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LIFESTYLE 100人アンケート

2024.09.11

自己開示する方法とは? みんなの体験談を聞いてみた【100人にアンケート】

プライドが高い

「プライドが高い」 (40代・愛知県・子ども2人)
「見栄っ張り」 (30代・千葉県・子ども2人)
「自我が強い」 (30代・三重県・子ども1人)
「言葉は悪いが、自意識過剰」 (30代・茨城県・子ども1人)
「本当の自分を見せたら、他人から変に思われるのではないかと思ってしまう。自意識過剰」(40代・愛知県・子ども2人)

「コミュニケーションの苦手さ」や「自信がない」等にくわえて「プライドが高い」との回答が多かった点が、なかなか興味深いポイントかと思います。ほかには「相手を優先する気持ちが強いからこそ自己開示できない」といった回答もありました。

自己開示のメリット

相手に対して自己開示をすることで、どのようなメリットがあるのか気になりませんか? 人間関係におけるメリットを3つ紹介します。

二人の男性

(c) Adobe Stock

人間関係が深まる

自己開示を行うことで、他者との信頼関係が深まります。例をあげると、職場でプロジェクトの目標や個人の意見を共有することで、チームメンバーとの信頼が築かれ、協力してもらいやすくなるでしょう。

家庭内では、思っていることや悩んでいることを率直に話してみましょう。理解と絆が深まり、より強固な関係を築くことができますよ。

心理的な負担が軽減される

自分の心の中で思っていることを他人と共有することで、心の負担が軽くなるでしょう。例えば、仕事でのストレスや不安を同僚や友人に話すことで、気持ちが整理され、心が軽くなることも。また、カウンセリングのプロからアドバイスをもらうことで、ストレスや孤独感が軽減されることもあるでしょう。

誤解を防ぐ

自分の考えや迷いを素直に口に出して伝えることで、誤解を防ぐことにつながります。例えば、チームプロジェクトで自分の意見や懸念を率直に共有することで、誤解や意図の違いを防ぎ、コミュニケーションが円滑になるでしょう。

また、パートナーとの関係において、自分の期待や不安を話すことで、無用な喧嘩や気持ちのすれ違いをなくすことができるかもしれません。

自己開示のデメリット

自己開示にはメリットがある一方で、気をつけたいポイントもいくつかあります。自己開示をしたい場合は以下の3つのポイントを心に留めてみてください。

相手に利用される可能性

あまり親しくない相手に、個人的な話をしすぎてしまうと、相手がその情報を悪用するリスクがあります。話した内容が他の同僚に漏れていたり、ビジネスのアイデアをライバルに盗まれるなど、利用されたりする恐れがあります。特に信頼関係がまだ築かれていない場合や、相手の意図が不明な場合は、自己開示の内容に慎重になった方がいいでしょう。

誤解を招く可能性

よかれと思って話したことがうまく伝わりきらず、相手に誤解されてしまうこともあります。たとえば、自分の意見や感情を率直に伝えた結果、「〇〇さんがそんな風に感じていたとは思わなかった」と相手がそれを批判的に受け取ったり、ショックを受けることがあります。大切なことを伝えたい時ほど、言葉の選び方や伝え方に注意を払い、誤解を招かないようにしたいですね。

自分の弱点が露呈する

自己開示をすることは、自分の弱点や不安を相手に知られることでもあります。一例としては、仕事での失敗や個人的な問題をオープンにすると、その情報が後に自分の評価や信用に影響を与える可能性があることです。相手によっては、その情報を利用して不利な状況に追い込むリスクもあるため、自己開示をする際には注意が必要でしょう。

自己開示する方法とは? 体験談から紹介

では、ワーママの皆さんはどのような方法で自己開示を試みているのでしょうか。それぞれの体験談や考えから探ります。

自信をもつ

「自信を持てる何かを見つける」 (30代・東京都・子ども2人)
「しっかりとした意思を持つ」 (40代・東京都・子ども2人)
「自分を磨く、経験値を積む」 (30代・東京都・子ども2人)
「自分がやっていることと人がやっていることや価値観は違うと理解した上で、自分のすべきこと、やりたいこと、自分自身に対して自信を持つこと」 (30代・岐阜県・子ども2人)
「失敗を恐れない」 (30代・山口県・子ども1人)

