【目次】
・ファンデーションを選ぶポイント
・肌を美しく見せるための使い方
・肌質別のおすすめファンデーション
・おすすめ〜パウダー編〜
・おすすめ~リキッド編~
・おすすめ〜クリーム編〜
・おすすめ〜クッション編〜
【目次】
ファンデーションを選ぶポイント
一口にファンデーションといっても、質感や仕上がりはさまざまです。肌をきれいに見せるには、どのようなことに気をつけて選べばよいのでしょうか。ファンデーションを選ぶときにチェックしたいポイントを紹介します。
ファンデーションのタイプは大きく分けて4種類
ファンデーションを大別すると主に次の4種類があります。
・パウダーファンデーション
・リキッドファンデーション
・クリームファンデーション
・クッションファンデーション
パウダーファンデーションは水分を含まないので、さらっとした仕上がりになります。マットに仕上げるなら粉末を固形状にしたもの(一般的に思い浮かべるパウダーファンデーション)、ふんわり感のある仕上がりにするなら粉末状のルースタイプがおすすめです。またリキッド、クリーム、クッションは水分を多く含むので乾燥する季節に向いており、ツヤ感のある仕上がりとなります。
上記4種類は形状による分け方ですが、成分で特徴のあるものにミネラルファンデーションがあります。その名の通りミネラルを原材料としており、肌に刺激を与える添加物(界面活性剤やタール系色素など)を含みません。肌に優しく石鹸で落とせるため、肌に負担をかけたくない人にぴったりです。パウダーが多い印象ですが、リキッドもあります。
自分の肌色に合うファンデーションの選び方
ファンデーションを選ぶときは、鎖骨の上で試しましょう。顔や手の甲で試すと顔に塗ったときに首と色味が合わず、不自然な印象になります。また、試し塗りのときは色味と明るさに注目しましょう。
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一般的に黄味の強い肌にはベージュやオークル系のカラーが、黄味の少ない肌にはピンク系のカラーが合うといわれます。色味が合わないと肌がくすんだり白浮きしたりするので、確認が必要です。さらに、首と顔の色がくっきり分かれている場合はファンデーションの色が明るすぎる、または暗すぎるということです。トーンを上げるか下げるか検討しなければなりません。
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肌を美しく見せるファンデーションの使い方
肌色や肌質にマッチしたファンデーションが見つかったら、次に気をつけたいのが使い方です。ファンデーションの効果を最大限引き出して肌をきれいに見せるには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ファンデーションを塗るときのポイントや化粧品小物の使い方を紹介します。
厚塗りやムラ感に気を付けて
リキッドやパウダーは、どちらの場合でも塗りすぎには要注意です。ファンデーションはスポンジやブラシに少量ずつ取り、様子を見ながら塗っていきましょう。厚塗りになるのを防げる上、肌に立体感を出しやすくなります。
また、リキッドやクリームは塗り終わったら手のひらで顔全体をプッシュします。体温を肌に伝えるように優しく圧力をかけることで、ファンデーションのフィット感が高まるのです。一方、パウダータイプは仕上げにフェイスブラシを使うのもおすすめです。内側から外側にブラシを動かし余分な粉を落とすことで塗りムラの防止になり、肌にツヤ感が出ます。
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スポンジやブラシの効果的な使い方
パウダーファンデーションの場合、ブラシを使うとふんわりと軽めの仕上がりに、スポンジを使うとセミマットな仕上がりになります。ナチュラル感がほしいならブラシ、カバー力がほしいならスポンジと使い分けましょう。また、リキッドファンデーションを使うなら、スポンジはラウンドタイプを選びます。小鼻や目元などの細かい部位がぐっと塗りやすくなるはずです。
一方、ブラシを使う場合は、頬の高いところやカバーしたいところをブラシでトントンと叩きましょう。ファンデーションがよくなじみ、肌が一層きれいに見えます。さらに小鼻や毛穴が気になる部位はブラシをくるくると回すと毛穴が隠れ、毛穴レスな肌に近付けます。
肌質別のおすすめファンデーション
人の肌は環境や体質などによって異なります。常に乾燥気味の人と冬でもオイリーになりがちな人では、合うファンデーションも違ってきます。肌質別におすすめのファンデーションを紹介します。
バランスのいいノーマル肌
ノーマル肌とは、お肌の水分・油分がちょうどよく整っている肌です。肌トラブルは比較的少ないため、自分のなりたい肌に合わせてファンデーションを選べます。
例えば、素肌感を出したいなら、薄付きでふわっとした質感のパウダーファンデーション。一方、きちんと感を出したいときは、マットでカバー力のあるクリームファンデーションはいかがでしょうか。強めなポイントメイクを乗せてもギャップ負けしない肌に近付けます。この他、潤いのある肌が作れるクッションファンデーションや乾燥に強いリキッドファンデーションもおすすめです。
