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【目次】
おしゃれなキャンドルの選び方とは?
近年はおしゃれなコスメブランドやホームケアブランドから、バラエティに富んだキャンドルが展開されています。「ぜひ我が家でも!」と思った人は、購入前に「キャンドルのどこをチェックすべきか」を理解しておきましょう。
ワックスの種類で選ぶ
キャンドルは、ワックスによって燃え方や香り方・人体への影響が異なります。
●パラフィンワックス:石油
●蜜蝋(みつろう):ミツバチの分泌物
●ソイワックス:大豆
●パームワックス:アブラヤシ
●ジェルワックス
パラフィンワックスは、安価かつポピュラーなワックスです。「扱いやすい」「着色しやすい」「香りを保ちやすい」という性質を持ちますが、燃焼すると化学物質のススを出します。
蜜蝋は、ハチミツとほぼ同じ成分を持つワックスです。ススや煙が出にくく、体への悪影響もありません。火をともすと、蜜蝋そのものがほのかに香ります。
ソイワックス・パームワックスは、どちらも植物由来です。ススや煙が出にくい上、有害物質の不安もなく、安全性は高いといえます。ソイワックスは「香りが行き渡りやすい」、パームワックスは「香りを長く楽しめる」というメリットがあります。
また、ハンドメイドを楽しみたい人は、完成後の見た目がきれいなジェルワックスを選んでもよいでしょう。
用途で異なるキャンドルタイプ
キャンドルを使うシチュエーションを考えて、どのタイプがよいか判断しましょう。
●ボーティブ
●ティーライト
●グラス入り
●缶入り
ボーティブとは、容器に入っていない円筒形のキャンドルです。「自分でおしゃれな容器を選びたい」という人に適しています。
また、ティーライトはミニサイズのキャンドルで、いつでも気軽に楽しめるのが魅力です。フローティングキャンドルとして売られているものは、お風呂に浮かべて楽しめます。
このほか、グラスや缶に入ったキャンドルもあります。見栄えのよいグラス入りタイプは眺めて楽しみたいときに、携行性のよい缶入りタイプは自宅外でキャンドルを楽しみたいときなどにおすすめです。
無香・香りの好みで選ぶ
キャンドルの中には、火をともすとアロマの香りが漂うものもあります。そのときの気分にマッチする香りを選びましょう。
例えば、気分を上げたいときは、さっぱりとした柑橘系の香りがおすすめです。ベルガモットやオレンジの香りを選びましょう。一方、ゆっくりしたいときは、ナチュラルで優しいハーブ系の香りはいかがでしょう。ラベンダーやローズマリー・タイムなどが香るキャンドルは、リラックスムードを高めてくれます。
このほか、森林浴の気分を味わえるウッディー系や、個性的な香りを楽しめるスパイス系も人気です。炎が揺らめくのをただ楽しみたい人は、無香タイプのキャンドルを選んでもよいでしょう。
デザイン豊富な「ボーティブタイプ」
一般的なキャンドルの多くはボーティブタイプで、選択肢が豊富です。おしゃれなキャンドルを探したい人は、ボーティブタイプからチェックしてみましょう。
カメヤマ「24時間ボーティブ台付」
日本最大手のキャンドルメーカー「カメヤマ」の、シンプルなボーティブキャンドルです。キャンドルが入ったクリアな容器はポリカーボネート製で、高い耐熱性を持ちます。台座付きでホルダーを別途用意する必要がなく、いつでも気軽にキャンドルの明かりを楽しめます。
また、炎が安定していて、燃焼時間が長いのも魅力です。一度点火すれば24時間燃え続けるので、「夜は温かみのある炎をともしてゆっくりしたい」というときに最適でしょう。
キャンドルのサイズは、直径6.6×高さ8.0cmです。
商品名:カメヤマ 24時間ボーティブ台付
グリーンリーフ「ボーティブキャンドル」
アメリカのホームフレグランスメーカー「グリーンリーフ」のラインアップで、「バニラ」「オレンジ&ハニー」「ジャスミン」など、さまざまな種類があります。
本商品の特徴は、芯に「亜鉛芯」を使っている点にあります。ススや煙が出にくく、アロマの香りが引き立つので、自室で静かに香りを楽しみたい人におすすめです。
サイズは、縦約5.8×横4.5×奥行5.8cmです。内容量は約56gで、約15時間燃焼を続けます。
商品名:グリーンリーフ ボーティブキャンドル
ヤンキーキャンドル「サンプラー Fresh」
「ヤンキーキャンドル」は、世界中に愛好者を持つアロマキャンドルのトップブランドです。香りは約150種類以上あり、ほかでは見られないようなキャンドルに出合えるでしょう。