コミュニケーションをとろうとする

「挨拶する」 (40代・東京都・子ども1人)
「少しずつ自分のことを話す練習をする。話しやすい環境をつくること」 (30代・埼玉県・子ども1人)
「日ごろから、自分の意見をアピールしていく」 (30代・愛知県・子ども1人)
「人に悩みを打ち明けたり、話したりする」 (40代・岡山県・子ども2人)
「こちらから、まずは心を開く」 (40代・神奈川県・子ども1人)
「自分から話をたくさんする。相手側の話も真剣に聞く」 (30代・三重県・子ども2人)

そのままでOK

「しなくてよい」 (30代・高知県・子ども2人)
「無理にする必要はないと思う」 (30代・千葉県・子ども1人)
「無理をしなくていいと思う。それまでに培って来た人生があり、その結果の今なので」 (30代・大阪府・子ども2人)
「自分の個性を貫けば、自己開示する必要はない」(30代・香川県・子ども2人)
「特に対処する必要もなく、それを認めていけばよいと思う」(40代・神奈川県・子ども2人)

人を信頼する

「素直に周囲に甘え、想いを言葉にする」 (30代・千葉県・子ども2人)
「相手に弱みも見せる」 (40代・埼玉県・子ども3人)
「小さい事でも良いので、親しみのある人に言ってみる」(30代・兵庫県・子ども3人)
「勇気を出す」 (30代・岐阜県・子ども1人)
「どんな人でも信頼感をもって、心を開いて接する。自分の出来ないことや欠点をみられることを恥ずかしいと思わない」(30代・神奈川県・子ども1人)

周りを気にしすぎない

「人の事を気にしすぎない」 (30代・埼玉県・子ども1人)
「自分のことなど他人はあまり気にしていないと思うこと」 (30代・茨城県・子ども1人)
「周りの反応を気にしないようにする」 (30代・石川県・子ども1人)
「自分軸で考える。人にどう思われるかを過剰に気にしない」(40代・神奈川県・子ども2人)
「相手のことをいい意味で考えすぎない」(30代・神奈川県・子ども1人)

“自己開示が苦手なのは自己肯定感が低いから”と考えている人が多いのか、「自信をもつ」という回答が最多でした。私さえ私をわかっていればよし、と潔く「そのままでOK」と答える人も多数。基本的には静観するが、相手が自分に興味を持っている雰囲気を感じたときには少しずつ自己開示するとの回答も。

自己開示の注意点

自己開示することで、相手と情報や気持ちを共有できるメリットがある一方で、注意したいポイントもあります。ここでは主な注意点を3つまとめました。

悩みを打ち明ける

(c) Adobe Stock

共有する情報の範囲に気をつける

自己開示を行う際は、相手との関係性や信頼度に応じて、どの情報を共有するかを慎重に決めてください。全てをさらけ出す必要はなく、まずは基本的な情報から始め、関係が深まったら徐々に個人的な悩みを打ち明けるようにするのが安全です。そうすることで、誤解やトラブルを防ぐことができますよ。

信頼できる相手を選ぶ

自己開示する相手は、慎重に選んだ方が賢明です。信頼できる人物かどうかを見極め、しっかりとした関係性が築かれてから、開示を考えましょう。

初対面の人やあまり親しい関係でない人に深い悩みを打ち明けると、第三者にバラされるなどのトラブルにつながる可能性があります。ある程度付き合いが長く、お互いのことをよく知った信頼性の高い相手に対して、自己開示を行うことが望ましいでしょう。

適切なタイミングを考える

自己開示のタイミングは、慎重に選ぶ必要があります。特にデリケートな内容については、相手の状況や雰囲気を考慮して話すことが大切です。仕事でストレスが溜まっている時や時間に余裕のない時に話してしまうと、場合によっては相手の負担になったり、誤解されてしまう可能性があります。

相手の気持ちが落ち着いている時や信頼関係が十分に築かれている時に、慎重にタイミングを見計らって行いましょう。

最後に

自己開示が難しいと感じることは、決して特別なことではありません。自分のペースで少しずつ、信頼できる相手に心を開いてみましょう。自分自身を理解してもらうことができれば、きっと人間関係もより豊かに広がっていくはずです。

文/miyuki yamashita

TOP画像/(c) Adobe Stock

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