場所によって悩みが異なる混合肌
混合肌とは、乾燥する部位とオイリーな部位が混在する肌です。肌の水分は少なく油分が多いのが特徴で、ファンデーション選びは比較的難しいといえます。混合肌の人がファンデーションを選ぶときは、自分の肌質が乾燥・脂性肌のどちらに偏っているか見極めるのが大切です。
「テカリよりも乾燥の方が深刻」という場合は、保湿力の高いリキッドファンデーションや水分量の多いクッションファンデーションがおすすめです。乾燥している部分、テカる部分で使う量を変えると程よく仕上がります。一方、ベタつきが気になる場合は、パウダーファンデーションが使いやすいでしょう。パウダー粒子に保湿成分が入っているものなら、乾燥を抑えつつ肌をさらっと仕上げてくれます。
べたつきやすい脂性肌
脂性肌は水分・油分どちらとも多い肌です。べたつきやテカリが起こりやすく、ニキビなどの肌トラブルに悩まされることも。脂性肌の人が油分の多いファンデーションを選ぶと、化粧崩れしやすくなります。ファンデーションを選ぶときは、油分が少なく水分の多いファンデーションを選びましょう。
おすすめは、皮脂と混じりにくいパウダーファンデーションです。余分な皮脂を吸着してくれるタイプのものであれば、より自然な仕上がりにしてくれます。一方、リキッドファンデーションやクッションファンデーションは肌がテカって見えやすくなります。皮脂を吸収してくれる下地や、フェイスパウダーなどを合わせて使うのがおすすめです。
粉っぽさが気になる乾燥肌
乾燥肌は、水分・油分とも不足しているのが特徴で、口元や目元がカサカサしたり肌が白く粉を吹いたりしやすくなります。ファンデーションは油分・水分とも多いリキッドファンデーションやクッションファンデーションがおすすめです。特に肌の乾燥が気になるときは、保湿成分が配合されたファンデーションを選ぶと乾燥を抑えやすくなります。また、シワやくすみをカバーしたいなら、クリームファンデーションを。乾燥によるさまざまな肌悩みを隠しつつ、肌をきれいに見せてくれます。
おすすめファンデーション〜パウダー編〜
コンパクトなサイズ感のパウダーファンデーションは持ち運びやすいのが魅力です。場所を選ばずブラシやパフで化粧直しができるので、使い勝手が良好。パウダーファンデーションの中から人気のおすすめを紹介します。
軽やかな仕上がり「イプサ パウダー ファウンデイション」
「ライトエアーパウダー」の配合により、空気のように軽く肌を包みます。気になる部分をやわらかくカバーしてくれるので、軽い使用感ながらきれいな肌に近付けます。ファンデーションのポイントは、明るいメインカラーとダークカラーの2色がセットになっていることです。ダークカラーをフェイスラインなどにポイント使いすれば、自然な立体感を出しやすくなります。
商品名:イプサ パウダー ファウンデイション
透明感のある肌へ「スック ルーセント パウダー ファンデーション」
やわらかなツヤ感にこだわったスックの「ルーセント パウダーファンデーション」は、肌に透明感を出したいときにおすすめです。パウダーなのに粉っぽく仕上がらず、上質な大人肌に導いてくれます。化粧ポーチに忍ばせておけば、いつでも手軽に化粧直しできます。
商品名:スック ルーセント パウダー ファンデーション
2種類のパウダーで自然体に「スリー プリスティーンコンプレクションパウダーファンデーション」
特徴の異なる2種類のパウダーを重ねることで、素肌に近い自然な仕上がりを実感しやすくなります。「いかにもなメイクはしたくないけれど、きちんと感はほしい」というときにおすすめです。ファンデーションは、顔全体に「スレンダーマット(下の部分)」を塗り、鼻筋などの光を集めたい場所には「スレンダーグロー(上の部分)」を塗ります。こうすることで顔に自然な奥行きが生まれ、生き生きと輝く美しい肌に。
商品名:スリー プリスティーンコンプレクションパウダーファンデーション
おすすめファンデーション~リキッド編~
液状のリキッドファンデーションは、のばしやすいのが魅力。フィット感が高い上にカバー力もあるので、トラブルの目立たない自然な肌に見せてくれます。「厚塗りはしたくないけれどきちんと見せたい」という、オフィスメイクにぴったりです。数あるリキッドファンデーションの中から、特におすすめのものを紹介します。
長時間きれいをキープする「エスティローダー ダブルウェア ステイ イン プレイス メークアップ」
エスティローダーのロング&ベストセラーリキッドファンデーションは、美容誌やコスメサイトなどでもたびたび紹介されるファンデーション。高評価のポイントは、高いカバー力とキープ力にあります。肌に塗り、しっかり広げることで毛穴レスな肌に近付くことができ、時間がたってもさほど崩れを感じません。汗や皮脂にも強く、湿気が多く毛穴落ちが気になる季節の強い味方となってくれます。多忙な日々の中で、化粧直しの手間や時間は惜しいものです。そのような場合でも崩れにくく長持ちしてくれる画期的なリキッドファンデーションです。
商品名:エスティローダー ダブルウェア ステイイン プレイス メークアップ
