紙の手帳派
〜取材まわりの情報を蓄積するデータベース的な存在〜
公私ともに多忙を極めるアラフォー女性が今、切実に求めているのは日々の「時産」。
みんなどんな工夫をしているのか、働く女性にリアルな手帳の中身を誌上公開してもらいました。
多様化する手帳とその周辺事情をCatch Up!
[Q&A]
Q: あなたの手帳を選ぶ基準は?
A:「苦楽をともにする手帳は愛着がわくものを選びたい」
そう話す、カルビー(株)コーポレートコミュニケーション本部 広報課 課長の野原和歌さん(41歳)にDomani編集部が取材をしてきました!
新商品が出るたび、さまざまなメディアの取材対応に追われる野原さん。いつどの媒体のだれに何を話したのか。すべての取材対応情報を手帳に記入し管理している。「後で仕事の振り返りができるのが、今使っている手帳のいちばんの強みです。PCではそれがどうしても難しい。使い終わったレフィルもまとめて保管しています」
40代ともなると、あらゆる場で人とシェアする時間が増えて、自分のもち時間が限られてくる。「スケジュールを管理することは、自分の人生も管理すること。健康のために予定を入れずに休む時間もキープします。手帳は人生を一緒に過ごす大切な仲間。思い入れあるものを、永く使いたいです」
手帳の表紙には元気の出る言葉を刻印している野原さん。「父の手書きの”it’s a brand new day”の文字に背中を押されます」ちなみにペンは弟さんから贈られた名前入りのペンを愛用。
[野原さん流手帳の掟]
・仕事とプライベートのスケジュールはすべて手帳に記入して一元化
・使うのはウィークリーページだけ。1週間ごとの取材対応情報を見開きで包括
・予定が過密になりすぎないよう、アフター7に何も入れない日を確保
[ウィークリー&メモページ]
〜予定も情報も見開きで管理(時産ポイント)〜
・案件ごとに色分け
・担当記者の連絡先を記録
・話した内容もメモ
・取材が入ったらふせんに書く
[こだわりポイント]
1: 考えや戦略をマインドマップで整理することも
2: プライベートの会食はFacebookのイベントページを活用
Domani2018年1月号 「時産できる手帳まわりライフ」より
本誌構成時スタッフ:撮影/フカヤマ ノリユキ 構成/谷畑まゆみ