【目次】
・デスクライト選びのポイント
・サイズ・デザイン選びのポイント
・シンプルなスタンド式デスクライト
・便利な多機能タイプのデスクライト
・存在感抜群のおしゃれなデスクライト
・省スペースのクランプ式デスクライト
デスクライト選びのポイント
机の上を明るく照らし、パソコンのモニターや本の文字を見やすくするのが、デスクライトの役割です。デスクライトを選ぶ際には電球の種類や明るさの違いに注目すると、作業環境に合うものが見つかります。
購入前に必ずチェックしたいポイントを見ていきましょう。
最適な明るさと照射範囲
デスクライト選びで最も重要なポイントは「明るさ」です。十分な明るさを得られなければモニターや文字が見づらく、眩しすぎても疲れ目の原因になります。
明るさの単位には「ルーメン」と「ルクス」の2種類があります。
「ルーメン」は、光源から出る光の量を表し、適切な値は使用する場所によって変わります。デスクライトの場合は300~400ルーメンを目安に選びましょう。
「ルクス」は、光が当たる面の明るさ(照度)のこと。デスクワークに最適な明るさは400~500ルクスといわれています。
ただし室内の照明が明るい場合は、もう少し低い数値でも支障はないでしょう。また明るさがちょうどよくても、照らす範囲の広さによって使い勝手が大きく変わります。
文庫本を読む程度なら手元さえ明るければ問題ありませんが、ノートやテキストを広げて勉強するような場合は、デスク全体を照らせるタイプがおすすめです。
パソコンを使用する際は、モニターにライトが反射して見えにくくなる「グレア現象」にも注意しましょう。グレアを軽減するパソコン向きのデスクライトもあります。
光源の種類
デスクライトの光源は、主に「LED」と「蛍光灯」の2種類です。
「LED」は蛍光灯に比べて価格は高めですが、寿命が長く、消費電力が少ないことがメリットです。毎日使っても10年以上もつので、低価格の蛍光灯よりランニングコストが安くなるケースもあります。
長時間つけていても熱くならないので、夏場も快適に使用でき、子どもが触ってやけどする心配もありません。
光の量や色を細かく調節できるタイプもあり、近年はデスクライトの光源の主流となっています。
一方の「蛍光灯」は、価格の安さと自然光に近い明るさが魅力です。ただし寿命が短く、電球交換の手間やコストがかかります。デスクライトの購入費用を抑えたい人や、短期間しか使わない人にはおすすめです。
調光・調色機能の有無
快適に感じる明るさは、時間帯やその日の天気によって変わります。晴れた日は控えめに、どんよりと曇っている日は明るめにと、デスクライトの明るさを調節できれば、より快適に作業ができるので目も疲れにくくなります。
また、光の色には寒色系と暖色系があります。青白い寒色系はデスクワークで集中したいときに、オレンジがかった暖色系はリラックスタイムに最適です。
LEDのデスクライトの中には、寒色と暖色の電球を組み合わせ、色を調節できるタイプもあります。
デスクライトに調光・調色機能があれば、1台でさまざまなシーンに対応できます。子ども部屋や寝室などで、昼夜問わずに使いたい人は調光・調色機能も併せてチェックしましょう。
サイズ・デザイン選びのポイント
デスクライトは、デスクのサイズやカーテンの色など、周囲のインテリアとの相性も大切です。
例えばデスクのサイズに合わないライトでは、必要な部分に光が届かなかったり、スペースを取られてしまったりと快適に作業ができません。
ナチュラルな木目の家具で統一した部屋に、ハードなデスクライトを置くとちぐはぐなイメージになってしまいます。
仕事や勉強の邪魔にならず、部屋の雰囲気に合うデスクライトの選び方を解説します。
デスクに合ったサイズと設置タイプ
デスクライトを設置する方法は、主に下記の3種類です。
・スタンド式
・クランプ式
・クリップ式
それぞれメリットとデメリットがあるので、デスクのサイズや使う場所に合わせて決めましょう。
「スタンド式」は、大きな土台が付いているタイプで、デスクの上に置いて使います。設置が簡単で好きな場所に移動できますが、土台を置くスペースが必要なため、十分な広さがないと使いにくいかもしれません。
「クランプ式」は、デスクの天板にボルトで固定するタイプです。しっかりと固定でき、アームを伸ばしたり角度を変えたりしてもグラグラしません。スペースを広く使いたい人、いつも決まった場所で作業する人におすすめです。
一方「クリップ式」は、天板、棚板、ベッドフレームなど、クリップを挟める場所があればどこでも使えます。コンパクトな製品が多く、デスクが狭い人やベッドで読書したい人などに向いています。
