家庭内のものを購入するときは、夫の意見?それとも妻の意見?
女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィが、全国の既婚女性500人(女性25歳〜60歳、既婚者・パートタイマー200人、正社員200人、専業主婦100人)を対象にアンケートを実施。家庭内で購入する49品目について、夫婦のどちらの意見で購入決定するかを調査しました。
(C)(C)Shutterstock.com
夫のものを購入する場合は?
夫の日用品や衣料品などを買う場合、妻の意見で決定しているものは、8品目中1品目(下着・寝巻き・靴下)でした。夫の仕事着・外出着、身につけるものなども、妻の影響力が高いようです。
妻のものを購入する場合は?
では、妻のものに関してはどうでしょうか? 8品目中すべてが、妻の意思によって決定されていて、夫の意見はほとんど関与していないという結果が出ました。
子どものものを購入する場合は?
子どものものを購入する場合についても、8品目中、メガネ以外は、妻の意見で決定されています。
家庭内で必要なものを購入する場合は?
住宅やリフォームなど大きいものから、日用品や食品など日常品、さらに旅行など、家庭内で必要なものに関してはどうでしょうか? 妻の意見で購入を決定しているものは、23品中14品。特に比率が高かったものは、日用品、食品、台所用品など、妻自身が利用するものが多いようです。また、外食や旅行に関する決定も、60%以上を占めています。
購入を決定するのに、妻の意見の影響力が大きい!
この調査から、世帯で購入・消費する49品目中明らかに妻が購買決定する(妻の購買決定率が夫の購買決定率より高い)品目は49品目中31品目(63.3%)、明らかに夫が購買決定する品目は49品目中7品目(14.3% )でした。また、購買決定する割合が30%以上の場合を「影響力がある」ととらえた場合、妻が購買に影響を与えている品目は49品目中44品目(89.8%)、夫が購買に影響を与えている品目は49品目中29品目(59.1%)でした。家庭内で購入するものの半分以上が、妻の意見の影響力が強いようです。
(株式会社ハー・ストーリィ調べ)