ファッションもヘアメイクも、自分に似合うストライクゾーンを突き進むのが私流
「洋服がないと生きていけない」と言い切る美弥さんのファッション観を、いろいろうかがいたい!ということで、本日のファッションのポイントや着こなしのこだわり、気になるブランドまで、詳しいお話を根ほり葉ほり。洋服だけでなく、お気に入りコスメとの出会いについてのエピソードも必見です。
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今日のファッションのポイントを教えてください。
美弥さん(以下敬称略):現役時代から、トップスはメンズでボトムはレディスを着ることが多かったですね。どうしてもメンズのボトムをはきたいときはたくさんお直しをして、サイズを合わせていました。最近は太めのストレートパンツに、トップスをインするという着こなしが気に入っています。今日もそんなシルエットですね。
まずは色が気に入って買ったこのブラウス、これはジバンシイのメンズです。レディスは白と黒しか出していなかったのに、メンズでこんなピンクを出すって珍しくて面白いので、それも惹かれた理由です。現役時代だったらこの色は選ばなかったでしょうし、今だからこそ挑戦できるアイテムですね。このコートはGUCCIのメンズ。しつけ糸がそのままついていたり裏地が切りっぱなしだったり、他では見かけないような細部のこだわりがお気に入りです。パンツはCABaN。グレンチェックの柄が合わせやすく、カジュアルなシルエットがいいですね。
卒業したらメンズは着ないかなと思っていましたが、そんなことなく着ています。タカラヅカは男役という生き方がありましたけど、ファッションは性別がないみたいな感じだし、自分自身も中性的でいいのかなと思って。ミックス感を楽しんでいます。
洋服もジェンダーレスの時代ですね。
美弥:ファッション界の方とお話すると、女性の方がメンズの服を買いに来たり、また逆のパターンもあるそうで、それが素敵だなと思って。自由な気持ちでファッションを楽しむのが一番ですよね。
写真をもっと見る最近気になっているのは、ISBEL MARANT ETOILE(イザベル・マラン エトワール)のアイテムです。本当にかわいい!スウェットがあったり、スーツがあったりして、カレンダーの撮影でも使いました。スーツは、ジャケットはメンズライクだけど、パンツはウエストがギュッと締まってリボンがついていたりして、これからも目が離せないブランドです。