「サンプラー」は、気軽に試しやすいミニサイズのキャンドルです。直径4.5×高さ5.0cmで、約15時間燃え続けます。最後まできれいに楽しめるよう、コップタイプのキャンドルホルダーに入れるのがおすすめです。
個性的な名前が付いたキャンドルがたくさんあるので、選ぶ楽しみもあります。
商品名:ヤンキーキャンドル サンプラー Fresh
手軽さが魅力な「ティーライトタイプ」
小ぶりなティーライトタイプは、「ちょっと一息」というときにぴったりです。スポット的にアロマや炎を楽しみたい人は、ティーライトタイプをチェックしてみましょう。
ココドール「ティーライト キャンドル」
韓国の芳香剤ブランド「ココドール」のティーライトキャンドルです。直径約3.8×高さ1.5cmのコンパクトなキャンドルは、高品質なイタリア製のパラフィンワックスとコットン芯で作られています。
香りの種類は、ぶどうとリンゴの香りが合わさった「ブラックチェリー」、ホワイトパウダーライラックの香りを楽しめる「コットンフラワー」などがあります。自室で1人で楽しむのはもちろん、誕生日やクリスマスなどスペシャルな日にもおすすめです。
キャンドルの燃焼時間は3~5時間で、別途キャンドルホルダーを用意する必要があります。100個入り・25個入りがあるので、必要に合わせて選びましょう。
商品名:ココドール ティーライト キャンドル
ノーザンライト社「蜜蝋キャンドル ティーライト」
オーストラリアのキャンドルブランド「ノーザンライト社」のティーライトキャンドルです。素材には人工的な成分が一切含まれておらず、オーガニックな蜜蝋・マカデミアンナッツオイルが使われています。クリーンな環境で、心地よいひとときを過ごしたいときにおすすめです。
また、10個入りセットにはキャンドルホルダーのブリキ容器が2つ付属しており、すぐに使えます。水を張ったグラスやお皿に浮かべて、フローティングキャンドルとして楽しむのもよいでしょう。
キャンドルのサイズは約直径3.9×高さ2.0cmで、燃焼時間は6~7時間です。
商品名:ノーザンライト社 蜜蝋キャンドル ティーライト
カメヤマ「シトロネラティーライトキャンドル」
鮮やかでジューシーなオレンジカラーのキャンドルです。キャンドルにはシトロネラオイルが使われており、火をともすとレモンに似た強い柑橘系の香りが漂います。「リフレッシュしたいな」というときには、最適なチョイスとなるでしょう。
また、シトロネラオイルは、虫が忌避するオイルとしても知られています。近年ではアウトドア用としても注目されており、おしゃれな虫よけアロマとして活用するキャンパーも少なくありません。アウトドアを楽しむ家庭なら、一つ持っておくとキャンプが楽しくなりそうです。
キャンドルのサイズは直径3.8×高さ2.0cmで、1セット4個入りです。約3時間30分燃え続けます。
商品名:カメヤマ シトロネラティーライトキャンドル
反射が幻想的な「グラス入りタイプ」
グラス入りタイプのキャンドルは、グラスに炎が反射してキラキラと輝きます。暗い室内で火をともすと、幻想的な雰囲気を楽しめるでしょう。
ムーディーな空間を演出したい人に、おすすめの商品を紹介します。
Paddywax「ライブラリー」
「Paddywax」は、アメリカ・テネシー州のルームフレグランスブランドです。アロマキャンドルシリーズ「ライブラリー」では、著名な作家たちの名前を冠したキャンドルがラインアップされています。
キャンドルには「ジェーン・オースティン」「エドガー・アラン・ポー」「ウィリアム・シェイクスピア」などがあり、それぞれが作品や作家のイメージに合わせた香りを放ちます。キャンドルの入ったグラスには作品からの引用がラベリングされており、置いておくだけでインテリジェントな雰囲気になるでしょう。
キャンドルのサイズは直径7.9×高さ8.9cmで、燃焼時間は約60時間です。
商品名:Paddywax ライブラリー
LA JOLIE MUSE「アロマキャンドル」
「LA JOLIE MUSE」の、ソイワックスを使ったアロマキャンドルです。キャンドル芯は鉛を使わないコットン芯で、体に有害な物質を発しません。
時間が経つと香りが変化していくため、トップ・ミドル・ラストノートで異なる趣を楽しめます。香りの拡散が早く、火をともすとすぐに心地よい香りに包まれるでしょう。
また、キャンドルグラスには、エレガントなデイジー模様が入っています。おしゃれなインテリアともなじみがよく、使用後は花瓶や小物入れとして使えるのもポイントです。
