日本の里の魅力を再発見する「SATO〜次世代に残したい里〜」
高い技術と品質を誇る腕時計ブランド【ロレックス】が、環境保護のために活動する人々や団体を世界中で支援しているのをご存知でしたか?そして昨年からは、朝日新聞社の環境プロジェクト「SATO〜次世代に残したい里〜」をサポート。日本の里の魅力を発信しています。
環境の変化や高齢化、過疎化といった問題により、その美しい風景が失われつつある日本の里。そんな日本の里を守っていくための課題を探求・発信するプロジェクトが、「SATO〜次世代に残したい里〜」です。プロジェクトサイトを通じ、特に10代〜20代を中心とする若い世代に向けて里の魅力を発信。より環境に対する関心を持つ人が増え、議論が生まれるきっかけになることを目指しています。
現在プロジェクトサイトで取り上げられているのは、猪苗代湖 (福島県) 、遠山郷・下栗の里 (長野県) 、小野路 (東京都) 、厳美・萩荘 (岩手県) 、円山・白王 (滋賀県) の5つの地域。上智大学大学院地球環境学研究科教授のあん・まくどなるど氏がナビケーターを務め、里の環境・自然保護に取り組む人々を美しい写真や映像とともに紹介しています。
▲ナビケーターを務めるあん・まくどなるど氏 (上智大学大学院地球環境学研究科教授)
昨年12月には、朝日新聞社が2008年に選定した「日本の里 100選」の中から、本プロジェクトで今後取材する里を決める選考会を実施。「日本の里 100選」の選考委員でもある、あん・まくどなるど氏のほか、人類の未来のために独創的なプロジェクトに取り組む個人を支援する「ロレックス賞」の受賞者であり、里の選考に携わった村瀬誠氏 (株式会社天水研究所 代表取締役、株式会社SkyWater Bangladesh 会長)、大木洵人氏 (株式会社シュアール 代表取締役、NPO法人シュアール アドバイザー) 、現地での撮影を担当するフォトグラファーで人気インスタグラマーでもある岩倉しおり氏と保井崇志氏が参加し、取材する里が決定されました。その結果、蕪栗沼 (宮城県) 、八森 (秋田県) 、伊根湾の舟屋群 (京都府) 、星野村 (福岡県) 、浜中町・黒松内町 (北海道) がこれから登場する予定だそう。
さらに、新たなプロジェクトメンバーとして、モデルの知花くらら氏の参加も決定!2007年よりWFP (国際 連合世界食料計画) の日本大使を務めている知花氏。今後は取材への参加も予定されているそうです。
▲今後、現地取材にも参加予定のモデルの知花くらら氏
プロジェクトサイトの写真やリポートを見れば、意外と身近にある美しい景色に気がつくはず。日本の里の魅力を再発見できる「SATO〜次世代に残したい里〜」に今後も注目です。