【娘たちに伝えたいこと15】女の共感は癒し。女の友情は宝
たとえば育児をしていると、母親としての大変さをどうやってもパートナーに理解してもらえないときがあって。くやしくて悲しくて、この気持ちをどうしたらいいんだ!って思うときもある。
そんなとき、友達の「わかるわかる!」の共感が何よりの癒しだった。同じ大変さや難しさを知っているからこそ、苦労や失敗を、モヤモヤとしていた気持ちを、お腹を抱えて笑い飛ばせる。そんな友達との時間があったから、また明日も頑張ろうと思えた。
もちろんママとしてだけじゃなくてもそれは同じ。社会人になっても、結婚しても、子どもが生まれても、心から共感しあえて、そして笑い飛ばして、また頑張ろう!と思える友達と出会えたなら、それは一生の宝になるはず。
そんな友だちとの時間を、ときには思いっきり楽しもう。
▲娘が生まれる前からの友だち、ハルちゃん(HARUKO)と。ハルちゃんと話していると、いつもお腹がちぎれるぐらい笑ってます。
【娘たちに伝えたいこと16】苦労はやがて輝く
いいこともはもちろん、辛いこともたくさん経験してほしい。苦労しなきゃわからないこともたくさんあるし、その経験ひとつひとつが自信につながるから。
人は壁を超えたときにこそ成長すると思うし、いま辛いことも、いずれは経験に変わって、やがて自分の魅力になる。
そう思えば、辛いことも苦労も、「買ってでもする」気持ちで乗り越えていこう。
構成/高田あさこ
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モデル
中林美和
1979年生まれ。16歳で小学館『CanCam』の専属モデルに抜擢され、表紙モデルとして活躍。23歳で結婚、出産を経て小学館『SAKURA』のメインモデルとして復帰。ママモデルの先駆的存在となり、9年間表紙モデルを勤める。他、セブン&アイ出版『saita』の表紙モデル、光文社『VERY』、宝島社『&ROSY.』など多数の女性ファッション誌、ビューティー紙のモデルとして活躍する。著者に『中林美和のハートフルデイズ』、初のエッセイ『おんぶにだっこにフライパン!』など5冊を出版している。2017年にアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。