【目次】
・玄関に観葉植物を置こう
・風水的にも良い効果がある?
・金運アップにおすすめの観葉植物
・仕事運アップにおすすめの観葉植物
・魔除けや厄除けにおすすめの観葉植物
・観葉植物を置くときの注意ポイント
玄関に観葉植物を置こう
観葉植物を玄関に置きたいと考えている人も多いのではないでしょうか?インテリアとしてどんな長所があるのか、ご紹介します。
明るく華やかな空間になる
玄関は家の中でも暗かったり、狭かったりすることが多い場所。観葉植物があると視界にグリーンが加わり、簡単に明るく華やかな印象に変えられるのが大きなメリットです。
玄関は家を訪れた人が最初に目にする場所のため、明るく心地良い雰囲気だと全体の印象もぐんと良くなるはず。外出するときや帰宅したときに必ず通る場所である玄関の環境を改善すれば、より気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。仕事で疲れて帰宅しても、観葉植物があるだけで心が癒されてリラックスできることもありますよね。
風水的にも良い効果がある?
インテリアや持ち物に取り入れている人もいる「風水」。観葉植物は風水ではプラスになるアイテムなのでしょうか?
運気アップにつながるアイテム
風水において、玄関は「気」が出入りする重要な場所とされています。良い気だけでなく悪い気も入ってくるため、どのような状態かによって運気が良くも悪くもなると言われている場所です。
観葉植物は悪い気を吸い取ってくれ、運気をアップすると考えられており、玄関に置くと良い効果が得られるアイテムの1つとされています。ただし、玄関が汚れていると効果が期待できないとされているので、まずは掃除が行き届いていてきれいな状態であることが大前提です。
葉の形
観葉植物には多種多様なタイプがあり、葉の形もさまざま。普段は見た目の雰囲気で選んでいる人が多いと思いますが、実は風水では、葉の形によって「気」の種類が異なるとされており、つまり玄関に向き不向きの葉の形があります。
適しているとされるのは、葉が細くとがっているタイプ。悪い気が入ってくるのを防いでくれるとされています。特に背丈が高い種類がおすすめです。ただし、葉が丸いタイプがまったく適していないというわけではありません。丸い葉は気持ちを落ち着かせてくれる気を発しているため、リラックス効果が得られるとされています。
玄関の内側には丸い葉の観葉植物、外側に細くとがった葉の種類を置くことがおすすめとされる場合もあります。
葉の向き
風水では、葉の生えている向きも大切。上向きの葉は「陽」で、下向きの葉は「陰」とされます。つまり、上向きの葉は気を高め、下向きの葉は気を落ち着かせる作用があると考えられています。
このことから、玄関に置くのは、陽の気を発し運気を高めてくれる上向きの葉を持つタイプがおすすめです。玄関に入ってくる良い気を、さらにパワーアップしてくれるとされます。また、葉が細くとがっており背丈が高い種類だと、より高い効果が期待できると考えられています。
なお、葉が下向きの品種もNGというわけではなく、入ってくる悪い気を静めてくれる効果があるとされています。
金運アップにおすすめの観葉植物
「金運をアップしたい」という人におすすめの観葉植物を、3つピックアップしました。背丈が小さめの種類から大きめの種類まであるので、自宅のスペースに合うものを選んでみてください。
モンステラ
金運はもちろん、家全体の運気アップにつながるとされるのが「モンステラ」。葉がハート形で深い切れ込みが入っているのが特徴で、ハワイなど南国で見られる植物です。ハワイでは「神聖な植物」として知られています。特に東南にある玄関に置くとより効果があるとされ、また北向きの玄関に置くと貯蓄運がアップするとされています。
耐陰性があるため、窓がなく日当たりの悪い暗い玄関でも育成できます。ただし日陰に置き続けていると株が弱くなるため、ときどき日光に当てるようにしましょう。水やりも土の表面が乾いたら与える程度で十分なため、手入れがしやすい植物です。
パキラ