本体の素材とデザイン
毎日使うデスクライトは見た目も大切です。気に入ったデザインのデスクライトがあれば、毎日のデスクワークも楽しくなるでしょう。
デスクライト本体の素材には、樹脂や金属、木材などが使われています。樹脂製のデスクライトはデザインの幅が広く、部屋の雰囲気に合わせやすいことが魅力です。軽量で扱いやすいため、子ども部屋にも向いています。
アンティークな雰囲気を楽しみたい人には、真鍮やスチールなどの金属製やダークな色味の木製がおすすめです。こだわりたい人には、オリジナルのデスクライトを作れる自作キットもあります。
シンプルなスタンド式デスクライト
「スタンド式」のデスクライトは、シンプルなデザインを選ぶと圧迫感を軽減できます。ワークスペースをスタイリッシュに見せてくれる、スタンド式のおすすめ商品を見ていきましょう。
パナソニック「LEDデスクスタンド SQ-LD560」
長時間のデスクワークや勉強におすすめしたい、パナソニックのスタンド式デスクライトです。紙の文字、パソコン画面のそれぞれに適した特許取得の光で、小さな文字もくっきり見えます。
スリムな見た目に反して照射範囲が広く、可動部分も4カ所あるので、好きな場所に光を届けられます。
また、20~100%の範囲で調節できる調光機能も備えており、天気や時間帯に合わせてちょうどよい明るさをキープできます。
商品名:パナソニック LEDデスクスタンド SQ-LD560
オーム電機「LEDデスクライト 調光調色機能付き DS-LS66BW-SW」
アルミのクールな質感がスタイリッシュなデスクライトです。シェードの幅が広く、新聞を広げても隅々まで光が届きます。
アームの角度調節が自在なため、デスクの中央奥に置いても、左右どちらかの角に置いても、快適に作業ができます。
4段階の調光機能と3段階の調色機能が付いているのもポイント。シェードの前面に並んだボタンをタッチするだけで、簡単に調節できるほか、前回の明るさや色を記憶する機能もあります。
商品名:オーム電機 LEDデスクライト 調光調色機能付き DS-LS66BW-SW
ヤマギワ「LEDタスクライト レビオ ベースセット」
ヤマギワのデスクライトは、細いアームの先にちょこんと付いた円盤のようなシェードが印象的です。太陽光に近い自然な明るさを持ち、目に優しいLEDランプを採用し、文字も絵もくっきりと見えます。
付属の部品でクランプ式に変更できるので、デスクが狭く感じるときにも安心です。アームは軽い力でスムーズに動き、作業中の位置調整も簡単に行えます。
商品名:ヤマギワ LEDタスクライト レビオ ベースセット
便利な多機能タイプのデスクライト
デスクライトには、照明以外の機能を備えたタイプも。1台で何役もこなすデスクライトなら、いろいろな物を置かずに済み、デスクの上を有効に使えます。
多機能タイプのおすすめ商品を見ていきましょう。
ゼピール「デジタル表示付LEDスタンドライト DLS-H2008」
小さなデスクやベッドサイドにちょうどよい、コンパクトなスタンド式デスクライトです。色もブラック・ブラウン・ホワイトの3色と、インテリアに合わせやすい展開です。
デスクライトには珍しい、レザー調の素材が印象的。本体下部には温度・時刻・日付・曜日がデジタル表示されるので、欲しい情報をすぐに確認できます。
時計にはアラームとスヌーズ機能が付いており、ベッドサイドに置けば目覚まし時計の代わりにもなります。
AC電源とUSB電源の両方に対応しているので、使う場所を選ばないこともポイント。パソコンやモバイルバッテリーから給電でき、コンセントがない場所でも不自由しません。
角度調節が自由で、3段階の調光機能もあります。
商品名:ゼピール デジタル表示付LEDスタンドライト DLS-H2008
オリンピア照明「MotoM LEDツインリフラクションランプ」
デスクワークや勉強中に、スマホを充電できるデスクライトです。土台の一部がワイヤレス充電器になっていて、ワイヤレスチャージ対応のスマホなら置くだけで充電できます。
また、デジタルカメラやモバイルバッテリーなど、ケーブルが必要な機器もUSBポートから充電可能です。シェード部分は270度回転し、天井や観葉植物に向ければ間接照明にもなります。
明るさは6段階、色は5段階で調節でき、タッチパネルをなぞるだけと操作も簡単。1時間後に自動で消灯するタイマー機能もあり、寝る前に読書したい人にもおすすめです。
商品名:オリンピア照明 MotoM LEDツインリフラクションランプ
存在感抜群のおしゃれなデスクライト
