柔軟剤の適切なタイミング
柔軟剤を使う適切なタイミングを知っていますか?正しいと思いながらも、間違って使い続けてしまっていることがあります。おさらいも兼ねてチェックしておきましょう。
縦型・ドラム式洗濯機の場合
縦型やドラム式の洗濯機で柔軟剤を使う場合には、スタートボタンを押す前に投入しましょう。洗剤とは別に、柔軟剤専用の投入口が設置されています。入れておけば、すすぎのタイミングで自動的に投入される仕組みです。
縦型の洗濯機の場合は、引き出しになっているか、洗濯機の淵の部分に投入口があることが多いので探してみましょう。ドラム式洗濯機の場合は、引き出し式になっているものが一般的です。
詳しい投入口については、取扱説明書やメーカーのホームページなどをチェックしましょう。洗剤と柔軟剤の投入口は、機種によっては似ていることもあるので、入れ間違いには要注意です。
手洗い洗濯の場合
手洗いで洗濯する場合には、仕上げのすすぎを行う前に柔軟剤を投入します。洗剤と柔軟剤には、互いが混ざると中和し、どちらの効果もなくなってしまうという特徴があります。柔軟剤の効果を最大限に発揮させるためには、洗剤をしっかりと落としきっておくのがポイントです。
洗濯物を何度も水ですすぎ、洗剤をしっかりと落としたら、きれいな水を張りましょう。その中に柔軟剤を適量入れて、全体になじませたら、そのまま2~3分ほど放置しておきます。時間が経ったら、軽く絞るなどの脱水をして完了です。柔軟剤を使った後は、洗濯物を再度すすぐ必要はありません。
柔軟剤はタイミングと使い方が大事
柔軟剤を使うのであれば、最大限に効果を発揮したいもの。いくつかのコツを把握して、上手に使いこなしましょう。使用NGの素材なども紹介していくので、併せてチェックしておくと安心です。
すすぎは2回に設定
洗濯機のすすぎ回数は、自動設定されているコースによって異なります。柔軟剤を使って仕上げる場合には、「すすぎ2回」に設定を固定するのがおすすめです。
洗濯物に洗剤が残った状態で柔軟剤を混ぜると、効果が下がってしまうため避けましょう。また、すすぎが不十分だと洗剤と柔軟剤の香りが混ざってしまい、仕上がりの匂いが変わってしまうことがあります。柔軟剤の効果を最大限に活用するためには、すすぎをしっかりと行うのがポイントです。
投入口へ正しい量を入れる
柔軟剤を使いこなすには、投入口に「適量」を入れることが大切です。誤って、洗剤の投入口に入れないように注意しましょう。洗剤と柔軟剤が混ざってしまうと、互いの効果を打ち消し合ってしまうからです。
また、量に比例して効果が上がるわけではないため、柔軟剤の入れすぎも避けましょう。柔軟剤の量が多すぎると、香りがあまりにも強くなり、周囲への香害レベルになってしまうこともあります。
タオルなどの表面に柔軟剤が残っていると、吸水性が下がるので要注意です。デメリットしかないので、くれぐれも規定の使用量を守りましょう。