「粉」の読み方を間違えやすい
〝労力を惜しまず一心に仕事をする〟という意味を持つ【身を粉にする】。目標達成のために時間や労力をかけて取り組んだときなどに使われる言葉ですが、間違って読んでいる可能性があります。
ポイントは「粉」の読み方。
この場合は訓読みが使われ「こ」または「こな」のどちらかが当てはまりますが、皆さんは正しく読めますでしょうか?
気になる答えは??
正解は…
みを【こ】にする
でした!
【身を粉にする:みをこにする】
労力を惜しまず一心に仕事をする。
「会社再建のため―◦して働く」
〔補説〕この句の場合、「粉」を「こな」とは読まない。
~【身を粉にする】の類語紹介~
その1:貢献
【貢献:こう‐けん】
1.ある物事や社会のために役立つように尽力すること。
「学界の発展に―する」「―度」
2.貢ぎ物を奉ること。また、その品物。
その2:尽力
【尽力:じん‐りょく】
ある目的の実現のために、力を尽くすこと。
「町の復興に―する」
その3:骨身を惜しまず
【骨身を惜しまず:ほねみをおしまず】
苦労をいとわず。
「―働く」
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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