アジア人に合わせたカラー展開「シュウウエムラ アンリミテッド ラスティング フルイド」
アジア人の理想の肌を目指して作られたリキッドファンデーションです。カラーバリエーションは24色と豊富なので、自分に合うカラーが見つからないと悩んでいる人はぜひチェックを。一塗りが軽く薄付きで、肌の閉塞感を感じにくい仕様です。加えて汗や温度変化に強く、色移りもさほどありません。マスクをする機会の多い今、ファンデーションが付きにくいのはうれしいポイント。
商品名:シュウウエムラ アンリミテッド ラスティング フルイド
素肌のような仕上がり「ボビイブラウン インテンシブ スキン セラム ファンデーション」
こちらは、自然なツヤ感を重視したい人におすすめの美容液ファンデーション。かの楊貴妃も愛用したといわれる「冬虫夏草」のエキス配合で、ツヤやハリを感じやすい肌に。また、滑らかなつけ心地で重たい印象になりにくいのが特徴。皮脂や汗に強く、崩れにくいのも魅力的。SPF40(PA++++)と紫外線カット効果も高いので、急な外回りが入った日でも慌てずに済みそうです。
商品名:ボビイブラウン インテンシブ スキン セラム ファンデーション
おすすめファンデーション〜クリーム編〜
クリームファンデーションはリキッドファンデーションと比較して水分量が少ないのが特徴です。油分と顔料が多く配合されており、カバー力・保湿力に優れています。人気の高いおすすめのクリームファンデーションを見ていきましょう。
保水成分が肌をみずみずしく潤す「クリニーク イーブン ベター クリーム メークアップ15」
クリームファンデーションとは思えないほどの軽いテクスチャーが特徴の「クリニーク イーブン ベター クリーム メークアップ15」。保水成分配合で保湿力が高く、潤いとツヤ感のある仕上がりに導いてくれます。顔に塗布する際は、付属のスパチュラで適量をすくいます。少量ずつを指やスポンジでなじませていきましょう。
商品名:クリニーク イーブン ベター クリーム メークアップ15
贅沢なテクスチャー「クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン」
コクのあるクリームで肌に乗せるととろけるように広がります。天然ローズエッセンスを含む香りがラグジュアリー感を高めてくれるので、贅沢な気分を味わえそうです。また、美容液のようなテクスチャーは、使うたびに潤いと滑らかさのある素肌へ導いてくれます。気分を上げたいとき、ぜひ試してみたいファンデーションです。
商品名:クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン
おすすめファンデーション〜クッション編〜
クッションファンデーションとは、クッションスポンジにリキッドファンデーションを染みこませたファンデーションです。使いやすい上にツヤ肌を作りやすいので、ひとつ持っておくと重宝するかもしれません。おすすめのアイテムを見てみましょう。
24時間保湿「ディオール スノー スノー パーフェクト ライト クッション」
肌のくすみや色ムラが気になる人におすすめのクッションファンデーション。エーデルワイスエキスなどの整肌成分が配合され、潤いのあるみずみずしい肌へ促してくれます。また、ディオールならではの「クリアパールテクノロジー」で、ナチュラルなツヤを実感しやすい仕様がポイント。明るくくすまない肌を目指したい人はぜひチェックを。
商品名:ディオール スノー スノー パーフェクト ライト クッション
美しい発色が続く「イヴ・サンローラン アンクル ド ポー ルクッション」
独自のポリマーで肌にフィルムを形成してくれる、イヴ・サンローランの「アンクル ド ポー ルクッション」。皮脂や乾燥などに強く、つけたての美しさやツヤを持続。また、リキッドタイプと同じく、肌に乗せるとパウダーに変化する仕様です。「アンクル ド ポー」ならではの軽いつけ心地とフィット感でさらにカバー力に優れているのも高ポイント。
商品名:イヴ・サンローラン アンクル ド ポー ルクッション
輝く肌を演出「マック ライトフル C+ SPF 50 クイック フィニッシュ クッション コンパクト」
肌に透明感や輝きをプラスしたいときにおすすめのクッションファンデーション。重ね塗りをしてもよれたり厚塗りになりすぎず、艶やかな肌に近付けてくれます。フィット感が高いにもかかわらず、軽めの使用感が魅力。肌そのものを明るい印象にし、シワや毛穴が目立ちにくい仕上がりに。
商品名:マック ライトフル C+ SPF 50 クイック フィニッシュ クッション コンパクト
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【監修者】ヘア&メークアップアーティスト
KIKKU
パーマをかけたような天然パーマがトレードマーク。トレンド感度が高く、おしゃれなメイクにモデルからの支持も厚い。ヘアサロン勤務の経験から髪に関する知識も豊富。女性誌やカタログ、広告など各方面で活躍中!
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