重いんだから仕方がない・・・でも、周りから見るとおばさんっぽく見えているかも!
会社帰りにスーパーで買い出し! 急いでいるし、荷物は重いしで正直、持ち方にまで気を配っていられませんよね? でも、「おば見えする言動」について聞き込みをしたところ、スーパーの袋をひじの内側にかけて持つ感じがおばさんっぽいとの意見が! 手を下ろして持つのはいいけれど、ひじの内側にかけるところがダメなんだそうです。「ひじの内側にかけるほうが運びやすいんだよ」と反論したくなりますが、第3者目線で見ると確かにエレガントさにはかけるかも・・・。「じゃあ、大量の荷物がある日はどうすればいいの⁉」ということで、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんにお話をうかがいました。
おばさん見えするのは猫背になりがちだから。大きめバッグを利用し背筋を伸ばして歩いて!
「荷物がたくさん入ったスーパーの買い物袋を両手のひじの関節に持って歩くと、そこに痕がついたりしますよね。自分の体を痛めない、という自分に対する配慮の点からも、そうしないようにしてみるのもいいですね。また、レジ袋が有料化するタイミングで、スーパーに買い物へ行くときには、肩からかけて持ち歩きのできる大きめの袋を持参してそれに入れたり、お買い物用のキャリーバッグなどを準備するとよいでしょう。両手に荷物を持って歩くとネコ背になってしまいがちなので、それがまたおばさんっぽく見えてしまうことも多々あります。大きめにバッグを肩からかけたり、キャリーバッグでゴロゴロと歩くだけで、レジ袋をひじの内側にかけて歩いているよりスマートに見えますよね。お気に入りのバッグで、背筋を伸ばして歩いて、おばさん見えを回避しましょう」(西出さん)
マナーコンサルタント
西出ひろ子
参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されれおり、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
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西出ひろ子マナーサロンHP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子