Summary
- IQとは、知能指数を指す言葉で「intelligence quotient」の略
- IQが高い人は、「論理的思考が得意」「情報処理能力が高い」「好奇心が強い」などの特徴がある
- IQを高めるには、運動の継続や十分な睡眠などの方法が効果的と言われる
そもそも「 IQ」って何?
IQの高さは生まれながらのものか、生活環境や教育環境によって後発的に改善できるものなのか、関心がありますよね。ましてや、お子さんのおられるDomani読者であれば、「うちの子供のIQは、どれくらいなのだろう?」と気になるものかもしれません。そもそもIQとは何なのでしょうか? また、後発的に高めることはできるのでしょうか?
本記事では、IQの意味や、IQが高い人の特徴、IQを高める方法について紹介します。
「IQ」とは
IQとは知能指数を指す言葉で「intelligence quotient」の略。精神年齢から暦年齢を割り、100倍した数で数値化されます。精神年齢というのは、1905年に作られた世界最初の知能テスト「ビネ=シモンテスト」によって算出できます。また暦年齢とは、その人が生まれてから今まで、暦に従って数えた数を指しています。
「IQ」が高い人の具体的な数値は?
IQ数値は100が基準値。90〜109が平均値で、110以上だと「IQが高い」とされます。120~129が優秀、130以上がきわめて優秀とされ、130以上の人の中で先天的に高い知能や学習能力、突出した才能を持つ人は「ギフテッド」と呼ばれますね。
「聡明な人々の集まりを作る」というアイデアの元、1946年イギリスに創設されたのが「メンサ」と呼ばれる国際組織。IQランキング上位者だけが加入でき現在では世界100か国以上、10万人以上の会員が所属しているそうです!
「IQが高い人」の特徴は?
目に見えない部分ではありますが、性格や思考に特徴はあるのでしょうか? 「IQが高い人」に共通する特徴をご紹介します。
学業や仕事にも有利。論理的思考に長けている
何かを人に伝える際、自分の感情と内容を切り離して要約することができます。感情を間に挟まないため、論理的な説明ができるため内容が明確。ただし、中には相手に対して共感をしたり、寄り添うような話し方ができない人も…。会話を楽しみたい友達や恋人とっては物足りなかったり、相談しながら共感して欲しかったのに解決法を提示するだけで会話が終わるなど残念な部分もあったりします。
本人は良かれと思っての言動なので、相手の思わぬ反応に孤独を感じる場合もあるようです。
情報処理能力がとても高い。効率的な仕事ぶり
論理的思考ができるため、物事の本質を見抜く力があり、スムーズに物事をすすめます。たとえば複数の仕事を抱えている時、素早く優先順位を決めて瞬時に作業を判断。何事においても情報処理能力の高さが特徴です。職場であれば効率よく仕事ができる一目置かれる存在でしょう。
インプットが得意。一度聞いたら忘れない
記憶力が良いのも「IQが高い人」の共通点。これは物事の構造を瞬時に分析することができ、一度見聞きしたものを完全に記憶しやすいのだそう。学生時代であれば、ノートも取らず、ガリ勉でもないのにいつも成績が良い天才肌であったのではないでしょうか。自ずと分析脳や記憶脳が鍛えられているため、すばらしい物覚えの良さを発揮します。
好奇心旺盛。常に謎を解明しようとしている
知的好奇心が旺盛なので、普通の人ならスルーしてしまうことにも疑問を持つ癖があります。何か結果が出ても、そのことに繋がる要因を考え、問題解決した場合にも、そこに至った理由を考え続けます。そのようなことを日常で繰り返しているため、思考脳がさらに鍛えられてIQの高さに繋がっている場合も。いろいろなことに興味津々で子供っぽかったり、いつも考え事をしている人が多いでしょう。