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職場や家庭、友人との間で、どこまで自分をさらけ出していいのか悩んだことはありませんか? 他人に本当の自分を見せることは、不安と期待が入り混じるもの。しかし、うまく自己開示ができると、驚くほど信頼関係が強化され、日常生活がもっと豊かになります。
この記事では、自己開示をすることが得意か苦手か、Domani読者にアンケートを実施。自己開示の効果と自己開示する方法について解説します。
そもそも自己開示とは、どういう意味?
人間関係において重要な「自己開示」。実は、心理学者によって提唱された言葉なのだとか。
かい‐じ【開示】
[名](スル)《「かいし」とも》
1. はっきり示すこと。「勾留の理由の開示を請求する」
2. 説き明かし示すこと。教えさとすこと。「真義を開示する」
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
一般的に自己開示とは、“自分のことをありのまま相手に言葉で伝える行為”のことを指すようです。自分がどんな性格か・どんな考えを持っているのかを、さらけ出して相手に示したり、自分の過去を語ったり… 深い人間関係を築くためには、欠かせないコミュニケーションのひとつなのですね。
【質問】あなたは「自己開示」することが得意? 苦手?
では、職場での人間関係、ママ友との付き合いなど、様々なコミュニケーションをこなさなければならないワーママたちは『自己開示』することについて、どう思っているのでしょうか。「得意」or「苦手」で聞いてみたところ… なんと「得意」と答えた人はたったの13%! 約9割は、苦手だと答えています。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
自己開示しない人にみられる特徴とは?
続いて、自己開示しない人にみられる特徴を聞きました。アンケートで約9割が苦手と答えたこともあり、自分に当てはまる特徴として語っている人が多いようです。皆さまも自分と照らし合わせてみてください。
コミュニケーションが苦手
「コミュニケーションが苦手」 (40代・千葉県・子ども2人)
「自己表現が下手」(30代・大阪府・子ども1人)
「もともと話すことが苦手」 (30代・東京都・子ども2人)
「自分のプライベートや気持ちを話す事が苦手」(30代・埼玉県・子ども1人)
「人との距離がある。 あまりおしゃべりしない」 (30代・静岡県・子ども3人)
「面倒くさい」(30代・高知県・子ども2人)
周りを気にする
「人に合わせてしまう」 (30代・福島県・子ども1人)
「相手の事を気にしすぎてしまう。顔色をうかがってしまう」(40代・東京都・子ども2人)
「これを言ったら嫌われるのではないか、こんなことしたら変と思われるかな、という意識が強い点」(30代・長野県・子ども1人)
「考えすぎる」 (40代・埼玉県・子ども2人)
「無理な時でも無理と言えず、自分がいっぱいいっぱいでも表現できない」 (30代・栃木県・子ども3人)
「イエスマン」 (30代・青森県・子ども5人)
自信がない
「自己肯定感が低い」 (30代・茨城県・子ども2人)
「自分が嫌い」 (30代・千葉県・子ども1人)
「引っ込み思案」 (40代・兵庫県・子ども3人)
「恥ずかしがり屋」 (40代・神奈川県・子ども2人)
「マイナスなことばかり考える」 (30代・山口県・子ども1人)
「秘密主義、自信がない」(30代・兵庫県・子ども2人)
人間不信
「基本的に他人のことを信用していない 」(40代・千葉県・子ども1人)
「他人への不信感が強い」 (30代・東京都・子ども3人)
「あまり自分の事は話したくない」 (40代・宮崎県・子ども1人)
「人見知り。人をあんまり信じてない」 (30代・東京都・子ども1人)