Q:朝が苦手な部下、どう指導したらいい?
答える人/田沼智美(スタイリスト)
A:「起きたら電話させる作戦」が効きます!
私も、スタイリストのアシスタントをしていたころ、寝坊と遅刻で怒られたことがありました。まだ独り立ちしていなかったので、生計を立てるためにアルバイトをかけもちしていて、毎日睡眠不足だったからです(遅刻の言い訳にはならないですが)。
最初に寝坊して遅刻したとき、師事しているスタイリストの師匠から、「起きたらまず私に電話しなさい」と指導されました。毎日のように「今起きました」と電話して、それに対応してくれた師匠は、ほんとうに面倒見がいいと感謝しかありません。電話で起こされるのではなく、自分が起きて電話をしなくちゃならないので緊張感もあり、起きてからの二度寝も避けられます。
部下に対して、手はかかるかもしれませんが、この方法は効果てきめんです。また、「目覚まし時計を買ってあげようか」と師匠から言われたときも、なかなかこたえました。よかったら、試してみてください。
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スタイリスト
田沼智美(たぬまともみ)
アパレルメーカーに管理部門として就職後、現場にたずさわりたいという思いからスタイリストへ転職。約5年のアシスタント期間を経て独立後、女性向けメディアにて活動をスタート。2015年に女児出産。衣食住の充実度また重要性を感じ、メンズやキッズからインテリアや食まわりまでを広げ多方面のメディアや企業に向けてスタイリングを提案している。シングルマザー経験後、現在は外国人パートナーと同居中。
insta:@tanuma_tomomi
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