商品名:LA JOLIE MUSE アロマキャンドル
持ち運び便利な「缶入りタイプ」
旅先でも使いやすいのが缶入りタイプのキャンドルです。サイズや缶のデザインはさまざまにあるので、好みや用途に合うものを選びましょう。
缶入りタイプのキャンドルから、特におしゃれなものをピックアップして紹介します。
SPICE OF LIFE「ブリキ缶入り ピラー アロマキャンドル イングリッシュガーデン」
雑貨ブランド「SPICE OF LIFE」の、ブリキ缶入りキャンドルです。直径約8×高さ9cmで、原材料としてパーム油・パラフィンワックスが使われています。キャンドルホルダーはラフな雰囲気で、西海岸風やインダストリアル系のインテリアに合う、おしゃれなキャンドルを探している人におすすめです。
キャンドルの燃焼時間は、約50時間です。燃焼中は缶が熱くなるため、素手で触らないよう注意しましょう。
商品名:SPICE OF LIFE ブリキ缶入り ピラー アロマキャンドル イングリッシュガーデン
大河商事「LUFINE 013」
モロッコ風デザインの缶が目を引く、おしゃれなアロマキャンドルです。原材料は植物由来のソイワックスのため、火をともしてもススなどの有害物質が発生しません。炎は低温で時間をかけて燃焼するため、ゆっくり長く香りを楽しみたいときにおすすめです。
「LUFINE 013」は異なるアロマの4個セットで、イチジク・バニラ・レモングラス・シナモンの香りがあります。フルーツ系からスイーツ系・柑橘系・ハーブ系までそろっているので、その日の気分で選びましょう。
キャンドルのサイズは直径約6.3×高さ4.3cmで、燃焼時間は約13時間です。
商品名:大河商事 LUFINE 013
ROSY RINGS「ティンキャンドル」
「ROSY RINGS」は、アメリカ・コロラド州のブランドです。キャンドルには自然由来の成分のみを使用し、一点一点手作りされています。
「ティンキャンドル」にはココナッツワックスがブレンドされており、さらにコットン芯が使用されているので、ススが発生しにくくなっているのもポイントです。
「アプリコット&ローズ 」はアプリコット・プラム・ピンクローズといった、上品で繊細な香りを楽しめます。パッケージには、香りにちなんだ花がデザインされており、華やかな雰囲気です。キャンドルサイズは直径約7.5×高さ7.2cmで、燃焼時間は約50時間です。
商品名:ROSY RINGS ティンキャンドル
ローズ好き必見!【ジョー マローン ロンドン】の限定コレクション | Domani
手作りしたい人に「ジェルキャンドルキット」
ジェルキャンドルとは、パラフィンワックスやソイワックスの代わりに「ジェルワックス」を使ったキャンドルです。色や素材でアレンジしやすく、キャンドル作り初心者にはぴったりだといわれます。
「自分でおしゃれなキャンドルを作りたい」という人は、ジェルキャンドルからチャレンジしてみましょう。簡単・手軽に作れる、ジェルキャンドルキットを紹介します。
グレイス「ボタニカルジェルキャンドルキット」
ドライフラワーや花材をたっぷりあしらった、おしゃれなジェルキャンドルを作れるキットです。キットには「ガラス容器」「芯」「ジェル」「花材(6種)」が入っており、すぐにキャンドルを作れます。詳細な説明書付きで分かりやすく、子どもと一緒に作るのもおすすめです。
キャンドルに香りを付けたい人は、アロマオイルをプラスしてアロマキャンドルにしてもよいでしょう。付属のガラス容器のサイズは、口径5.8×高さ7.0×胴径8.8cmです。
商品名:グレイス ボタニカルジェルキャンドルキット
キャンドルのある暮らし「ジェルキャンドルキット」
キャンドルアーティスト監修のジェルキャンドルキットです。初心者にも分かりやすい作り方の説明書が付いているため、「作れないかも」という心配はありません。間違えやすい工程はワンポイントアドバイスでサポートされています。
キットに含まれるのは「ジェルワックス」「ソイワックスソフト」「糸芯」「座金」「モールド」「アジサイ(プリザーブドフラワー)」です。鍋や温度計、ペンチ等は自分でそろえましょう。
このキットで、手のひらサイズの「シーリングキャンドル」「シーリングランタンキャンドル」を作れます。
商品名:キャンドルのある暮らし ジェルキャンドルキット
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