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【目次】
冬の帽子ファッションのポイント
顔周り、コーディネートにアクセントをつけてくれる帽子。いつものコーデに取り入れるだけで、簡単におしゃれ見えを叶えてくれます。冬の防寒対策にも重宝しますよ。大人が帽子をおしゃれに被るコツを、コーデの実例と一緒にみていきましょう。
【POINT】
・「ニット帽」を大人っぽくかぶるならベーシックカラーを選んで
・どんなコーデにも合わせやすい「ベレー帽」は上品な雰囲気に
・「つば広ハット」は被るだけでかっこよく、ワンピの引き締め役にも◎
おしゃれプロのおすすめ&帽子の被り方
■エレガントな帽子に定評のある日本発の「シノナグモ」
2児のママであり、女性誌エディター川口ゆかりさんおすすめの帽子ブランド。
「日本産にこだわり、生地や素材などが生産される背景を踏まえたうえでのデザインを展開している、いまもっとも注目されている帽子ブランド。デザイナーの南雲詩乃さんはオートクチュールメゾンで帽子作りを学んだあと、約10年間企業オリジナルレディースデザイナーのレディース部門で経験を積み、2019年秋冬コレクションに独立。自身の名を冠したオリジナルブランド〝Shinonagumo(シノナグモ)〟をスタート。「classic&new harmony」をコンセプトに、伝統技法にこだわった帽子作りを行っているんだとか。
数年前からじわりじわりきているバケットハット。おしゃれ業界人の中では、バケットハットは制服の帽子みたいなもので、撮影で被っているスタッフを見かけることも。とはいえ、大人がさらっと取り入れるには簡易度が高いアイテム。かなり苦手意識がありましたが、〝シノナグモ〟のバケットハットをかぶってみたら……ん?いいかも! 大人だからこそ似合う、上質で品のあるデザイン。さすが日本の職人によって、ひとつひとつ手作業で作られているだけのことはある。お値段は少しお高めですが、それも納得できる気がしました。
こちらは春夏バージョン。帽子をかぶることでモードっぽくなるといったら正解かも。とにもかくにも、いまいちばん気になる帽子ブランド〝Shinonagumo(シノナグモ)〟。人気過ぎて、どこのお店でも再入荷待ち状態なので、見つけたらチェックしてみてくださいね」( 川口さん)
▶︎ おしゃれプロも注目!帽子ブランド〝shinonagumo(シノナグモ)〟って?
【ベーシックカラー】帽子初心者にもおすすめ
【1】グレーキャップ×ブルーコート×黒ニット×白デニムパンツ
ポコポコとした立体的なツイード風の素材を鮮やかなブルーが引き立てているノーカラーコート。首元のボタンと大きめのポケットがポイントになった至ってシンプルなゆったりデザインながら、素材と色に表情があるのでインパクト十分。きれいめコーデにはもちろん、ロゴニットと白デニムでラフに着こなすカジュアルコーデにも最適。
▶︎大人気「ノーカラーミドルコート」はワンアクセントつきで着映える!【2022冬アウター】
【2】茶色帽子×黄色コート×ベージュニット×柄スカート
ボリューム袖ニット+柄マキシスカートで、華やかカジュアルに!袖口にたまるボリューム感とふんわりとしたニットの起毛感が優しげに映え、和やかなホームパーティになじみます。マーブル柄にサテンの光沢感が華やかなマキシスカートで、一層盛り上げて。
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【3】茶色ハット×白ニット×デニムパンツ
帽子は、ちょっとゆるっとした雰囲気でかぶるとバランスよし!定番の白ニット×デニムのカジュアルコーデに、ケープをさっとはおってこなれ感をプラス。今っぽさ抜群のブーツやミニバッグ、帽子でトレンドコーデに。ゴールドの大ぶりピアスやリングでアクセントを。
▶︎定番の白ニット×デニムコーデには〝ケープ〟をはおってこなれ感を!
