【目次】
・シンプルな部屋を作るポイントとは
・お手本にしたいシンプルでおしゃれな部屋
シンプルな部屋を作るポイントとは
部屋で使用する色は少なく
シンプルな部屋作りでは、使用する「色」が重要だとよく言われます。
ベースの色、さらにアクセントになる色を決めておくと、家具選びで失敗することが減り、さまざまなアイテムが部屋にあっても統一感が出せると言います。
簡単にシンプルでおしゃれな部屋を作りたいなら、「白」や「グレー」をベースにするといいかもしれません。
収納を工夫してものを出しっぱなしにしない
シンプルな部屋はスッキリとしているものです。
シンプルな部屋をキープしている人は、使用したものを出しっぱなしにしていたり、使わないものを置いておいたりしないもの。
よく使うものは、取り出しやすい場所に収納するなどして「定位置」を作ってあげると良いでしょう。例えば頻繁に使用する食器類は、しゃがんだり背伸びしたりしなくても出し入れできる位置に収納します。
逆にあまり使用しない食器や調理器具は高いところや低いところに。出番が多いものほど散らかりやすくなるので、キッチングッズに限らずよく使うものは、収納場所を工夫して手間なく片付けられるようにしておきましょう。
また収納家具やグッズが部屋のスペースを圧迫している場合は、それ自体も処分の対象として必要なものとそうでないものをしっかり分別しましょう。
ものがあふれている部屋よりも、ものが少ない部屋のほうが、シンプルな部屋は作りやすいはずです。
見せる収納と隠す収納を上手に分ける
例えばごちゃつきがちな子供のおもちゃ。こういった生活感が出やすいものは隠すことでスッキリとまとまります。
逆におしゃれな雑貨や食器類は、あえて見せる収納でも良いかもしれません。
こういったシルバー&ガラス製品など、系統が同じアイテムならごちゃっとまとめても統一感がある印象になります。
ボールペンやハンコなどの細かい日用品は収納ボックスへ。統一感のある小物や生活感が出ない雑貨はあえて出す。これだけでもスッキリとまとまった印象のお部屋になるのではないでしょうか。
使用するアイテムをそろえて統一感を出す
例えば使用する収納グッズを同じにする、同じ空間に置く家具の色はそろえるなど、部屋のアイテムをそろえることで統一感が生まれ、自然とスッキリとした部屋に見えると言われています。
さまざまなアイテムを適当に置くのではなく、サイズ、形、色を統一したアイテムを厳選して置いてみてはいかがでしょうか。
グリーンをプラスするのもおすすめ
グリーンは付け足し感がなく色味を添えることができるアイテムだと言われています。
そのため、色や家具をそろえすぎて無機質な印象の部屋になってしまいそうなとき、逆に色をあまり増やしたくないという人にも、植物を置くことがおすすめされています。
自然を感じさせる素材を置くことで、シンプルな部屋でもリラックスできる空間が作れるのも嬉しいですよね。
お手本にしたいシンプルでおしゃれな部屋
黒木ナツミさんのおうち
モデル、黒木ナツミさんのおうちはリノベーションしたこだわりのインテリア。収納場所をなるべく多く、開放的な空間を目指した白ベースのウッディな空間です。
エントランスは白い大理石でパッと明るく。
壁全面がシューズクローゼットなので、機能性もバッチリです!
リラックスしたい寝室は、他の部屋と配色イメージを変えシルバーやグレーを中心にそろえたそうです。
「いちばんリラックスしたい寝室は、他の部屋と配色のイメージを変えています。壁の色をやわらかなスカイブルーにし、家具は大人っぽく映えるシルバーやグレー中心に揃えました。シルバーのサイドテーブルは国内で納得するものが見つからず、WEBで海外から取り寄せました。例えば、日本ではあまり馴染みのない〝アリババ〟も、日本では見かけることの少ないかわいい家具や小物をがすごく種類が豊富で、チェックしています。」(黒木さん)
小林有里さんのおうち
デザイナー小林有里さんは、「必要なものだけを置く」「絵やグリーンは大きく飾る」「できるだけまっさらな状態にする」ことで、シンプルな部屋作りをしているのだそう。
「テーブルやソファなど、”置かねばならない”家具を置いているだけ。このソファは”カリモク”のもの。数少ない家具だからこそ、お気に入りを♡」(小林さん)
「細かく上手に飾ることはできないので、潔くビッグサイズを飾ります(というより無造作に置きます)。床に置いた絵はIKEAで購入」(小林さん)
「何も出ていない状態がいちばん気持ちいいし、掃除も楽! モノを動かす手間もいらないし、ホコリもたまりにくい。なかなか保てませんが…(涙)」(小林さん)
滝沢さんのおうち
滝沢さんは、器や雑誌など「見える部分を白でそろえる」「家具は落ち着いた色を選ぶ」「日用品は透明な瓶に詰め替えてスッキリさせる」ことをルールに、シンプルな部屋作りをしているのだそう。
ものが多い割にスッキリとしています。
「棚に置くのは『白っぽいものだけ』。雑然としがちな雑誌は床置きに。」(滝沢さん)
寝室とリビングの間の壁に、室内窓を作って圧迫感をなくしたそう。これだけで家全体が明るくなってスッキリ!
洗面周りの日用品はモノトーン系でそろえているそうです。パッケージがばらつきがちなものは、ドリンクの空き瓶などに入れ替えてスッキリさせているのだとか!