デイリーにもフォーマルにも大活躍! 定番ヘアアレンジ「くるりんぱ」したハーフアップの基本
超簡単なのに盛れて見える「くるりんぱ」を使ったアレンジ。くるりんぱは誰もが知っているアレンジテクのひとつで、オフィスシーンでもオフの時でも、ややかしこまったフォーマルな場でも使えるマルチさが人気です。巻く時間を入れても手早くやれば5分程でできるから時短アレンジにもなり、不器用さんの味方になってくれること間違いなし!
簡単でシンプルだからこそ、ちょっとしたコツでもっと素敵に見せることができます。今回はくるりんぱハーフアップを紹介します。
最初に巻いておくこと
ストレートでもいいですが、今っぽいこなれたラフ感を出すなら巻いておくのがおすすめ。髪にカールがついて華やかに見せることが目的のベース巻きは、きれいに巻こうとせずランダムな巻き方でOK。カールの曲線が一定にならないよう、巻いた後はしっかりほぐしておくことも大事です。
巻き方はこちらを参考に!
巻き終わりはこんな感じ。
ざっくりと巻いておくだけで、アレンジした時にニュアンスが出るのでこのひと手間をぜひ取り入れてみて。
髪はV字に分け取る
ハーフアップの髪を分け取る時に、ほとんどの人は直線で取るのではないでしょうか? その際、髪の内側が「V」の字になるように分け取ると、くるりんぱした時に結び目が浮かずきれいに仕上がります。
この後、分け取った部分を結び、結び目の上に隙間を開けてそこに上から毛束を入れ込んでくるりんぱにします。
くるりんぱした後に表面の毛束をランダムにつまみ出す
くるりんぱにした後は、表面の毛束を指先で少しずつつまみ出してデコボコさせるとこなれ感がアップします。最初のベース巻きで髪にランダムな動きがついているため、適当につまみ出すだけでOK。最初からグッとつまみ出しすぎると後で調整できないので、少しずつつまみ出すといいでしょう。
つまみ出した後がこちら。
最後にバームなどのスタイリング剤をなじませながらフォルムを整えて、完成です。
くるりんぱにすると結び目が締まって、アレンジが崩れにくくなります。後頭部に立体感が出てシルエットにメリハリがつくのも、素敵に見える秘訣。ハーフアップのほか、ひとつ結びに取り入れたり顔周りにあしらったりできるので、様々な「くるりんぱ」アレンジを試してみてくださいね。
撮影/田中麻以 ヘアメイク/本木亜美(GARDEN) モデル/金子ゆり 構成・動画作成/斉藤裕子