【4】ベージュハット×グレーワンピース
「グレーと淡いピンクは、私の大好物配色。女の子ママだからでしょうか、以前よりも気負いなく取り入れられるようになった気がします。フィット&フレアのレディなワンピースは、ハットやソックスなどカジュアルなニュアンスをプラスしながら、コンサバに終わらないスタイリングを目指します」(デザイナー/ブランドディレクター・川人未帆さん)
【5】黒キャップ×グレーカーディガン×黒ニット×チェック柄ワンピース
オリーブ×黒の大きめチェックが目を引くシャツワンピは、体のラインを拾わないストンとしたシルエットで、ストレスフリーがマストなおうち時間に最適。バンドカラーですっきりした首元をそのまま生かして着るのもOKだけど、チャコールグレーのタートルニットをINしたレイヤードスタイルにすることでさらに旬に。
▶︎ カジュアルな映えチェック柄こそ、おうち時間で投入!【おうち時間を楽しくおしゃれに】
【6】茶色キャスケット×カーキニット×黒パンツ
いつものニット&スカートにキャスケットやスカーフをプラス。これだけで格段にこなれて見える。小物使いで印象をガラッとチェンジすれば新鮮な気持ちに!
▶︎平日仕様から休日仕様へ。同じアイテムの印象をチェンジするなら?
【7】黒キャスケット×黒ニット×デニムパンツ
ニット×デニムのシンプルコーデに小物でアクセントを。
▶︎包容力のある「黒ニット×デニム」コーデだから、スパイシーな小物もこんなに馴染む
【8】黒キャップ×カーキコート×黒ニット×黒スパッツ
ボリュームのあるコートにレギンスは脚が細見えするコンビ。ウエストバッグを高い位置で留めて、脚長効果もゲット。キャップをさらっとかぶればまるで海外セレブのような佇まい。
▶︎ボリュームのあるコートにレギンス。実はこれ、脚が細見えする最強コンビ
【9】グレーキャップ×ベージュコート×白ワンピース×黒レギンス
女っぽい着こなしの中にあえてキャップを投入したミックス具合が心地いい。
中に着ているのは白のニットワンピ。スマートなルックスとは裏腹に、そではやや太めに仕上げてあるから、ミドルゲージのニットもすっきりと受け止めてくれる。タイツではなくレギンスというチョイスで、スポーティかつヘルシーな、鮮度の高い着こなしに。
▶︎おばさん見えレギンスコーデ、おしゃれ見えのコツはコートにあり!
【10】黒キャスケット×黒ジャケット×黒ニット×白レーススカート
1枚で着ると繊細で女らしいドレッシーなレースのノースリーブワンピースに、黒タートルを着込んで。さらにライダースジャケットとキャスケットで辛口に振り、おしゃれ上級者らしい甘辛ミックスを楽しんで。
▶︎レースワンピ×ライダースで作る、おしゃれ上級者らしい甘辛ミックススタイル
【11】グレーハット×グレーコート×黒ニット×茶色シャツ×黒パンツ
色の違うシャツを下からちら見せ。忙しくても抜かりない重ね着コーデ。黒タートルニットとブラックデニムの王道の着こなしは、ブラウンシャツをのぞかせてレイヤード感を前面に。さらにラメ入りソックスを折り返してブーツにかぶせる上級テクでキラリとアクセントづけ。
▶︎【忙しくても抜かりない重ね着コーデ】黒タートルの下から、色の違うシャツをちら見せ!