「発財樹」や「マネーツリー」とも呼ばれているほど、金運アップに効果があるとされる観葉植物として有名なのが「パキラ」です。下向きの葉が特徴で、悪い気を静めて金運を高めてくれるとされます。
原産地では、20m近くまで育つ植物。鉢植えでも大きく育ちやすいため、スペースが狭い場合は小さめの鉢を購入するのがおすすめです。大きいものを玄関の外に置くという方法もあります。
耐陰性があり、日当たりの悪い玄関でも育ちます。しかし、原産地では熱帯の日当たりが良い場所で育つ植物のため、長期間日陰に置いたままにしておくと元気がなくなり、枝や葉が折れやすくなります。できるだけ日光に当てるようにすると、丈夫な株に育ちます。
ポトス
「ポトス」は生命力が強く、初心者でも育てやすいのが魅力です。下に垂れるようにして育てている人も多いですが、ツル性の植物のため、支柱があると上に伸びていきます。上に伸びていく植物は陽の気を発し、金運アップにつながると考えられています。
一般的な「ゴールデンポトス」のほかにも、葉がライム色のものやグリーンの葉に白い模様が入ったものなど、種類が豊富。イメージや好みによって選べるのもうれしいポイントです。
ポトスはもともとアマゾンなどの熱帯雨林に生息しているため、日陰や暗い場所でも育ちやすいのがメリットです。水耕栽培でも育つため、大きくなりすぎた茎を切って飾ることもできます。水耕栽培は場所を取らないため、狭いスペースにもおすすめです。
仕事運アップにおすすめの観葉植物
仕事運を上げたいという人におすすめの種類を3つご紹介します。
ユッカ
「ユッカ」は上向きの葉を持ち、生長が早くどんどん育っていく性質から、仕事運アップに良いとされています。細くとがった葉は悪い気の侵入を防いでくれるため、家全体の気の流れを良くすることにもつながると考えられています。
耐寒性があり丈夫なため、初心者でも育てやすいのがメリットです。ただし、約30cm~1.5mと大きめの植物なので、ある程度の広さがないと置きづらいという面もあります。
日陰でも育ちますが、基本的に日当たりの良い場所を好む植物です。中でも「ユッカ・ロストラタ」は日光が不足すると育たなくなることもあるため、気を付けてください。
シュロチク
「シュロチク」は上へ上へと伸びていくことから、仕事運アップに良いとされています。ヤシの仲間ですが、細い幹と葉が上品で涼しげなのが特徴です。和食やアジア料理店などに飾られていることも多く、和風やアジアンテイストの玄関にもしっくりくるはず。
耐寒性や耐陰性があり、丈夫で育てやすいのがメリットです。特に耐寒性は群を抜いて強いため、冬場に冷え込む地方でも育てられます。
水やりは季節に合わせて量を調節するのがポイント。特に春~夏の生育期は、週に1回程度たっぷりの水を与え、水不足にならないように気を付けましょう。
ドラセナ
幸運の木とも呼ばれている「ドラセナ」は気の流れを良くしてくれるため、仕事運アップに良いとされています。葉の形状や色などバリエーションが豊富で、インテリアに合うものや好みのものを見つけやすいのが魅力です。
中でも希少品種の「ドナセラ・ナビ―」は、優雅でスタイリッシュな見た目が人気で、おしゃれな空間を演出してくれます。
日陰でも元気に育つため、玄関に適した植物です。また、乾燥にも強く、水やりの頻度が多くないため、手入れが簡単なのもメリット。水を与えすぎたり、直射日光に当てすぎたりすると枯れる原因になるため、注意しましょう。
魔除けや厄除けにおすすめの観葉植物
家全体の運気アップや悪縁を遠ざけたいときにおすすめの種類の中から、特に人気のあるものをご紹介します。インテリア性の高いものが多いので、玄関をスタイリッシュな空間に整えたい場合にもおすすめです。
カポック
「カポック」は葉が上向きで陽の気を持つため、玄関に置いておくと魔除けになり、家全体の運気アップにつながるとされています。丸い形をした葉で、気持ちを落ち着かせリラックスさせてくれるとも言われているので、忙しい日々を送っていたり、ストレスがたまったりしている人にもおすすめです。
