外ハネカールにしてしまうと古く見えるので、注意して。
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「撮影の日は動きやすさ重視のパンツスタイル!両手が空くショルダーバッグ、疲れにくいスニーカーも必須。Tシャツは〝THE NEWHOUSE〟、カーゴパンツは〝ハイク〟。スポーティになりすぎないよう、〝ロエベ〟のバッグと〝サンローラン〟のスニーカーでラフな中にも上品さを加えます」
Domani 8/9月号『実はヘアアレンジ下手なもので…。』より
撮影/嶋野 旭 スタイリスト&モデル/亀 恭子 ヘア&メーク/森野友香子(Perle Management) 構成/斉藤裕子 再構成/Web Domani編集部
※この特集で使用した商品はすべて本人私物です。お問い合わせはご遠慮ください。