おしゃれなデスクライトがあれば、デスクに向かったときに仕事や勉強へのモチベーションが高まります。置くだけでデスク周りの雰囲気をがらりと変えてくれる、存在感抜群のアイテムを紹介します。
アートワークスタジオ「マディソンデスクライト」
レバー式のスイッチボタンがアクセントになっている、コンパクトなデスクライトです。優しくマットな色合いの本体とゴールドのアームが、レトロな雰囲気を醸し出しています。
一見白熱球のように見えるライトは、柔らかな光を放つ省エネ式のLEDです。アームはフレキシブルに動き、ちょうどよい角度で手元を照らしてくれます。
スタンド式ですが、土台裏のフック穴を利用すれば壁掛けランプとしても使えます。カラーはソルベブルー・エレファントグレー・ヨークイエローの3色展開です。
商品名:アートワークスタジオ マディソンデスクライト
アルテミデ「トロメオ ミニ タポロ」
「トロメオ」はイタリアの代表的デザイナー「ミケーレ・デ・ルッキ」が手掛ける、デスクライトのベストセラーシリーズです。
トロメオシリーズの特徴は、バネの力をワイヤーに伝えて全体を支える、独創的な構造にあります。
間接部分のダイヤルを回してワイヤーのテンションを変えると、アームの抵抗を好みの強さに調整できます。軽く動かしたいときにも、固定したいときにも、ストレスなく快適に使えるでしょう。
鏡のように磨かれた土台とむき出しのワイヤー、メタリックなアームが調和している、スタイリッシュなデザインもポイントです。
光源には、一般的な電球よりも長寿命な「クリプトン球」が付属しています。LEDと異なり長時間使用すると熱くなりますが、シェードのハンドル部分を持てば、熱を気にせずに角度を変えられます。
こうした細やかな心遣いも、ベストセラーになっている理由の一つでしょう。
商品名:アルテミデ トロメオ ミニ タポロ
ディクラッセ「ファルン デスクランプ」
ミルクカップのようなシェードが印象的な、かわいらしいデスクライトです。真鍮の土台と木のアームが温もりを感じさせ、北欧風のインテリアによく似合います。
シェードとアームは角度を調節可能で、手元用ライトとしてだけではなく、間接照明としても使えます。シェードの色は、明るい雰囲気のホワイトと、シックなゴールドがあります。
子ども部屋やベッドサイドにちょこんと置いてもおすすめのデスクライトです。
商品名:ディクラッセ ファルン デスクランプ
省スペースのクランプ式デスクライト
学習机やパソコンデスクに据え付けるなら、天板を挟んで固定するクランプ式がおすすめです。土台がないのでテキストや資料、ノートを広げやすく、勉強や仕事に集中できます。
ただし、天板に一定以上の厚さや奥行がないとうまく固定できないため、購入の際は必ず取り付け部分のサイズを確認しましょう。
クランプ式のおすすめ商品を3点紹介します。
コイズミ「LEDモードコントロールアームライト」
機能的で快適なデスクライトです。昼白色と電球色の2色のLEDを光源に使用し、色を「計算モード」「勉強モード」「休憩モード」の3段階で切り替えられます。
それぞれのモードで、明るさを2段階に調節できるのもポイントです。切り替えボタンには分かりやすいイラストが描かれ、子どもでも簡単に操作できます。
クランプ上部のツマミを回すだけでしっかりと固定でき、取り付けも楽々。色はホワイトとブラックの2色展開です。
商品名:コイズミ LEDモードコントロールアームライト
山田照明「Z-00NB」
「山田照明」は、照明器具を専門に手掛ける老舗メーカーです。「Z-00NB」はデスク用ライトとして開発された「Z-LIGHT(ゼットライト)」のデザインを受け継ぐ、クラシカルな雰囲気が特徴です。
上下5本のアームがスムーズに動いて、ベストなポジションで手元を照らします。クランプは6~45mmまで対応しており、薄い天板のデスクにもしっかりと固定できます。
クランプの上部分に六角レンチを挿すホルダーが付いていて、工具を紛失する心配もありません。
商品名:山田照明 Z-00NB
ジェントス「Lumixuxシリーズ DK-S90CBK」
縦向き・横向きのどちらも取り付け可能な2WAYのデスクライトです。平机の天板だけでなく、横向きにして棚のフレームなどにも設置できます。
見開きの新聞紙全体を明るく照らすワイド発光タイプで、広いデスクでも快適に使えます。3つの調色機能、無段階の調光機能を搭載しており、2カ所のタッチセンサースイッチで自在に変更が可能です。
商品名:ジェントス Lumixuxシリーズ DK-S90CBK
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