環境への順応性に優れ、暑さにも寒さにも強いため、初心者でも育てやすいのが魅力。日当たりの悪い場所や日陰でも育ちますが、ときどき日光に当てた方が元気に育ちます。
品種が豊富で、葉の内側に白斑が入った希少品種や、葉先がとがっているものもあります。また、サイズも小さめから大きめまで多種多様で、玄関のイメージや広さに合わせて選べるのもポイントです。
オリヅルラン
悪縁を遠ざけるなどとされ厄除けによく使われているのが、「オリズルラン」です。垂れ下がる細長い葉が特徴で、葉の柔らかな曲線が美しく印象的な観葉植物です。
玄関をおしゃれでスタイリッシュな空間にしたい人にもおすすめ。鉢植えでもハンギングでも飾れるのもうれしいポイントです。
丈夫な品種なので日陰でも育ちますが、ときどき日光に当てないと株が弱くなってしまいます。また、もともとアフリカなど熱帯地方が原産地で、暑さに強い反面、耐寒性は低いです。寒い地域では、冬場に窓際など冷える場所に置かないように気を付けましょう。
テーブルヤシ
「テーブルヤシ」は細くとがった葉をしているため、悪い気が入ってくるのを防ぎ魔除けになると考えられています。小さめで場所を取らず手軽に南国の雰囲気を味わえるため、人気の高い観葉植物です。空気をきれいにしてくれる効果があることでも知られています。
生長が早くないので、インテリアとして長持ちするという長所も。耐暑性や耐陰性があるため、室内でも育てやすいのも魅力です。ただし、基本的には明るく風通しの良い場所を好むため、ときどき日光浴をさせたり、換気をしたりしましょう。また、寒さに強い方ではないため、寒い地域では窓辺に置かないなど配慮が必要です。
観葉植物を置くときの注意ポイント
観葉植物を玄関に置くときに注意したい、育て方や風水に関するポイントをまとめました。
造花ではなく本物を飾る
近年は本物に見える造花も多く、世話の必要がまったくないため、造花を飾ろうと考える人もいるかもしれません。しかし風水を気にするなら、観葉植物を置くときは造花ではなく本物を飾るのが大切なポイント。風水において造花は「死んでいるもの」であり、悪い気がたまってしまうと考えられているためです。インテリアアイテムとして人気が高いドライフラワーやプリザーブフラワーも、ここでは造花に含まれます。
風水的にはやはり本物を置くのがおすすめですが、造花でも定期的にぬれた布巾で拭いて潤いを与えたり、掃除をしてきれいに保ったりすれば置いても問題ないとする場合もあるようです。
プラスチックの鉢は避ける
風水においては、せっかく観葉植物を飾っても、購入時のままのプラスチックの鉢では思うような効果が期待できないとされています。風水ではプラスチックは「火」の気を持ち、植物の「木」の気を吸収してしまうと考えられているためです。プラスチックは素材そのものが人工的なため、植物の持つ自然のパワーが感じづらくなるというのも理由とされています。
植物は陶器の鉢などに植え替えて飾るのがおすすめです。見た目がおしゃれなものも多く、スタイリッシュになるのもプラス要素。心地良い空間作りにもつながります。近年は多種多様な陶器製の鉢が販売されているため、イメージに合うデザインや色、大きさのものを探してみてください。
定期的に日に当てる
玄関は日当たりが悪いことが多いため、耐陰性のある観葉植物を選ぶことが育てやすさにもつながります。しかし、たとえ耐陰性のある観葉植物でも、定期的に日に当てることが大切。日照不足になると株が弱くなり、生育に悪影響を及ぼすためです。日に当てる頻度は1週間に3〜4回、各5時間程度が目安です。特に大きく育てたい場合は、日に当てる頻度を増やしましょう。
また、葉にはホコリがたまります。ホコリがたまると生育に悪影響を及ぼすだけでなく、風水上もマイナスとされています。風水では、まず玄関をきれいにして清潔に保ち、心地良い空間にすることが大切です。定期的に、水に浸し軽く絞った布などで優しくホコリを拭き取るようにしましょう。
写真/Shutterstock.com
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