【ニット帽】暖かさ&おしゃれなレディーススタイル
【1】黒ニット帽×グレーコート×グレーニット×パンツのセットアップ
リラックス感のあるニットのセットアップでゆるカジュアルを堪能。グレーでも部屋着っぽくならないのは、くたっとしたレザーバッグやニット帽…、なにげないけどしっかり計算された黒小物のおかげ。
▶︎ニットアップ×カジュアル小物で、休日もかわいい女!【今日何着る?】
【2】黒ニット帽×白ボアコート×緑Tシャツ×キャメル色スカート
〝ドクターマーチン〟の唯一無二の存在感が大人のボーイッシュさに威力を発揮。ニット帽やロゴTやコーデュロイスカートをマットなレザーのショートブーツで辛口に受け止めて。
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【3】黒ニット帽×グレースエット×黒スカート
カジュアルコーデにはやっぱりニット帽が似合う。顔周りの髪に動きをつけてのっぺり感を払拭。
▶︎1枚あるとワードローブが活性化! 【GU】ニットスカートはよく伸びるから、タイトでも自転車にも乗れちゃう
【4】白ニット帽×カーキジャケット×白パーカ×白スカート
ダウンとの本気アウトドアコーデはタイトスカートで女らしくこなして。ほっこりしないよう、シックな配色で都会的な雰囲気に高めて。モコモコ感が魅力の圧縮ウールの「ヌプシ ブーティ」からソックスをのぞかせるテクも即真似したい。
【5】ベージュニット帽×カウチンニット×黒パンツ
旬のカウチンニットこそ、鉄板の黒タートル&パンツでキレよく着たい。ベーシックな黒タートルと黒パンツだから、少し遊びのあるアウターともお似合い。トレンドのカウチンニットをはおって、ニット帽でカジュアル感を高めて。
▶︎旬のカウチンニットこそ、鉄板の黒タートル&パンツでキレよく着たい【黒タートルの底力】
【6】黒ニット帽×茶色カーディガン×ボーダーカットソー×ボルドープリーツスカート
大人っぽくまとまる長め丈のボルドー。ボルドーのプリーツにブラウンカーデが大人っぽく映えて。
【ベレー帽】大人のかわいい冬コーデに最適
【1】ベージュコート×黒ニット×グレーパンツ×グレーベレー帽
重ための冬コーデに軽やかな抜けを。バランスが難しいクロップドパンツやロングアウターと相性のいいショートブーツ。サイドゴアやラバーソールがカジュアル感をプラスして、ベレー帽でちょっと遊び心をプラス。
▶︎大人の女性が選びたいショートブーツは【トッズ】のサイドゴア!
【2】黒ベレー帽×キャメル色コート×白ブラウス×黒パンツ
シャープなラインとディテールでスレンダーな印象をモノにする。ひとクセあるコーディネートも、チェスターをはおれば、その普遍性でバランスよくまとまり自分らしい着こなしに。
▶︎今すぐ買わないと売り切れちゃう!〝男前なのに女前アウター〟って?
【3】ベージュベレー帽×黒コート×黒ニット×黒パンツ
冬ならではの小物を効かせブラックコーデに遊びを入れて。ヌーディなベレー帽とパンプスで抜けを出し、レオパード柄のファー付きグローブで冬らしい味付けを。
▶︎冬になるとなぜか着たくなる「黒×レオパ」の鉄板コーデ【今日何着る?】
【4】黒ベレー帽×黒コート×ボーダー柄ニットワンピース
パンツのすそをブーツにかぶせてマニッシュに。ボーダー柄ニットワンピースの下は、レギンスパンツにサイドゴアブーツ。ちらりとのぞく足元に、おしゃれを自由に楽しむ上級者感が漂う。
▶︎「足元重め」で、こんなにトレンド感が出るんです! 【ブーツ熱が止まらない】
【5】グレーベレー帽×ベージュジャケット×グレーニット×グレースカート
帽子から靴まで同色でつなげ、縦ラインを強調。グレーのもつノーブルな印象で、レトロなベージュジャケットがまた新鮮に。タイトなシルエットに、大きめサイズのジャケットをラフにはおったら、女性らしいカーヴィさが強調されたようで、なんだかうれしい。
【6】黒ベレー帽×キャメル色コート×黒ブルゾン×黒パンツ
メゾンブランドのコレクションなどで見かける、布はくアウターとダウンのコンビネーション。自分でやっちゃえ!ってことで考えたのが、アウターのそでからインナーダウン(写真は中綿入りブルゾン)をのぞかせるアレンジです。そでの短いアウターを選ぶ分、着こなしがクラシックに、それでいてダウンのスポーティさが全体を軽やかに魅せて… 。簡単なのに、なんだか新鮮。
▶︎アウターのそでからチラ見せすればクチュール的に。【インナーダウンをおしゃれに着る方法】
冬の帽子でコーデをもっとおしゃれに
冬におすすめの帽子コーデをご紹介しました。 寒い冬を快適に過ごすためにも、暖かい帽子で防寒対策とおしゃれを両立しましょう!自分に合ったアイテムを見つけて、コーデを楽しんでみてくださいね。
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